【本日のお話し】
通勤手当がなくなれば年金はどれくらい減るのか - ゆとりずむ
面白い記事がありましたので、のっかります(笑)
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こちらの記事にもある様に、通勤手当が減ればそれだけ年金が減ります。
私も以前、似たような記事を書きましたが厚みが違います('ω')ノ
確かに長期的にみると、年金への影響も多いです。
が、根本的にはそれよりも大きいのは短期的な給付金です。
年金以外に影響を与えるものの代表格としては
・育児休業給付金
が、あります。
他にも…
・介護休業給付金
・高年齢雇用継続給付金
さらに…
・限度額認定
・労災の各給付金
等々も影響を与えます。
実はこれらの給付金等の金額の計算にあたっては、『交通費も報酬』として取り扱います。
つまり、遠隔地から通っている人・通勤手当が高いとそれだけ給付金の額も多いのです。
例えば、3万円分の通勤手当が支給されている人は、育児休業給付金の金額が約2万円多いことになります。
色々な考え方があるんでしょうが、私からしたら意味がわかりません。
なぜなら可処分所得的には同じなのに、受け取れる給付金が違うんですよ?
イメージとしては次の様な感じ。
弥生さん
給与 10万円 交通費 10万円 → 134,000円
皐月さん
給与 10万円 → 67,000円
てな感じです。
弥生さんの交通費は定期券等の購入で実質プラスマイナスゼロです。
つまり、手取りは二人とも10万円。
が、しかし…給付金は倍の差です。
これが育児休業給付金のみならず、傷病手当金や労災の各給付金もです。
う~ん…
お休み前の所得補償という観点からみると…どーしてもずれてるように思うんですよね。
あえて逆手に取るなら、交通費を高額にして給付金も高額にするという技もあり、なのか?
【まとめ】
育児休業給付金については、今後大きく動く可能性のある制度です。
国も男性の育児休業取得を強く推進していく予定の様です。
この点も後日お話ししていく予定です。