大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

THEO(投資・ロボアドバイザー)ってどう?②手数料のお話し

 

hiro-fukudome.hateblo.jp

 

おはようございます。

前回の記事の続きです。

 

今回は「手数料」のお話しです。

THEO・Welthnaviの手数料は年1%です。

それを毎月割で発生します。

 

120,000円を預けている場合

120,000×31/365×1%=約101円<31日の月の場合>

となります。

 

仮に1,000万円を預けていた場合は約8,500円となります。

ただ、THEOは運用額に応じて手数料の割引があります。

 

1,000万円なら年0.65%となり、手数料は約6,250円となります。

 

「毎月預けている資産に対して一定の手数料がかかる」

というところがポイントですね。

 

そして、この手数料について「暴利、ナンセンスだ!?」とコメントをしている投資家の方がいらっしゃいます。

 

で、検証できるのかな?

って思ったんですけど、これが本当に難しい( ;∀;)

そりゃそうですよね。リターンは当然一定じゃないし、そもそも私自身が金融はド素人ですから。

 

なので、今回は細かいことはバッサリ捨てて次の様な考え方で計算してみました。

 

①THEOに預ける … 1,380万円(初期100万・毎月3万円×30年)

②預金 … 1,183万円

③手数料 … 0.7%

【THEOホームページより】

 

毎月?%のリターンなら初期100万・毎月3万円積み立てて30年後に1,380万円になるか?

というシンプルな考え方です。

イメージとしては次の様な感じです。

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逆算して、最終年の結果は次の通りです。

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赤字の部分で、THEOでは1,380万円・定期預金で1,180万円となったので

約2%弱/1年のリターン率であれば、理論上はTHEOのシミュレーションと一致するという結果です。

 

そして、肝心の手数料ですが最終月は1ヶ月で約18,000円です。

30年間の累計は約150万円です。

 

確かに高い!と思うしそう評価・感じられても仕方無いのかな?

と思うんです。

 

が、一つ肝心なことが抜けています。

それは『dポイント』です。

THEOは預かり資産1万円につきdポイントが1ポイント付与されます。

ドコモユーザーなら、1.5ポイントです。

それを加味すると次の様になります。

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累計で約38万円分のdポイントが付与されています。

手数料150万円の約25%に相当する額です。

 

かなりザックリですが、肝心なことは『多面的・立体的な視点』だと思うんですね?

また、何よりやってみて時間が経過しないと結局のところ、評価できないというところに行き着くと思います(笑)

 

私の場合は、「なんとなく楽しそう♪」という動機で始めたので、旅に出したお金さんがどういう感じになるか?の視点で資産運用を楽しんでいきたいと思います(=゚ω゚)ノ

 

THEO(投資・ロボアドバイザー)ってどう?①元本割れのリスク

おはようございます。

というより、明けましておめでとうございます♪

 

昨日から仕事始めで出力8%位の低空飛行です(笑)

 

さて、本日は私が利用しているTHEOについてのお話しです。

THEO [テオ] by お金のデザイン

 

サービスとしては資産運用をAIとプロがしてくれるもの。

従来の、例えばイデコや投資信託と違うのは資産の見直しを毎月してくれているところです。

また、運用手数料も1%と低額に設定されているというところも売りです。

 

サイトにある通り、最初に100万円・毎月3万円を預けた場合のリターンとして…

90%の確率で1,380万円 ~ 10%の確率で5,965万円になると紹介されています。

普通預金の場合は、1,183万円ですから9割以上の確率で1.2倍になるというから魅力的にうつります。

 

ただ…本当に?大丈夫???胡散臭くない?

と思うのは当然の疑問ですよね('_')

 

そういった声や疑問にこたえられたなということで、身銭をきってその体験をお伝えしたいと思います。

 

長文になりそうなので、今日は一つだけ。

 

①元本割れのリスク

恐らくこれが一番怖いところかな…と思います。

先回の記事で紹介した様に、私の保有する株式は完全に元本割れです(笑)

80,000円で購入したものが現在約50,000円、約33%の元本割れの状況です。

 

THEOではどうだったか?

コロナ禍の影響はあり、2020年3月の資産評価が低く約マイナス25%でした。

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仮に100万円預けていたら、75万円の資産評価ですから痛々しいですね。

私自身も10万円以下の投資額とはいえ、下がり続けるんじゃないか?

という不安は多少はありましたが、逆に追加投資も検討していました。

 

なぜなら、株式市場全体が値下がりしているからです。

御幣を恐れずシンプルに言えば、バーゲンセールの状態だからです(=゚ω゚)ノ

 

ブランドものの洋服が通常10万円で、25%オフ7.5万円で購入できる感じです。

景気回復し、元値10万円になり売却すれば2.5万円の利益になります。

 

私としては、元本割れといっても半分とかにはならないんだ…

というのが大きな収穫でした。

 

もちろん、一社のみの株式であればその会社が倒産すれば100%元本割れですが、色々な会社に投資しているので、それはありません。

分散投資しているということは、収益がプラスのところもあればマイナスのところもあります。

それをTHEOでは自動で行っているため(リバランス)、約4か月後にプラスに転じ、秋口以降はプラス5%程度で推移しています。

 

『とはいえなぁ…リスクあるじゃん?元本割れは怖いよ(*´Д`)』

と考えがちなんですが、少し視野を広げると日常の何気ない行動から自然と元本割れを起こしてますよ?

 

それは銀行の振込手数料です。

銀行の円金利普通預金0.001%程度です。

つまり100万円預けて1年で10円のリターンです。

 

では、振込手数料は?

 

ね?少し暴論ですが(笑)、こうやって捉えると資産は確実に減っていると思いません?

 

積極的に攻めに行ってリターンを得に行く。

やばそうだったら、引き揚げれば良いや♪位の気持ちがあれば、最小限のリスクで済むのかな…と個人的には考えます。

 

今年もありがとうございました!最後は投資・節税などのお話しです。

皆様、まさしく激動の2020年本当にお疲れ様でした…。

晦日、いかがお過ごしでしょうか?

 

私は12/31~01/03までのお休みのため、いつもの4連休です(笑)

忘年会などのイベントも無く、医療従事者ということもあり生まれてはじめてくらい年末・年始っぽくない大晦日です。

 

そして今はMr.ChildrenのDomeTourを音量Maxでかけながらブログを書いています(*'▽')

 

さて、このブログは皆さまの生活に寄り添ってプラスになるような情報を少しでもお届けしたいというスタンスでお届けしています。

主に社会保険や税がメインになるのですが、今日は投資・節税などのお話しをしたいと思います。

 

まず、FP2級・AFPの試験を通じて、極めて金融資産系統は苦手です。

なので、皆様の知識に産毛が生えた程度の知識しかありません。つまり、多少間違えたことをお伝えするかもしれませんが、それはご愛敬・勉強中ということでお願いします。

 

ただ、経験だけはできるよな(*'▽')

ということで、2020年…投資を3パターンを始めました。

その運用状況をお伝えして、投資への一歩を踏みだすキッカケ、あるいは参考にして頂ければと思います。

 

iDeCo +5,000円

メインバンクの三菱UFJ銀行のライトプランを利用しています。

運用の結果は以下の通り。

 

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 評価損益 +2,747円

他、掛金の全額が税額控除の対象となります。

12,000円/月 × 12ヶ月 = 144,000円/年額

144,000円 × 税率5% = 7,200円

節税効果 +7,200円

 

合計約10,000円のプラス!と言いたいところなのですが、手数料が毎約440円/月かかります。年で約5,300円。

(初期費用が約4,000円ありますが、来年以降を想定し除外しました。)

 

②株式 -21,000円

 

hiro-fukudome.hateblo.jp

以前書いた通り、DDホールディングスさんの株式1単元購入しました。

はてさて結果は…


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マイナス25,900円(笑)

超元気ない結果です(*´Д`)

 

こんなに下がるんだ~というしみじみする結果でした。

ただ、逆に同じ飲食系は安いんじゃないか?

という単純な思い付きから、賞与でクリエイトレストランツの株を1単元購入しました。

それがプラス4,900円

というわけで、最終的にはマイナス21,000円です。

 

③THEO(ロボアドバイザー)+8,000円

ウェルスナビなどで最近注目されている、投資運用サービスです。

AIななどを駆使して、預けた資産を運用するサービスです。

キャリアのdocomoからおススメもあり、10,000円/月から積み立てています。

はてさて、結果は…


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思っていたより、元気な結果!

自分もはじめてみようかな♪という方もいらっしゃるかと思いますが、それはちょっと待った( ゚Д゚)です。

不勉強ながら、気になるところがあります…。

そのことを書いてそれを見て頂いてから、スタートして頂ければと思います。

 

さて、投資の結果としては…

iDeCo +5,000円

②株式 -21,000円

③THEO +8,000円

 

え?トータル13,000円のマイナス?

やっぱり投資は怖いな、やらない方が良いのかな?

と単純には思いそうですが、節税がクッションになります。

 

それが

ふるさと納税 +17,000円

夫婦で約70,000円のふるさと納税をしました。

返礼品の上限が30%、少々下げて25%としたら17,500円分の返礼品を頂けことになります。

 

さらに

⑤ポイント +20,000円

私はJCB(ノーマル)を使用しています。

今年のポイントの累計は約4,000ポイント。

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キャッシュバックなら1ポイント3.5円

nanacoなら5円

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となります。私は住民税をnanacoで支払うためnanacoへ還元予定となり、評価としては+20,000円です。

 

というプラス面が約37,000円相当あります。

加えて、株式はこれから上昇する可能性もあります。

また、株主配当や優待もあるため平面での評価は難しいと思います。

 

私が投資に踏み出したのは、ふるさと納税やポイントのクッションがあるので多少は良いや、趣味的にやってみようと思えたからなんですね?

資産形成・運用を素人なりに考えてみてあれこれ試してみている段階です。

 

もちろんプラスになれば嬉しいですし、マイナスになると不安にもなりますが、あれこれ試してみるのは楽しいです。

 

私としては、毎月、珈琲一杯くらいのプラスリターンがあれば良いくらいの気持ちなので気長にあれこれ試し続けてみたいと思います。

 

さてさて…最後の最後に今年一番の長文記事になりました(笑)

来年も懲りずに定期的に記事をアップしていきますので、お時間ありましたらお読みください。

 

来年はド派手に忘年会ができるような年になることを祈りつつ、皆様が健康に過ごせることを草むらの影から祈っています♪

 

 

 

医療従事者がお話しするコロナの現状③

 

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おはようございます♪

更新頻度が少なく、申し訳ないです(*´Д`)

 

今週は…

①体調不良で休んだ影響

 →給与等は進んでおらず、休み分の日数位残業が立て続いた。

②給与・賞与、年末調整に社宅探しと期限近めの仕事が相次いだ

③スタッフ2人感染

 

と、まぁ…これでもかというほど暴力的な日々でした。

 

「大福さんがお休みしてる間、進めておきますから!」

という上司をあてにしていたわけではないのですが、見事に停滞していました(笑)

 

さて、そんな『コロナ第三波』真っただ中の医療従事者(事務職)のお話しをします。

 

前回の夏位の第二波と比べてですが、四方八方から攻撃をくらってる感じです。

例えば、スタッフと同居している家族の職場でコロナ感染あるいは子供の小学校でコロナ感染など、勤務しているスタッフが直接感染しているのではなく、間接的な感染報告が増大しました。

かくいう私も妻の病院で感染が確認され、妻がPCR→検査結果が判明するまで自宅待機というパターンが3回程ありました。

第一波・第二波と比べ、格段に距離が近いという印象です。

 

秋口位からさらに厳戒態勢だったのですが、スタッフ2名の感染が判明しました。

 

ただ

やはり怖いのは感染経路がさっぱり分からないということです。

感染判明から2週間以前、自宅~職場+最低限の買い出しなどいわゆる濃厚接触者に該当する様な行動は一切とっていないのです。

となると、通勤時あるいは感染していない家族経由か…???

 

とはいえ、基本的な感染予防対応が全く無駄かといえばそうでもないです。感染はゼロにはできないけど、感染率は下げられます。

改めて基本に立ち返り、凡事徹底です!

 

そして、医療現場全体ですが疲弊している様に思います。

具体的にどうのというより、空気感が…そんな感じです。

 

感染者・患者さんが減少し、ワクチンが有効で、特効薬ができて…というプラスの方向

 

ではなく

 

感染者・患者さんが増加し、消耗品も不足だし、ベテランのスタッフから抜けていくというマイナスの方向

 

に向いている様に感じます。

私も含め「医療従事者」と言われますが、20代の看護師でいえば職を離れればどこにでもいる普通の女の子です。

旅行も行きたい、ワインも飲みたい、友達とも遊びたい

そんな普通のことが感染源となり状況によっては患者さんを死に追いやりますから制限しています。

でも、こんな戦時中みたいな状況…さすがに一年が限界です。

 

『使命感』いま私たちを支えている大きな原動力です。

少なくとも私も看護師の妻もいずれ感染することを覚悟してますし、子供たちにも伝えています。

状況によっては、私の田舎に疎開させることも選択肢として残しています。

 

ま、悲壮感たっぷり?な感じですが、私は大丈夫です。

この30年以上インフルエンザに罹っていませんし、だいたいの病気は唐揚げカレー大盛+ビール、バファリン飲んで爆睡で治療してきましたから(*'▽')

 

そして、上司からの厳命。

「何があっても、事務方は倒れないでください。私あるいは大福さんが、もし感染し不在となった場合、病院は足元から一気に崩れます。」

 

「具体的な対策はありますか???」と私が問うと

 

「最終的には気合です」

という現代医療とはかけ離れたありがた~いお言葉を頂戴しました(笑)

 

皆様も基本的な感染対策、体調管理をお忘れなく♪

急に休めと言われても( ;∀;)

おはようございます♪

12/17木曜日の事です。

・目まい ・倦怠感 ・集中力が持続しない (発熱なし)

などの症状が朝からあり、とりあえず出社して様子見ながらと思っていたのですが、右肩上がりで調子が悪い…。

こりゃあかんな…と感じ始めたのですが、給与計算の真っただ中なので休むわけにはいかん。

とりあえず、上司に報告。

 

「念のため、早退して静養して下さい。」

そりゃ当然だわな…と思いましたが、給与計算の処理をするためPCなどの持ち帰りをお願いしましたが、却下。

たまたま通りかかったドクターに上司が声をかけ、すたすたきて2秒ほど私の顔を見て…「うん、過労だね。休んだ方が良い」と勝手に診断(笑)

「いやいや、せめて触診とか血液検査くらいしましょうよ( ;∀;)」の一言もガッツリ無視!

 

少々抵抗したのですが、看護部長なども出てきて多勢に無勢で勝算が無くなったので、早退することにしました。

 

とはいえ…

急に休めと言われても困ります。。。

 

基本的に外出禁止なので、外食や映画、マンガ喫茶に行くわけにもいきませんからね(笑)

とりあえず、夕ご飯作ってその日はゆっくりすることにしました。

 

そして、翌日「体調良いので、出社します!」と電話したら…

「院長はじめ皆と検討の結果、今日も休んでください」

の一言。

 

いやいや

昨日も思ったけど、やる気満々で

急に休めと言われても困ります。。。

 

人間というのは面白いもので、普段は休みたいな~とか怠いな~とか思っているのに、急に休みが決まると戸惑うんですよね(*'▽')

 

とはいえ、業務命令ですからその日も少しの勉強と休養をすることにしました。

 

少し厳戒すぎないか?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが…

仕方ないのかな?と思います。

 

なぜなら、病院スタッフにコロナ陽性者が1名出たためです。

 

私が所属する総務は私と上司の2名。

つまり、どちらか片方がコロナ陽性となった場合…

一気に足元・土台から崩壊します。

 

それは普段から話していたことなので、私的にはあれこれ感情的には思うところはありましたが、この2日は静養をメインに過ごさせて頂きました。

 

今日一日は社労士の学習を軽めにして、読書でもして明日に備えます!

 

高年齢雇用継続給付の謎。誰か教えて下さい(笑)

皆さん、こんばんは♪大福でございます。

 

今日、数年ぶりに「高年齢雇用継続給付給付金」の初回申請に行ってきました。

 

いやいや…以前は年数回申請に行っていたのに、あれこれ忘れてるもんですね?

久しぶりに自転車に乗った感覚に似てます。

 

さて、労務の担当者として労働保険・社会保険、他色々な制度を知ってご案内をしますが、いくつか大切にしていることがあります。

 

その中の一つが、制度の趣旨・背景、理念です。

 

ただ、稀に本来の趣旨とずれるというか、言いようのない気持ち悪い制度があります。

そして、それはスタッフへの説明にも活かされますが、自分的にスッキリ理解できない制度は当然にスッキリ・ハッキリ説明できません。

 

その一つが『高年齢雇用継続給付』です。

 

まず、その制度の趣旨をざっくりと。

一昔前までの定年と言えば60才。

ただ、昭和63年の年金法の大改正に伴い各年金の支給開始年齢が段階的に65才となりました。

よって、60才定年となった場合に65才まで無収入となる事態が起こります。

よって、企業へ定年延長の努力義務を課すことになり、近々その年齢は65才から70才へ引き上げが予定されています。

 

ただ、ここで問題が起こります。

それは定年・再雇用に伴う、給与の改定・減給です。

各統計を見ると、概ね現役時代の50-40%位が減給の目安です。

 

いや、そんなに減るなら働く意味も無いよな…

と思う人もいるよね?

 

ということで誕生したのが、『高年齢雇用継続給付』です。

「給与が減るんですか?なら、国(ハローワーク)からサポートしまっせ!」

という感じです。

 

で、何が気持ち悪いのか?

それは、改定・減額を補ってねーじゃん?

というところなんですね。

 

具体的に金額でお話しします。

 

現役:50万円

 

この時、定年退職後に受け取る給与が25%以上減らないと給付金は支給されません。

この場合で言うと、375,000円未満となると給付金が支給されます。

で、そこから少しずつ支給が始まり、(理論上の)支給額のピークは定年退職後の受け取る給与が305,000円となった時で、その支給額は45,750円となります。

 

では、ここで問題です。

定年退職後の給与が現役時代の半分、25万円となった時の給付金はいくらになるでしょうか?

答えは35,000円です。

 

ね?変でしょ?

 

定年退職後の給与支給額が減り、それを補う趣旨?なのに給与が減れば減るほど、給付金も減るんです。

減額が少ない程、給付金が多いのです…。

 

並べて俯瞰するともう少し分かりやすいかな?

現役:50万円

定年退職後:

給与30万円 + 給付金4.5万円 = 総額34.5万円

給与20万円 + 給付金3.0万円 = 総額23.0万円

給与10万円 + 給付金1.5万円 = 総額11.5万円

 

この原因はやはり、定年退職後の給与×15%という謎の計算式にあると考えています。

なんで、現役時からの減額分×15%にしなかったのかな?というのが私の考えなんですよね。

それなら…

現役:50万円

定年退職後:

給与30万円 + 給付金3.0万円 = 総額33.0万円

給与20万円 + 給付金4.5万円 = 総額24.5万円

給与10万円 + 給付金6.0万円 = 総額16.0万円

 

と、補ってるぽいでしょ(*'▽')?

 

 

とはいえ段階的に廃止の方向へ向かっていますので、もやもやしたまま終焉に向かいそうです。

 

逆に、うまく説明できる方いたらぜひ教えて下さい!

 

 

 

 

FP目線の年末調整

おはようございます。

 

今日は久しぶりに「年末調整」のお話しを。

昨日、給与計算システムに各情報を登録し一段落しました。

あとは登録状況のチェック、最終の源泉徴収簿のチェックで完了といったところです。

 

さて

 

私自身の経験値で言うと、累計で5,000件を超える年末調整のチェックをしていますが、最近少し面白くなってきています。

 

原因はAFPの知識・知見によるものです。

具体的には「保険」の分野です。

 

凄く端的に言うと、保険の入り方がぐちゃぐちゃしているな…という印象を受けることです。

 

パターンで言うと、次のような人が多いです。

 

①保険料の低い『定期保険』にたくさん加入している

補償の内容が重複していることが多いです。

割安感からか、「とりあえず」加入している人が多い印象です。

 

『定期保険』は掛け捨てタイプが多いので、必要が無いのに加入していると、もったいないな…と思います。

 

いやいや、必要で加入している!という方もいらっしゃいますが補償が過剰っぽい人も多いので、それよりは下の『終身保険』にした方が良い様に考えてしまいます。

 

②「終身保険」の未加入者の多さ

保険に加入したいんですけどどうすれば良いですか?

という質問があれば、まず『終身保険』がスタートになります。

なぜなら、終身保険はいわゆる「死亡保険」だからです。

例えば不慮の事故などで亡くなった場合、葬式代など一定の費用を用立てる必要があります。

人は必ず死にます。

なので、死亡に対してまず備えるというのは必然の流れとなります。

 

保険料は年齢が上がるにつれて、上がりますので若いうちに加入をされるのがおススメです。

 

③無保険者の多さ

これが少し不安。

「公的保険」でカバーできるので、問題ありません!

という自分なりに合理的な解答があるんであればもちろんOKです。

ただ、話しを聞くと「良く分からないし、お金がもったいないから」という意見が多いのかな?と思います。

 

ベースとなるのは公的保険ですが、カバーしきれない部分・より手厚くしたい部分を見極めて保険を選択し加入するということが大切だと考えています。

 

じゃ、お前は大丈夫なのか?!

と声が聞こえてきそうですが、残念ながら大丈夫です(*'▽')

 

なぜなら、『年末調整の際に、毎年チェックしているから』です。

10年位前にほけんの窓口で勧められたものに加入したのですが、AFPになり改めて確認したらベストな組み合わせでした♪

 

ただ

 

当時から子供も一人増えて年齢も重ねて、AFP取得して現状では軌道修正が必要だな…というのも実感しています。

 

なので、見直し・組み換え検討中です。