皆さん こんにちは♪
大福です。
精神力が枯渇しているのか、少し生活に支障が出ています。
晩ご飯作ろうにも、メニューが浮かばない
とか
急に手が震え、動悸がする
とか
分かる人には分かる表現で言うと
を放った後の様な、感じです(笑)
はい、そんな思考力がぐだぐだの私ですが、せっかくなので社労士試験の問題を一つ紹介したいと思います。
選択式・厚生年金の問題です。
はい…どうでしょう?
わかる・わからないは別にして、こんな問題が「ちゃっす」みたいな軽いノリでやってきます(笑)
ただ、面白いもので修行の成果なのか初見・直感では「W」かな( ;∀;)
と思い、検証の結果「W」で確定しました。
予備校の解答速報でも、「W」でしたので、本当に安心しました♪
さて、どのように検証し、解答に至ったのか?
これはひとえに
・年金アドバイザー
の過程で得た経験でした。
具体的な言い方をすると、こののっぺりとした『平面の文章』を、具体的・現実に『立体的』にするというものです。
私の場合、サザエさんを召喚することが多かったです。
そうするとね、(不謹慎かもしれませんが)グッと状況が分かりやすくなり、「うぁ…面白!!」ってなることが多いんです。
正確性には欠けるかもしれませんが、私の思考イメージは次のような感じです。
ね?泥沼の関係でしょ( ;∀;)?
登場人物は6人。さぁ…誰が遺族年金をもらえるか?
というクイズだと考えましょう。
ストーリーとしては次のような感じです。
マスオさんとサザエさんには子供のタラちゃんがいます。
塩飽早生な日々は過ぎ、マスオさんとサザエさんは離婚してしまいます。
タラちゃんはサザエさんに引き取られます。
マスオさんは家を出ていきます…。
そして、時を同じくして、ノリスケさんも離婚します。
タイ子さんはイクラちゃんを引き取り、今の家に住み始めノリスケさんは家を出てしまいます。
運命の悪戯か…マスオさんとタイ子さんは次第に距離を縮め同棲を始めやがて結婚をします。
マスオさん、タイ子さんそしてイクラちゃんの3人の幸せな生活が始まります。
そんな矢先…なんとマスオさんが急死してしまいます。
タイ子さんは専業主婦。
どうやら遺族年金というのがあるらしい…
知人に紹介され、あなたに質問をします。
「私は遺族年金もらえますか?」
はい、あなたはどう答える!
正確、ではないことを前提に私の思考回路は次の通りです。
遺族年金の受給をできるのは(ざっくり)
①子を持つ配偶者
②子
が基本です。
この①②を見ると、①子を持つ配偶者(タイ子さん)さんじゃん!って思いがちなんですが、これはNoです。
条文上、「被保険者の子」となっており、「事実上の子」は含まないのです。
じゃ、問題です。
イクラちゃんは、マスオさんの子供でしょうか…?
問題文として、実子ではない&養子縁組もしていないとなっています。
よって、マスオさんの子供ではありません。
酷な結論ですが、イクラちゃんは他人の子です。
掘り下げた言い方をすると…
①マスオさんの子を持つ配偶者
②マスオさんの子
なので、この時点でタイ子さん・イクラちゃんは除外されます。
では次の候補者は誰か?
そう、前妻のサザエさん・タラちゃんです。
「前妻」ということで、サザエさんは配偶者ではありません。
よって、残るのは…タラちゃんです。
法律上は、タラちゃんが受給権を持つことになりますが、実質的にはサザエさんがお金を管理をすることになるでしょう。
残されたタイ子さんとしたら、どうなんですかね?
自分には遺族年金が一円も入らない。
けど、前妻のサザエさんには100万円以上の年金(非課税)が一定期間支払われる。
個人的には釈然としない思いがあるんじゃないかなぁ…なんて思いそうですよね。
はい、こんな感じで小難しい法律問題も味付け一つで風景が変わります。
もし上記のような、要は連れ子さんがいらっしゃる方は、配偶者の方と養子縁組するなどの対応も必要です。(遺族年金などの観点では)
そういう知見も得て頂けたらなと思います♪