こんばんは♪大福です。
今年42才になりますが、5年ぶりくらいに怒鳴られ・罵られました(笑)
「間違えてるのに、謝りもしない!」
「こんなやつに給与計算の担当者の資格は無い。少しの反省も色もない。」
などなど…。
私は休職中に通ってたクリニックのドクターに
「ごりごりのHSP(繊細さん)」
とお墨付きを頂いているので、人一倍…
人の感情、特に悪意や憎悪、嫌悪感をぶつけられた時のダメージが大きいです。
休職に至るトドメも怒鳴られたことで気持ちの糸が切れたことでしたし。
が、まぁ…対処方法は心得ている(つもり)なので、
土日で回復して、今は立ち直っています。
前置きが長くなりましたが、
「いや、なにしたん?」
ていうのが気になりますよね?
それは「年末調整」です。
ことのはじまりは、給与明細の配布後でした。
とある方が、割と大声で…
「なんだよぉ~これ、ありえないよ。異常!異常!!普通じゃないよ。」
と私のもとにやってきました。
「いつもより○万円も給与が少ない!なんなのこれ?!」
確認をしたところ…
『…年末調整の影響ですね。この「基礎控除申告書」が未記入ですよね?そのため給与が減った、ということです。』
「『です』じゃねぇよ!え?おかしいだろう?こんなに給与が減って!その原因を追究もせず放置して!これは記入漏れなんだから、普通は「大丈夫ですか?」って確認するだろう?」
「ありえないだろう?職務怠慢じゃないの?担当者失格だよ!えっ、謝れよ!」
「こんな何とか申告書なんて見たことも聞いたこともない。書いたこともないよ」
「それにさ、こっちは税金とか難しいことはなんも知らないんだから、普通は総務がカバーしたり、コンサルするんじゃないの?」
『謝罪…?コンサルですか?………』
「いや、完全にそっちが悪いのに謝りもしない!」
とここで見かねた上司が出てきて中断…
かと思いきや
「うわうわ…庇いだしたよ、異常すぎるよ。なにこれ?」
とりあえず、上司が別部屋に連れ出して事情を伺うことになりました。
私は、というとショックを受けて泣いている。
なんてことは無く、極めて冷静に臨戦態勢です(笑)。
なぜなら
昨年度、一緒に問題になっている「基礎控除申告書」の記入方法をレクチャーした記憶があったからです。
まぁ…なんというか社労士試験の合格までの過酷な道のりのお陰か、難問にぶつかった時に極めて冷静に対処できるようになっています。
また、先日参加した100kmウォーク後、精神力が一枚分厚くなったみたいで、動じることは無く、罵られながら『反撃』のことしか考えていませんでした(笑)
本当にオトナになったなぁなんてしみじみしてる位です。
そして、前年度以前の「基礎控除申告書」を確認すると…
『よっしゃ!やっぱり自分で書いている!とりあえず、大きな武器ゲット』
その後、上司が戻ってきたので、まずは謝罪。
『すみませんでした。貴重なお時間割かせてしまって』
「いや、大福さんは悪くないですよ。正しいことをして謝ることは無いです」
「ただ、まぁ…来年に向けて反省・改善は必要かな?とは思います。」
そこから、トラブルの論点や対策などを話しました。
①未記入のところを「未記入で大丈夫ですか?」と確認するのか?
これは「基本的には確認しない」で認識を共有しました。
総務としては
「未記入は申告ナシとして受け取る」
「申告書は間接的に関わっているだけで、加筆・修正はできない。」
というメッセージを発信する
理屈としてはとてもシンプルで、
「500円の領収書は500円の精算しかできない」
という感じです。
際限が無いし、100%の確認ができないことが大前提
であれば、一声かけるのはやろうくらいの感じです。
②チェックポリシーの表明
「総務は頂いた申告書をそのまま処理する。」
てな感じのメッセージを明確に発信することにしました。
全体会議でのアナウンス、申告書、マニュアル、掲示物などなど
要は「そんなの見たことない」というご意見への防波堤です。
③虎の尾を踏む
私は穏健派です。
無用な争いは好みませんし、平和主義者です。
ただ、今回に関してはあまりにも一方的に、衆目の集まる中で面罵されたので、内心は穏やかではありません。
「いや~さっきはごめんね。去年書いてたんだねぇ…。知らなかったよぉ~」
なんて、軽めの謝罪は頂きましたが…
来年度は静かに徹底抗戦の構えで行きます。
知らん、見てない、わけわからん
この言い訳は完全に封殺する所存です(笑)
上司も
「いや、あの人も虎の尾を踏んじゃったよね。大福さんが敵に回ることの恐ろしさを…知らなすぎるよね(笑)」
なんて言ってましたが、本当にその通りです。
まぁ…とはいえ、『正しいけど正解ではない』ということは改めて認識しました。
今回は上司やまわりの理解やを得られて、決着できましたが次は同じようなことにならないようにしたいなと思っています。