【本日のお話し】
ご無沙汰しております。
よーやく労務領域の大一番、算定基礎届の対応が終わりました。
夏が来るな…って感じです。
さて、皆さんは血の気の引く思いをしたことがありますか?
私は算定基礎届で死ぬんじゃないか?という思いをしました。
そのお話しを。
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秋口…11月くらいだったと記憶しております。
組合健保さんからの電話から事件は始まりました。
健保・カスミさん
「大福さん、アルバイトさんの算定基礎届が出ていないので、提出をお願いできますか?」
大福
『あ、そっか社員はシステムで健保さんと自動連係だけど、アルバイトは別・手作りなんでしたね。担当に確認してすぐ提出させます。』
↓
大福
『太郎君(仮名)、健保さんから電話があって算定はまだですかって?』
太郎君
「大福さん、サンテイってなんですか?」
大福
『え、いや算定は算定だけど。…前任者の花子さんから引き継いでるでしょ?』
太郎君
「いや、無いっすね。」
大福
『わかった。ちょっと確認するね。状況によってはえらいことになるかもしれないから。ちょっと構えてて。』
↓
大福
『花子さん、太郎君に算定の方法って教えなかったんですか?』
花子さん
「???サンテイって何?」
大福
『いや、花子さんのさらに前任のイチローさんから引き継いでません?』
花子さん
「いや、知らない(笑)」
↓
大福
『イチローさん、つかぬことを伺いますが…算定って知ってます?』
「サンテイ?なんじゃそりゃ?知らんぞ('ω')ノ」
というわけで、アルバイト給与・社会保険担当のイチロー(初代)→花子さん(2代目)→太郎君(3代目)と担当3世代が算定をしていなかったという事実が判明しました。
時系列でお話しすると5年前から、アルバイトさんの社会保険加入を法令に則り対応し始めました。
その時の担当者がイチローさん(初代)、2代目・花子さん、3代目・太郎君という流れです。
彼らはもともとお店にいたので、国民年金と厚生年金の区別とかも良く分からず、『作業的』にあれこれ対応していました。
よって、月変とか算定とかも知る由もありませんでした。
というわけで、5年間…算定していない事件成立です(笑)
諦めが悪いので、健保・カスミさんに5年前・初加入からの履歴を追って頂きましたが…算定の履歴はありませんでした。
ただ、血の気が引くのはこれからです。
ふとした疑問です。
なぜ、ウチだけ算定を出していなかったのか?
他のグループ会社も似たようなもんで、ウチの太郎君とLVはそう大きくは変わらないのではないか?
健保さんに加入しているアルバイトさんの算定はなされているのか?
この考えに至った時は、本当にサッと血の気が引き、体温が5度くらい下がったような気がしました。
健保・カスミさんに率直にその疑問をぶつけ、確認してもらったところ健保さん全体でアルバイトさんの算定ができていなかったことが判明しました。
健保さんでも専門の教育を受けたわけでなく、OJT中心の教育だったようで?抜け落ちてたみたいです。
それからは…地獄のような日々でしたが長くなりましたので、続きは次回。