大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。

年末調整担当者のジレンマ

皆さん、こんばんは♪

 

さて、今日は年末調整担当者の誰もが一度は抱える?ジレンマのお話しを。

 

担当者以外の人からしたら、年末調整ってどんな感じなんでしょうか?

私はず~っと担当者なので想像にしかならないのですが、たぶん「何か毎年良くわからないのが会社からくるな~、めんどくせーなー」位のもんなんだろなと思ってます。

 

ただこの認識は改めて欲しいし、危険だよってことをまず言いたいです。

 

確かに会社からあれこれ渡されて(なかば無理矢理訳もわからず)書かされてますが、間接的に税務署に提出してます。

あくまでも、責任の義務や罰則が適用されるのは本人です。

 

この考え方に基づくなら、年末調整担当者はスタッフから提出される各申告書をただただ機械的に処理していけば良いことになります。

 

ただ、担当者からしたら見過ごせない問題があります。

それは「記入ミス」です。

例えば住宅ローン控除を計算せず借入額5,000万円と控除額にそのまま記入したらどうなるか?給与システムによっては給与の額がそのまま5,000万円超となる可能性があります(笑)

以前1,000人超の記入ミスをカウントしたのですが、例年10~20%位が記入ミスしてました。

税法やなんやで、ノーチェックは危険だなとなります。

 

じゃ、年末調整担当者がチェックするか…。となるわけですがここで問題が生じます。

「もし、自分が記入ミスして何らかの損害が生じたらどうなるのか?」

仮に50万円間違えたとしたら、それはスタッフ本人が払うことになります。

しかし、押しの強いスタッフに「会社が記入ミスしたんだから、損害賠償だ!」と(^_^;)

大袈裟な、、、と思うかもしれませんが私自身何度か激昂も罵倒もお叱りも受けたことあります。

 

じゃ、チェックしーない( `Д´)/

となると、先ほどの記入ミスが懸念され「会社はなにもしない!」と罵られる。

 

私自身、毎年毎年どれだけのチェックに関わりサポートすれば良いのか?本当に悩んでます。

例えば扶養控除申告に配偶者無し→子供の名前の記入があれば「寡婦(現・ひとり親)控除」に該当し減税になる可能性がある。

じゃ、確認する?となればそれっぽい人には全員に確認をしなければ不平等になりかねない、、、

てな感じです。

 

で、今年大改正がありました。

一番悩んだのはやはり「基礎控除申告書」でした。

 

で、結論。

 

必要な情報は整理して分かりやすく提供し、あとは自己責任でお願いします。

で、いきます。

やっぱり、ごめんなさい、全ての収入・所得を一人一人に理解させて把握するのは無理(笑)

 

基礎控除申告書を未提出なら、控除額48万円は外します。(=増税)

令和3年分の扶養控除申告書を未提出なら税額が高くなる乙欄でいきます。

 

ただ、突き放すのではなくアドバイスを求める人・困ってる人には惜しみ無くヘルプはします。

口汚い言い方ですが、「自分の利益に拘泥する人や無関心な人」には淡々とと対応します。

だって、、、自己責任だもん( ゚∀゚)人(゚∀゚ )

 

そんなスタンスを決めましたので、週明けには新たな試みを盛り込んだ各申告書をアップしますのでお待ちください🎵