大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

はちみつレモン

おはようございます。大福です。

 

給与計算、そしてこれからお話しする年末調整の準備万端!で迎える週末です。

案件が立て込んで×2の10月で一山超えたな~と少しほっとしつつもこれからが本番という心境です。

 

さてさて、本日は年末調整の準備のお話しを。

・年末調整の担当者:準備のヒント

・スタッフ:苦労してるんだな…

というのが伝われば嬉しいです。

 

 

準備の基本①スタッフ目線

年末調整、に限らずですが準備の基本は受け取り対応をするスタッフのレベルに合わせる必要があります。

 

扶養控除申告書に所得を記入する欄に所得の記入欄があります。

ポイントは『収入』ではなく『所得』であるということです。

私は一時期『「収入」と「所得」の違い』や『所得の計算方法・ツール』などを紹介・解説してましたが、「無理だ…('ω')」という結論に至りました。

そのため私の作成する記入例には『100万円(給与)』という書き方を推奨しています。

収入の額と種類を記載してもらい、担当者レベルで所得計算をする

という方法です。

 

昨年新設された基礎控除申告書も「全ての所得」を記入する欄があるのですが、紆余曲折を経て「株式会社〇〇のみの収入」「その他所得0円」という書き方を推奨ています。

 

税法上問題の無いレベルを確保しつつ、簡単に表現し、負担を軽減できるか?

私はこれを基本として対応をしています。

 

準備の基本②フィードバック

①と比べてこちらは年数を経て改善していくものです。

これは各社の風土やスタッフの年齢などによりまちまちですが、

昨年トラブルになったこと、リクエスト、担当者目線での改善項目

などをメモなどに残し今回の年末庁調整に活かすというものです。

私が取り組んだ事例で少し紹介します。

 

〇初年度

申告書ごとに配布し、スタッフに取り合わけてもらえる

⇒トラブル「どの申告書も同じに見える。どれが必要?」

     

▼翌年

★改善:個人ごとにセッティングしたもの部署ごとに配布

    申告書ごとの目的を明示

⇒トラブル「どこに申告書があるのかわからない」

 

▼今年

★改善:個人ごとにセッティングしたものに給与明細を同封

今年は100%の精度で全スタッフへ配布ができるものと考えています。

 

準備の基本③:とことんやる!

②フィードバックを見た担当者の中には「やりすぎでは?」と思う方もいらっしゃると思います。

私もそう思いますし、感じてます(笑)

スタートの心情・建前的には親切心ですが、より突っ込んだ本音の部分ではこれだけ準備に腐心してるんだから、締め切りに間に合わないという言い訳は許さないよ?

という思いが強いです。

担当者として一番しんどいのは締切期限が後に後になるという状況があります。

「〇〇だったので、提出を遅れても良いですよね?」

〇〇の部分が担当者の非であるなら、譲歩する必要があると思います。

フィードバックに書いた様にどの申告書が必要かわからなかったなどです。

これを先回りして封殺していけば、最終的には自己責任しか残らないはずです。

 

目指すは『はちみレモン』

最近思うのは、年末調整に限らず総務のあらゆる対応は野菜嫌いの子供にどう食べさせるか?を思う日々の連続であるということです(笑)

極論ですが、年末調整なんて適当に流して良いんですよ?

未提出でも確定申告すりゃいいんですから。

ばっさり言えば「自己責任」に行き着くわけですから。

 

ただ、大変だろうね…。

という、いわば親心的な感じで?時間や神経をすり減らしてるわけです。

 

ただ、見た目が不味そうな年末調整でもうまく調理してスタッフに食べさせる必要があります。

私のイメージは『はちみつレモン』です。

・申告書が個人ごとにまとまってる

・給与明細も同封されてるので、貰い忘れも無い

・記入例もばっちり

・受け取りから締切期限までや1ヶ月超

我ながら甘~いです。甘やかしすぎです('ω')

 

ただ、レモンもあります。

それは締め切りです。

ここは酸っぱくばっさり切り捨てます。

 

今まではこちらにも譲歩する余地はありましたが、今年は無いですよ?マジで('ω')ノ

そんなわけで、今年はどうなることやら…道中楽しみたいと思います♪

総務はなにやってるのか良くわからない問題

おはようございます。大福です。

 

少しずつ寒くなってきましたね。

私は実家で酪農に5年ほど従事してましたので、暑さ・寒さに比較的強いです。

冬でも室内ではステテコ・半袖で過ごし、水のシャワーでも十分です。

ただ、妻から「見てるだけで寒くなるから、何か羽織って!」と言われてパーカーを着ています。

子どもが「水シャワー?やってみたい!」と言うので2月の真っただ中試しにやったらっ絶叫し、妻から「虐待だよ!」と突っ込まれ自分のズレっぷりを痛感してます('ω')

 

さてさて、今日は知人からの問い合わせというか愚痴っぽい話です。

「総務課は何をやっているのか良く分からない。成果物は何か?」

と役員に言われて凹んでます。普段から頑張ってるのに…。

というもの。

 

 

なぜ総務のやってることはわかりにくのか?

他部署と比較して、アウトプットするものが少ない・地味、簡単そう

というのが一つだと思います。

営業であれば契約・売上、経理であれば決算書

など目に見えるカタチで現れます。

 

それと比較すると総務って基本的に地味です。

・電球の交換、資機材の補充なんて総務・庶務っぽのから

・エアコンが寒い・効かない、更衣室が匂うという「それ総務?」という問題

かと思えば

マイナンバー導入に伴う諸規約の制定

といった高度な対応まで要求されます。

 

私の主担当である給与もかなり高度かつ広範囲な知識・経験が要求されます。

が、毎月支給額はそんなに変わらないし、給与計算ソフトでやってるんでしょ?楽勝じゃん?的なことを言われたこともあります。

 

また、メンドクサイことを言ってくる部署というものあると思います。

年末調整や健康診断など、本人がやりたくないことを偉そうに言ってくる的な?

身も蓋も言い方になりますがこっちだってやりたくてやってるわけではないんですよ?

法律で決まってるとか、上司の指示とかで嫌々やってることもあるんです。

 

無くならないと分からない存在(涙)

そんな地味な総務ですが、その価値というのが一発でわかる方法があります。

それは総務という部署の撤廃です。

私も本当にマジで言われたことあります(笑)

ちょうどあれこれ転職も検討していたので、後任には経理労務を引継ぎ、総務系は廃止することになりました。(社長の指示)

 

ただ、その会社を退職してからそんなことを言ってた社長から「あの時はすまなかった」というお電話を頂きました。

お話しを聞くと、私(総務)がいなくなってから会社は徐々に荒れたということです。

まず、衛生面の悪化。

私は社長からの指示で、毎朝会社周辺・階段の掃き掃除、終業時にデスクの拭き掃除などをしていましたが、退職後に誰もやらなくなり汚れが目立ちはじめたとのこと。

次にいちいち仕事に集中できない・中断する。

顕著だったのは誰も電話をとりたがらない。コピー用紙などの資機材を誰も補充しない、官公庁からの問い合わせ対応など突発的な業務が増えというもの。

細かなところに気配りがあって、当たり前の裏側に苦労があるとは知らなかった

とその言葉は嬉しかったですし、改めて自分の仕事に誇りを持てた瞬間でした。

 

日報という主張(という名の叫び)

とはいえ、

「総務課は何をやっているのか良く分からない。成果物は何か?」

の問いに対しては

「総務課を撤廃しましょう!それなら分かりますから!!」

というのは危険です。

最悪

「あれ?総務いなくても大丈夫じゃね?」

となったら目も当てられません(笑)

 

一つの対応としては「日報」です。

私が実践していた方法としては…

①就業15分前は日報の時間

②その日の仕事を時系列で書く

③数字を意識する(何分対応したかなど)

④改善・要望を添える

⑤翌日の予定を書く

→メール形式で報告。

というものです。

 

情報を共有し、何しているか?の可視化です。

地味に忙しいんだよ!の主張・叫びです('ω')ノ

 

と、ここまで書きましたが大切なのは立場を入れ替えた視点です。

総務課・未経験の人からはどう見えるか?

本当のリクエストに応えられてないのでは?

など真摯に受け止めて、誠実に対応していけば総務の大切さは自然と滲みでてくるのかな?と思います('ω')

10月支払給与に減額の可能性あり

おはようございます。大福です。

窓辺から見える景色は…雲が多め。しかも厚めの雲なんで暑くなりそうです('ω')

 

さてさて、まずは一つ大切なお話しを。

テレビでも散々やってますが、明日は10/11は平日です!

多くのカレンダーが祝日表記になっているので要注意です。

 

そして、もう一つついでに今月の給与は要注意です!

というお話しをします。

 

 

10月の支払い給与が激変?

「あれ?給与の振込額ががいつもより3万円位少なくね?」

これは私が受けたお問い合わせで、確認の結果

『間違えでは無いですね。。。そしてこれは1年間続きます』

というものでした。

お子様が産まれたばかりで、年で36万円は痛い以外の何物でもないんですが…

毎年10月の支払い給与が激変することがままあります。

 

年一回の社会保険料のメンテナンス

いきなり給与がマイナス3万円?

この正体は『定時決定』と言われる制度です。

一言で説明すると社会保険料のメンテナンスです。

 

まず、社会保険料は給与の額により決められます。

ただし、総支給額の〇%とかにすると、事務手続き上あれこれ煩雑になります。

そのため、〇円~〇円は△円という感じでランク分けされています。

言葉で説明するよりも、ご覧になった方が分かりやすいと思います。

保険料の表

 

会社へ入社した際の給与に合わせて保険料が決定します。

ところが退職までいいか?といえばNoです。

例えば昇給・降給、交通費の変更などがあり報酬と釣り合っていない状況が発生します。

 

割と良くあるのが、アルバイトさんです。

メチャクチャ働きます!という前提で加入したけど実態は働いてない…

給与の半分が社会保険料で持っているかれてる的な状態です。

 

というわけで、年一回社会保険料は見直し・メンテナンスを行っています。

専門的な言葉で『定時決定』と言います。

 

メンテナンスのルールは?

では、メンテナンスのルールはどうなっているのか?ですが

毎年4月・5月・6月の支払い給与の平均

→9月分(10月支払給与)から変更

というルールです。

たった2行で説明するとシンプルなんですが、本気で説明すると嘔吐する可能性があるので今回はここまでにします(笑)

 

前段のマイナス3万円の人は4月~6月の給与が多かったため、社会保険料が高くなっていたということでした。

 

この給与というのは基本給とか交通費のみならず変動給も含まれます。

つまり残業代とか成果給など「たまたま給与が増えた」というケースでも社会保険料が増額される可能性があります。

 

ここまでは他のブログで割と書いていることなんですが、ここからは…

実務担当者の裏側

マイナス3万円になった人に対して提案した裏技

のお話しをします。

 

昇給して減額(*´Д`)

ここからは倫理観とか好感度とか?そういうの無視で快楽主義者的な感じでお話しします(笑)

担当者のスタンスによるのですが、人数が少ないということもあり私は一通りチェックしています。

まず最初にチェックしているのが、等級が変更になる人です。

その中でも個人的に好きなのは、昇給して社会保険料が上がって給与が減る人です(笑)

 

給与 249,500円

社会保険料 33,768円(健康保険料 11,808円 厚生年金保険料 21,960円

↓昇給 +1,000円

給与 250,500円

社会保険料 36,582円(健康保険料 12,792円 厚生年金保険料 23,790円

 

1,000円昇給したのに、社会保険料はプラス約3,000円…。

所得税地方税、年末調整まで考慮すればプラスマイナスゼロ位かな?

と思うのですが、それにしたって残念ですよね。

昇給して手取りが減るって(笑)

 

社会保険料をコントロールするために大喧嘩

前段のマイナス3万円の人ですが、結果的には年明け位から社会保険料を下げることができました。

方法は「定期券の変更」です。

 

そもそも何でこんなに給与が上がったのか?というと消費税の駆け込み需要による成果給の一時的・急激な上昇でした。

なので、数十人レベルで同じような現象が起こっていました。

基本的には4月~6月の3か月平均で社会保険料を決めるのですが、「特例」として1年平均で決める方法があります。

駆け込み需要の反動減もあり、収入が激減しているのに社会保険料が激増

という二重苦を少しでも解消したいという思いがあり、組合健保さんなどに「特例」の相談をしましたが、答えは「No」でした。

 

当時30代前半と若かった?

生半可に知識もあった?

というのあるんでしょうが

その交渉過程とか説明の仕方とかが納得のいかなかったんですね?

「売られた喧嘩は買ってやるよ!」

的な感じになり、正面突破の方法をとりました。

 

それは「随時改定」です。

社会保険料は年一回のみならず、固定給の変動があった場合も更新されます。

そして私が目を付けたのが「定期券」の変更です。

 

本人の意向もあるので、どう?って聞いたら思いのほかノリノリだったんで通勤ルート・定期券代を変更し「随時改定」の申請し、社会保険料のダウンに成功しました。

 

ただ、これはダーティ・オフホワイトな手段です。

その証拠?に組合健保さんからは「喧嘩売ってます?」と言われました(=゚ω゚)ノ

 

いずれにせよ、今月の給与は要チェックです。

将来の年金のみならず、傷病・出産手当金、遠くは住民税にも繋がります。

これを機会に社会保険料の確認をして頂ければと思います。

 

偉大な発明 第八位

おはようございます。大福です。

 

現在、早朝5時ころ。窓辺から朝焼けが本当に綺麗です♪

そんな爽やかな感じとは裏腹に最近は調子?バイオリズムが変です。

午前中はガッツリ仕事!休憩明け15時位から急減・失速する日々です。

変な立ち眩みもするし。年か?

 

たぶん、先月退職した後輩君の分をカバーあるいはリカバリーでバタついているからでしょう、と自分に言い聞かせています(笑)

 

さてさて、本日は下記のニュース・所得税のお話しです!

立憲民主党「年収1000万円以下」所得税免除の衝撃公約! 実現なら勤労者の9割超に恩恵が(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

 

 

政治的思想はありません(笑)

まず、大前提として私は立憲民主党を応援してます!皆様の清き一票を!!

とか、そういうのは一切ありません。

妻から

「ね~ね~、これってどれくらい免除?キャッシュバックあるの?」

の言葉がきっかけです。

面白う、そんなシンプルな興味本位ですので悪しからずお願いします。

 

どれ位のキャッシュバックになるのか?

非常にざっくり計算してみました。

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独身・社会保険料は年収の13%にて試算。

日本の平均年収のラインが約400万円とすれば、10万円弱の減免・キャッシュバックです。

ただ、やはりというか…

高所得者の方が減免額が大きいですね。

年収400万円の減免が約9万円。

じゃ、年収800万円なら倍の18万円?ではないんですよね。

ざっくり5倍の45万円。

 

日本は累進課税のため、致し方無いとは思うのですが…

弱者救済を謳うのであれば、『逆累進課税?』あるいは『逆累進免税』?とか、要は低所得者ほど減免率を高めに設定しないと本末転倒な気もします。

 

どれくらいで手もとに入るのか?実行可能なのか?

これは最短で今年12月の給与です。

代表の枝野さんが仰ってる様に、年末調整で還元は十分に対応可能です。

そして実行もかなり容易です。

給与システムで計算をしている企業であればプログラムを更新するだけなので事務負担は無いも同然です。

こういった面では、かなり合理的かつナイスな方法だとおもいます。

ただ、法改正とか必要だと思うんですよね。

仮に3日位でクリアしたとしても、年末調整の真っただ中での制度変更はやめてほしいですし、カオス間違いないです('ω')

確定申告での対応・減免というのも想定されているようですが、5,000万人以上の処理を国税庁・税務署が処理できるか?というとかなり疑問です。

なので、やはり年末調整が現実的な路線の様に思います。

 

ちょっと考えてほしいこと

妻や一般的な方は減免とプラス面に目がいきがちです。

ただ、私は全く逆の印象です。

所得税は目立たず簡単に上げられる

 

なんせ、給与プログラムを更新するだけですからね。

数分程度の更新作業で増税は可能だし、数千円程度の増税はぱっと見はわかりません。

 

源泉徴収票を見て、「あれ?税率1%上がってる!」なんて人がいたら教えて下さい。

ほぼ何かの変態です(笑)

 

恐らく

消費税を毎年1%ずつ上げて最終的に20%にする

は反対も多く目立ちます

しかし

所得税を毎年1%ずつ上げて最終的に20%にする

は気づきにくいと思います。

 

そんなことする?

って思う方もいると思いますが、現実として厚生年金保険料は15数年かけて約5%上昇しています。

厚生年金保険料の引き上げが終了します

こんな超極小の上昇気づかないんじゃないでしょうか?

 

そういった観点からも、源泉徴収って偉大な発明だなって感心するんですよね。

私的には、一位・株式会社 二位・車輪 三位・コンテナ …八位・源泉徴収位のパワーはあると思っています。

 

 

 

 

 

 

不自由を楽しむ生活

おはようございます。

ご無沙汰の大福です(*'▽')

 

しばらくぶりの更新です。

言い訳するわけではないのですが、5本くらい記事を書いて、しっくりこなくて記事を上げず、十二国記の新刊を読みふけっていた2週間でした。

 

ただ、このままだと廃墟ブログになりかねないのでアップします(笑)

 

今回はしゃおれさんの記事へお邪魔して引用したいと思います。

FIREと隠居と「年収90万でハッピーライフ」と - 日々のあれこれーのんびりくらし

 

 

年収90万円で生活できるのか?

結論から言うと、年収100万円未満でも十分生活できます。

というのも、以前FP協会のセミナー・実例であったからです。

 

いくつかパターンがあったのですが、切り口としては「非課税生活」という観点でした。

その方は、国民年金(付加年金あり)で年収80万円のみの一人暮らしの女性でした。

マンション住まいでローンは支払い済みというアドバンテージはあるのですが、月の食費などの生活費は月平均4万円。

なので、年30万円程度は介護状態などの有事に備えて貯金されているとのこと。

他にも何パターンがあったのですが、共通しているのはその収入に合わせて生活をされていることと、住民税非課税になるように調整されていることです。

ではでは、住民税非課税の収入とはいくらなのか?

非常にざっくりですが、給与収入100万円・基礎年金158万円です。

つまり、理論上は年収250万円程度は『無税』で生活できます。

さらに、この住民税非課税って色々なところで優遇されています。

例えば、入院した際に食費を払うのですが一食460円・一日1,380円です。

ところが住民税非課税の場合、要件を満たせば一食100円・一日300円です(笑)

 

住民税非課税を狙うのはなかなか難しいとは思いますが、支出を減らすことは収入を増やすのと同じ意味がありますので「見えない収入」といっても過言ではないのかな?と思います。

 

FIRE(お金と幸福度)

数年前からちらほら聞くようになったワード。

確かにWebや書店でもノウハウは溢れています。

 

ま~…

お金の中ことで困らないというのは、率直に言えば羨ましいですが目指そうとは思ってないです。

 

人が生きていくうえで必要不可欠なものは3つ。

①お金 ②健康 ③孤独

だと私は考えています。

FIREで恒常的に解決できるのは①で、②③は解決できるのか?という疑問が残ります。

 

ただ、真っ向からFIREを否定するわけではないです。

というのも、年収と幸福度は比例関係があると言われているからです。

国民性や論文などによりけりすが、概ね年収800万円程度までは収入に比例して幸福度(満足度)が上がり、それ以降はそれほど上がらないとされています。

年収800万円以降の幸福度を上げる方法は無いのか?で言うと、一つの目安としては貯蓄1億円というのを見かけたことがあります。

ただ、これは幸福度というよりも安心感の色合いが強いようです。

FIREで貯蓄1億円。ここまでくるとお金に対する不安感は無くなるのではないかな?と思います。

大切なのは収入と貯蓄のバランスだと思います。

 

FIREと隠居

しゃおれんさんが仰っていた『FIREと隠居(年金暮らし)』の違い。

かなりドラスティックな答えですが(笑)、FIREはゼロになる可能性ありだけど年金は死ぬまでゼロにならないってのは一つの答えだと思います。

条文にも明記されているのですが、基礎年金の失権は死亡のみです。

コロナなどの疫病が流行って国家の危機だろうと、死ぬまで支給・保障されます。

一方、FIREは株価の影響などをもろに受けるパターンもありますから、死ぬまで安心とはいかないのかな?と思います。

 

不自由を楽しむ生活

収入は幸福度上げ、貯蓄は安心度を上げる効果があります。

その方法としてFIREを目指すのは手段としてはおおいにありです。

ただ…私自身はあまりFIREに魅力を感じないんですね。

 

中流層のひがみ

と言われればそれまでなんですが、やっぱりそれほど裕福でない今の状態が性にあってるんですよね。

お金の不足があり、不自由・制限があるからこそそれを知恵・知識で補う

という状態が常にあり、不自由を楽しむ生活・日常が私は好きです。

100円握りしめて駄菓子屋に行く、あの感じです(=゚ω゚)ノ

 

はい、かなりとりとめの無い文章になりましたが最後に一言。

FIRE・貯蓄1億円、羨ましいな~(笑)(*´Д`)

 

給与担当の奇妙な物語り

こんにちわ♪大福です。

 

給与…一段落しました。

7月に続き、かなりタイトでしたが何とか乗り切りました!

 

私が今の病院に勤務しだして、約1年半。

給与担当者としてメイン(丸投げ)となって半年あまり。

 

給与計算の経験自体は10年以上のキャリアがあるとはいえ、慣れるということなくホッとしております。

 

さて、皆さんも仕事をしていると不思議な出来事にでくわすことありませんか?

本日は私が遭遇した不思議なお話しをさせて頂きます。

 

 

時給、下げましたよね?

『あの、私の時給下げましたよね?』

給与計算に集中しきっていたのもあるのですが、いつの間にか横にいて話しかけてきたスタッフ。

「はい?えっと…。まず少し離れて頂けますか?給与関連の情報があるので…。」

「時給…ってことは給与、ですよね?私は聞いてないし更新した記憶も無いです。」

 

『そんなはずはないんです。下がってます。』

 

「下がっている、ということは…逆算して単価が下がっていた!という感じですか?」

 

『いえ、支給額です。働く時間は変わらないのに下がってるんです。』

『ということは…時給が下がってるってことじゃないですか?』

 

「…あ、そうなんですね。5分ほど待って頂けますか?」

「今、調べてみますね。」

…賃金台帳をプリントアウトし、支給額÷勤務時間で計算…。

 

「う~ん…1年間、ぱっと見は時給は下がっていないですね。」

 

『そんなことはありません!〇月頃から確実に減ってるんですよ!』

 

「えっと…〇月? あ~勤務時間が3割くらい減ってますね。」

「時給ではなく、勤務時間が減ったから支給額は減ったんじゃないんですか?」

 

『おかしいいですよ。勤務時間は減らしてないですもん。』

 

「その付近のタイムカード(紙)持ってきますね。」

「(確認し)やっぱり、減ってますよ?」

「打刻し忘れ、とかありましたか?」

 

『そんなことはありません。私は打刻漏れしたことはありません。』

 

「つまり、このタイムカードは正しい。ということで良いですか?」

 

『当たり前です。だから時給が減ってると言ってるじゃないですか?』

 

「時給は〇円ですよね?じゃ、勤務時間×時給で計算したら金額にズレは無いですよね?」

 

『だから、何度言えばわかるんですか?毎月〇円位だったのが3割くらい減っている。』

『勤務時間が変わらないなら、時給が…』

 

「えっと…このタイムカードを見る限り、勤務日数が減少していますよね?そしてこの勤務情報は間違い無いとおっしゃてるのであれば、やはり支給額が減ったのは勤務日数の減少ではないんですか?」

 

『いえ、時給が減らされたからです!』

以下、続く…。

 

いや、怖いですよ(笑)

その方の上司にも報告・相談したのですが

「そうなのよね。昨年から物忘れとか、仕事中にボヤっとしてたりしてたのね。ご高齢なこともあって、ケガの恐れもあるから本人に説明・了承もらってシフト減らしたんだけどね…」

 

はい、次行ってみます。

 

いえ、出勤してません

給与計算で勤怠情報をチェック中。。。

「あれ?〇さん3日連続で退勤が打刻されていない。」

(先ほどとは別の方です。)

「〇さん、この3日間ですが退勤が打刻されていないので時刻を教えて頂けますか?」

 

『えっと…この3日間は出勤してません。』

 

「あ、じゃ誰かが間違えて打刻したのかな…。でも勤務予定表では出勤予定ってなってますよ?出勤日数が不足するので欠勤控除になっちゃいますよ?」

 

『いえ、出勤してません。欠勤で大丈夫です。』

 

「了解です。じゃ、念のため責任者に確認しますね。」

 

後日

「…て感じなんですが、監視カメラの映像確認して良いですか?」

→いいよ。そっちの方が手っ取り早いし

ということで出勤時刻付近の監視カメラ映像を確認。

「あれ?…やっぱり出勤して………定時で退勤してるな。3日全部。顔がわかるとこをプリント、と。」

 

「あ、〇〇さん!確認したらやっぱり出勤してましたよ。院内の監視カメラで確認して3日出勤してました。」

「これ、〇〇さんですよね?顔がわかるとこプリントしました。」

 

『いえ…これは…私では無いですね。人違いです。』

 

…だから、怖いですって(笑)

 

共通して言えることは

「両名とも程なくして退職された」

そして

「まっすぐな瞳でこちらをみていた」

です(*'▽')

 

プラス上司・後輩君いわく

「大福さんはぶれなく、威風堂々たる姿勢でした」

だそうです。

いや、そんな評価はいらねっす。

謎の敗北感に打ちひしがれてるんですから(*´Д`)

 

来月以降も平穏な給与計算ができることを心から祈念しています('ω')

 

再始動②

 

hiro-fukudome.hateblo.jp

 

おはようございます。大福です。

パソコンの継ぎ目部分(ヒンジ)の破損により、画面と本体が首の皮一枚みたいな状態です(笑)

 

さて、前回の続きです。

偉そうに「方向性」とか書いてましたが、やることはシンプルです

「ゼロベースでインプットからはじめる」

 

結果として合格ラインには達していないのですが、やはり地道が一番の近道だと思います。

 

とはいえ、このままでは二の舞になりかねないですし、知識・経験のアドバンテージもある程度あるので、二つほど資格に挑戦予定です。

 

①年金アドバイザー2級

②DCプランナー

 

この2つに取り組む予定です。

 

①については、書店で過去問などをみたのですが…

「ナニコレ?社労士試験よりも難しくね( ;∀;)?」

というのが正直な感想です(笑)

 

難しさの要因は「記述式」です。

社労士試験では、まぁ多少ぼやっとしてても字面から違和感を感じで対応ができることも割とありますが、記述式はそうはいかないです。

正確な知識が無いと、対応はできないですからね。

特に私の様なNot理論派、理由はよくわからないけど勘で解けるタイプには良い修行になりそうです。

 

いずれにせよて、年金科目は30/70と大きなウェイトを占めていますので、最優先課題として取り組みます!

 

次に過ごし方です。

今回の受験を振り返ると、肩に力が入りすぎてたかもな…というのが少しあります。

もうちょっと、リラックスして道中楽しめないかもんかなと少し反省しています。

 

とりあえず9月いっぱいはのんびり・充電して10月からは本格始動です!

そして、ちょっと書きたいな…と思っている記事がありますので、そちらも9月中に下書き程度は終わらせたいなと考えています。