大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。

40代からどう生きるか?

皆様こんにちは♪

 

昨日は片頭痛で割と大変な状況でした。

午前中は目の前がちかちかするし、午後は頭痛が酷くて身動き一つとれないし…。

 

あぁ~…俺も40を超えて年をとったのかな( ;∀;)

と思っちゃうところなんですが、相変わらず一晩寝て完治です(笑)

 

さて、今日は40代をどう過ごすか?

そしてその先、どう年齢を重ねるか?をしみじみ考えてみたいと思います。

 

当たり前ですが初めての40代のため、色々と想像するしかないのですがこの年代って結構ナイーブな年代だと思っています。

 

特に私の様な、役職についていないいわゆる「平社員」、特に大企業で同期は部長・課長と一定以上の地位にいる様ないて年下や部下が自分の上司というケースもあるでしょう。

昇進の要素は色々あると思いますが、これから同期・できる部下に追いつけるか?というと難しそう。

では転職は?

恐らく「なぜ、管理職になれなかったのですか?と面接の際にも聞かれるでしょう。

私自信、5社ほど転職をして強く感じたのは、年齢を重ねたら役職者・管理職になるという文化が残る会社が多いということです。

 

私自身は管理職にあこがれを感じない、こてこてのプレイヤータイプなので、ある時上司に「なぜ年長者が管理職になる必要があるのですか?」と聞いたことがありましたが「そんなの、当たり前だろう?」の一言でした。

また、上司は年齢を重ねる毎にマネジメント能力が上がるということも言っていましたが…。

じゃ、若くして成功したジョブズザッカーバーグはどうなるねん?ていう話しです。

 

これはあくまでも持論ですが、人というのは能力と志向が一致するとその能力は向上していき、それを活かす環境があって本来の力を発揮できると考えています。

マネジメント能力が高い人というのはそういうのを見抜く能力が高い傾向にあると思います。

もちろん、年齢を重ねれば多少はその能力も上がるんでしょうが、生まれながらにマネジメント能力の高い人もたくさんいます。

 

じゃ、私の様な凡才はどうする~?

ってなるんでしょうが私自信は「組織のクッション」となり「組織マネジメント」を磨き、「痒い所に手が届くキャラ」→『徹底したサポートタイプ』になろうというのが40代のイメージ・目標です。

 

そして、50代。

一つとしては55才でセミリタイアしたいなというのが次の目標です。

ぶっちゃけこの55才セミリタイアについては妻にも一言も話したことのない内緒の話です(笑)

 

というのも二人目の子供が大学を卒業するのが55才なんです。

私もそれに足並みを合わせて、卒業したいなというのが率直な願いです。

55才以降は、自分とペット、ついでに妻が飢え死にしない程度に稼げれば良いくらいの自立をしたいと思っています。

起業がベストですが、誰かの役に立てるような何かには就きたいとは思っています。

それはまだ具体的には決めていませんが、そのための社労士だったりCFPという目標を一つずつクリアしていきたいな♪とあらためて思います。

 

育児休業の復職日は、入園日?

こんにちわ♪

今日は育児休業給付金のお話しです。

 

4月中旬頃に育児休業を終え、休職される方がいます。

いわゆる『慣らし保育』を考えると、5月頃まで給付金の延長はできないよな…

ダメもとで聞いてみよう。

 

ということで、給付金の申請ついでに聞いてみました。

 

ハローワークの方の回答。(赤:ハローワーク/青:私)

「慣らし保育」を理由に育児休業給付金の延長はできません。

予想通りです。

育児休業給付金の延長は、保育園に入所できないなど限定的な事情に限られますからね…。

と思ってたら思わぬ一言が。

 

『そもそも、保育園に入園した場合、復職扱いとなり育児休業給付金の支給は原則は終了です。』

 

え…( ゚Д゚)

そ、そうなんですか?

 

「保育園に入所できていらっしゃるんですよね?であるなら、復職はできるということではないんですか?」

 

いやいや、「慣らし保育」ですよ?

最初は1時間からはじめて、午前中と時間を延ばす。

環境の変化に伴い、発熱などの体調悪化も十分ありえる。

とてもじゃないですけ、復職できる環境ではないでしょう?

個人差はあるでしょうけど、最低でも2週間は必要ですよ?

 

ですから、復職は事業主と従業員の話し合いになります。

勤務時間や給与などは労使双方で判断・決定して頂くことになります。

 

もし、その労使の交渉が決裂し復職ができない、極論退職となった場合はどうなりますか?

雇用継続をいう法の理念に反しませんか?

 

…そうなると、個別の事情ということで「慣らし保育」の受給の可否を精査するということになるかと思います。

 

無知な私も悪いんでしょうけど…

私自身はこれまで「ならし保育」も育児休業の一連だと思っていたんですが、ハローワーク的には違うという回答。

 

ていうか、以前勤めていた際のハローワークと解釈が違うんだよな…。

 

個人的には現実的ではないので…しばらくその解釈は無視します(笑)

 

 

年収33万円で扶養(健康保険)から外れる?

皆様こんにちは♪

 

先日、次のような相談を受けました。

「このままの勤務を続けると、夫の扶養(健康保険)から外れそうです。」

「月10.8万円未満にしたいので、早退して良いですか?」

 

まぁ、結構無茶言うな…と思うのですが本人からしたら生活かかっているので、雇う側からしてもNo!とも言えない。

ただ、実は奥深い問題を抱えている「健康保険の扶養は月何円までOKなのか?問題」。

 

今日はこのお話しをしたいと思います。

 

まず、健康保険の扶養について一般的には…「年収130万円未満」で良いと認識されている方が多いかと思いますが、これは厳密にはNoです。

まず、年収の基準は1月~12月の12か月間で捉えるのですが、例えば1~10月で120万円の収入だったので、11月と12月は5万円位で押さえれば年収130万円となります。

が、1月~10月の一か月あたりの平均は12万円です。

 

そう、何よりも肝心なのは月収10.8万円未満で勤務するということが最も大切です。

私としてはキリもいいので、月収10万円以内を目安にご案内することが多いです。

 

では、もし繁忙期などがあってたまたま月収12万円になったら、即座に扶養から抜けるか?というとそれもNoです。

その場合、概ね3か月間の平均月収で判定されることが多いです。

 

ここが盲点になりがちなところで、実は最も注意を向けなくてはいけないポイントになります。

 

例えば今回のケースでいえば、2月の給与を10万円に無事抑えたとしても、12月・1月の給与の合計がざっくり22.4万円以上であれば3か月計32.4万円→月収10.8万円となり扶養から外れて下さいと通達される可能性があります。

 

そんなわけで、今回の方の勤怠を見ると…理論値ベースで3日勤務日数を減らし支給額を減らさなくては危ういということがわかりお伝えしました。。

 

整理すると次のようになります。

①月収10万円未満で勤務する。

②月収10.8万円以上となったら、3か月平均ではどうか?を確認する。

 

法の趣旨からは思いっきり外れるし、オフィシャルなものでも無いので100%安心か?

というとそうでもないのですが、気休め程度にはなると思います。

 

なぜ、この様なお話をしたかというと、多くの健保さんが3月末時点の被扶養者を対象に調査を実施します。

そして、アルバイトなどをしていると直近3か月間の給与明細の提出を求められます。

その3か月間が繁忙期で給与が多くなった場合、扶養から外れなくてはいけない可能性は高まります。

少なくとも、「年収130万円未満にこれからしますので、見逃してください。」は通じない可能性は高いです。

なぜならそれを証明する術が少ないからです。

 

なので、最悪の場合は年収33万円程度でも、扶養から外れてしまうということを頭の片隅においてもらえたらなと思います('◇')ゞ

(イメージ)

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給与デジタルマネーの夜明け

皆様こんにちは♪大福です。

 

すっかり週一更新に落ち着いちゃってる感じがありますが、元気よくいってみようと思います(笑)(*'▽')

 

給与デジタル払い解禁へ その課題とメリット(1/2 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン

 

さて、今週もっとも印象深かったニュースです。

 

皆様はどうでしょうか?

デジタルマネーでの給与支払い?

 

イメージ掴みにくいかな?と思いますので、もし実現したらベースで考えてみます。

 

デジタルマネー、とは言っても多種多様です。

身近なものでいうと…

・コード決済→〇〇Payシリーズなど

電子マネーSuicaPASUMOなど

プリペイド…国際ブランドクレカ・JCBなど

少しトリッキーなものでいうと、仮想通貨なんかも含まれますね。

 

なので、将来的には…

給与担当者「給与の支払いはどうしますか?」

スタッフ「じゃ、Suicaでお願いします。」

というやりとりになるイメージです。

 

じゃ、Suicaに給与が振り込まれた後はどうなるか?

そう現状では交通費・Suica対応のお店でしか使えないことになる。

端的に現金化できない。ということですね。

 

そこで、月一回は現金化できることが、振込の条件になりそうです。

 

ていうか銀行口座で良くね?

という意見は出そうなんですが、メインは外国人労働者の賃金の支払いだろうなと考えています。

外国人労働者が日本に来て苦労するのが口座開設です。

結構条件が厳しく「非居住者用の銀行口座」というものなるケースが多いです。

この「非居住者用の銀行口座」というのが厄介で、振込手数料が5,000円とかそのくらいかかります。

私も1件とかそんなもんしか経験が無いのでぼんやりですが、結果的に現金で渡した記憶があります。

 

そういう面では外国人労働者を多く採用する企業にとってはウェルカムな改正かな?と思います。

 

が、給与担当者としてはあれこれ想像すると大丈夫かな~…という不安はあります。

まず一番の不安は支払先の倒産等です。

会社が支払ったけど、スタッフが引き落とす前に倒産したみたいなケースです。

類似と言ってはなんですが、OrigamiPayはメルカリに吸収されています。

 

次に煩雑さです。

例えば、〇〇Payに50,000円、Suicaに50,000円、残りを銀行口座へ。

みたいなことを希望したときにどうするか?

断っていいのか、どれか一か所を選んでと言っていいのか?

妄想ですが、法の規制が無ければ民間はキャンペーンしそうなんですよね。

「給与10,000円振り込みにつき、500ポイント分キャッシュバック!」

的な(笑)?

私のようなミーハーな人間は、あれこれ試してみたくなるんですよね('ω')

 

とはいえ、デジタルマネーについては諸外国の方が進んでいる事例も多々あります。

例えばケニアでは「M-PESA」で利用されているお金はGDPの半分を超えると言われています。

スマホ一つで給与の受取やお金の支払い・受け取りなどができ、現金を持ち歩く必要が無いと言われています。

 

はてさて、デジタルマネーの夜明けとなるのか…。

ますます注目です

 

 

 

総務のお仕事~倫理観の醸成

こんばんは♪大福です。

 

さて、給与計算も一段落して総力を挙げて対応しなくてはいけないタスクがあるのでそのお話しを。

 

それは「食い逃げスタッフの殲滅」です(笑)

 

病院勤務でコロナ真っ最中で何言うてるんですか?

という突っ込みも聞こえてきそうですが、私の中では重要度高めです。

 

まずは経過から。

 

私が勤めている病院では、社員食堂があります。

翌週分を毎週金曜までに申し込みが原則。

イレギュラーの対応として、前日16時までの変更も可能です。

 

その申し込みをもとに、必要数を用意し、利用分を給与から控除するという流れです。

 

で、現在起こっている問題というのは申し込みをせずに食堂を利用している人がいるという問題です。

 

特に問題となっているのは、申し込んだ人が食堂を利用できないこと。

→現状では厨房の方に無理を言って追加で作ってもらっています。

また、申し込んでない人の特定にも月数時間を要している点も問題です。

 

私が勤務する以前から散発的・継続して起こってた問題ではあったのですが、なかなか担当部門では手が回らない…

また、規制を強化するなどすると食堂の利用が減り収益が減るという点もかなりネックのようでした。

 

というわけで、半年ほど前から私と担当部門と連携して実態調査を進めてその実態が分かってきました。

金額ベースで10万円/年間を超える額という結果。

これは担当部門も私の上長も「マジか…(*´Д`)」という感じでした。

 

対策を含め、あれこれ話している段階なのですが上長・担当部門と私の捉え方・ベクトルは結構違います。

 

私が最も危惧しているのは、モラルハザード・倫理観の欠如です。

 

今回の件を概念として捉えるのであれば

「黙っててもバレない。誰かが何とかしてくれるだろう」

という点です。

これを拡大解釈すると

「○○という薬を持ち出してもバレない。もしバレても誰かが何とかするだろう」

エスカレートする可能性をはらんでいるということです。

 

大袈裟な( ;∀;)

と思われるかもしれませんが、心理学等で「割れ窓理論」として立証されています。

割れ窓理論とは | ビジネス・心理学用語集:意味・解説など | ビジネス心理学

 

では、どのように対応していくか?

ケースバイケースですが、私は概ね次のステップで進めています。

 

①実態の把握・調査

 →事象の数値化

②スタッフへの掲示

 →皆が困っていることの案内

③部門ごとの指導・改善

 

そして、なお改善しないようであれば

④個人別(匿名)のランキング発表

⑤社員食堂の利用を制限(申込数しか用意しない・追加発注無し)

⑥罰則金の導入など

 

と、徐々に規制を強めていく感じです。

 

ポイントとしては…

「見られているな…」

「いざとなったら、本気で動いてくる…」

という実感を持ってもらうことだと思っています。

 

真っ当な考えの方でしたら、ここに気づいた時点で改めてくれます。

 

ただ、一方的に規制を強めるだけでは信頼関係が崩れかねないので、自分たちの行動が他人にどう影響するか?気づくキッカケをつくるのが何よりも大切なのかな?と考えています。

 

ちょっと大げさかもれませんが、倫理観の醸成という感じです。

 

 

 

 

 

 

 

ふるさと納税2020 ≪おすすめ3選≫

こんばんは♪大福です。

 

さて、今日は気楽なタイトルです(*'▽')

ふるさと納税をはじめたいけど、返礼品が色々あって迷う…」

という方は多いと思います。

 

そこで、私が2020年のふるさと納税で頂いた返礼品で嬉しかったもの3つを紹介したいと思います。

 

【訳あり】香取市産 さつまいもシルクスイート 約10kg×1 | お礼品詳細 | ふるさと納税なら「さとふる」

ふるさと納税をはじめて3年、30品目位の返礼品を頂きましたが、コスパ最強の一品でした。

同量のシルクスイートをネットショップで購入しようしたら、6,000円位します。

不揃いとあるのですが、大きかったり小さかったりで品質には何の問題もありません。

 

10kgなんて食べきれるのか…?

と思うかもしれませんが、我が家では2日前に到着して現時点で2㎏は消費しました(笑)

というのも調理が極めて簡単なのです。

炊飯器にさつまいもと水を入れて炊飯するだけ、それだけです!

(さつまいも自体泥もついていないので、水でさっと洗うだけです。)

 

味は…本当に美味しいです♪

タダでさえ美味しいのに、バターや塩をかけると悪魔的です。

さらに冷蔵庫でキンキンに冷やしたらスイーツです。

 

特におススメなのは、お子様がいらっしゃるご家庭です。

炊飯器のスイッチ押すだけですから、お子様でもいいつでも簡単にできるからです。

 

<期間限定>米粉の皮で包んだ餃子60個 【さとふる限定】 | お礼品詳細 | ふるさと納税なら「さとふる」

同僚でふるさと納税のおススメはありますか?

という質問を頂くのですが、即答で「餃子!!」と答えています。

 

餃子をおススメする理由は3つ。

①少額(5,000円程度)・コスパが良い

②美味しい

③種類が豊富

 

 

感じとしては、生鮮食品系(肉・魚介類など)はバラツキがある様に感じます。

が、餃子は本当に外れが無いんですよね…。

同僚も試しに頼んだのですが、美味しかったみたいで、餃子きっかけでふるさと納税にどっぷりハマっています。

 

 私自身、餃子は毎年頼んでるのですが今回は米粉皮の珍し気なのを頂きました。

餃子2種、1.2㎏あったのですが家族4人で一回で消費しました(笑)

付属のたれ、辛みそ含めて素朴で本当に美味しかったです♪

 

昭和56年創業博多若杉牛もつ鍋セット4~5人前 | お礼品詳細 | ふるさと納税なら「さとふる」

 ご紹介した2つ、他数品もどれも美味しかったのですが、2020年一番は「もつ鍋」です。

我が家では例年もつ鍋屋さんに行くのですが、今回は行けないよね…ということでチョイスしました。

正直期待していなかったのですが、例年行くお店と比較しても遜色ないくらい美味しかったです。感動すらしました。。。

スープは冷凍のものを希釈してキャベツ・ニラ、そしておススメのゴボウ、主役のもつ(たっぷり600g)を入れるだけで完成です。

そして、、、〆の冷凍ラーメンもついています。

このラーメンがね、反則だろう…ってくらい美味いです。

美味い超えてヤバいです(笑)

 

翌日は当別町さんの生うどんを投入して贅沢な年末年始を過ごせました。

家族一同、来年もリピートしたいとリクエストがあったのは初めてでした。

 

はい、というわけで私の独断と偏見で選ばせて頂きました。

参考にして頂ければ、幸いです(=゚ω゚)ノ

 

 

年金の支給額は現役世代の給与と連動しています。

こんばんは♪大福です。

 

給与支払報告書や法定調書など例年に無いスピードで対応しています!

さて、今日は以下のニュースの解説をしつつ年金の支給額ってどう決まるの?というお話しを。

21年度の年金0.1%程度減額 4年ぶり引き下げ 実質賃金低下が影響(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 

このニュースを見て、年金の仕組みなどを学習したこと無い人はどこに疑問を持つんでしょうね…?

初歩的なところから、年金の仕組みのお話しをしてみたいと思います!

 

タイトルにある通り、年金の支給額は現役世代の賃金(給与・賞与)と連動しています。

メチャクチャ平たく言うと、現役世代の給与がアップすれば年金もアップします。

その逆もしかりです。

 

こいう話しをすると、年金受給世代の方からは次の様な突っ込みがはいります。

「これまで給与から控除されて積み立てたやつをもらうんだから、関係ないだろう?なんで自分お金を満額貰えないんだ?」と。

まず、ここから発想の転換が必要です。

 

年金の基本構造は…

①働いている時に自分が納めた年金 → 65才になったらそれを取り崩す

ではなく

②今働いている人が納めた年金 → 年金を受け取っている人

という構造です。

これを少し専門的な用語でいうと、「世代間扶養」「相互扶助」ということになります。

 

支払われている年金の総額は年間約50兆円。

これを現役世代の保険料や税金などで賄っているということになります。

 

さぁ、ここで2択問題です。

年金の財源の確保はどちらの視点に基づくでしょうか?

 

①年金額が〇円だから、集められる保険料は〇円にしよう

 →年金の給付額がスタート

②集められる保険料は〇円だから、年金額はいくらにしよう

 →集められる保険料がスタート

 

さぁ、どちらだと思いますか?

… …

… … …

 

答えは②です。

これも専門的な言葉で言うと、「保険料固定水準方式」といいます。

 

え…(*´Д`)

てことは、少子高齢社会になるとどうなるの?

働く人が減ると集められる保険料が少なるから、年金は減るの?

となりそうですが、そこで国庫(税金)が出動します。

 

例えば年金を18万円受給しているとして、9万円が国庫・9万円が現役世代の保険料です。

(過去は、国庫が国庫が12万円・6万円が現役世代の保険料でした)

 

さぁ、長くなりましたが、ここまでが年金の初歩の初歩です(笑)

 

ざっくり年金の財源は半分は国が、半分は現役世代の保険料で賄われている。

では、年金の額はどうなるか?というと現役世代の賃金水準と連動しています。

 

例えば…

現役世代の給与 30万円 / 年金 30万円

のケースで考えます。

ある年、好景気で現役世代の賃金が5%・1.5万円上昇したとしましょう。

そうすると、年金も1.5万円上昇します。

つまり

現役世代の給与 31.5万円 / 年金 31.5万円

 となります。

 

では逆にコロナの影響などで現役世代の賃金が同じく1.5万円下がったら?

現役世代の給与 28.5万円 / 年金 28.5万円

 となります。

 

つまり、今回の年金額の減額はコロナで現役世代の給与が下がったから年金も下がるという結構シンプルな仕組みによるものなのです。

 

さぁさ、そしてもう一つ気になる小難しそうな言葉ありますね?

そう「マクロ経済スライド」です。

 

これは一言で言うなら、少子高齢化を見込んで年金の上げ幅を下げる仕組みです。

上記のお話しで言うと…

 

現役世代の給与 30万円 / 年金 30万円

↓好景気で給与+5.0% 

現役世代の給与 31.5万円 / 年金 31.5万円

 ↓ではなく、将来の少子高齢社会を見越して、上げ幅を-0.3%する!

 年金の+5.0%-0.3%

現役世代の給与 31.5万円 / 年金 31.41万円

 

では同様に…

逆にコロナの影響などで現役世代の賃金が同じく1.5万円下がったら?

現役世代の給与 28.5万円 / 年金 28.5万円

この場合は、さらに-0.3%はしません。

 

結構長くなったので、まとめますと…

①年金の財源は現役世代の保険料と国庫(税金)

②年金の額は現役世代の給与に合わせて増減する

③年金の額が上がる時、少子高齢に影響を考慮して増額は少し減る

という感じです。

 

そして、最後に皆様にもぜひ考えてほしいことがあります。

コロナの影響で…

・現役世代の給与が下がる → 保険料も減る

少子化が予想を超えて加速する見込み → 保険料を払う人が減る

・高齢者が増加する → 年金を貰う人は増える

になりそうな感じです。

年金の額を賃金に連動させるのであれば、年金を受け取る人達の生活が逼迫する恐れがあります。

じゃ、それを支えようとするとしたらどうしますか?

現役世代の保険料を増額しますか?

→現役世代の働く意欲が削がれ、消費が落ち込みませんか?

あるいは国庫を増額しますか?

→財源は?消費税をアップする?

 

私個人の感触ですが、本当シャレにならん事態になりそうな予感がするんですね?

 

その証左・歴史として、年金の大きな改正は概ね30年で行われてきました。

昭和36年(皆年金・皆保険の創設)

昭和61年(年金一元化

ネクスト?

 

さぁ、これからの年金関連のニュース、本当に注目です。