大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

そして一人になった

こんばんわ♪大福です。

 

長期連休明け、第一週目いかがお過ごしですか?

私は週明けからトップギアでギュウギュウに詰めて、終えることができました。

週明け以降は、給与計算が控えているのでキリ良く終えられれて少しホッとしています。

では、今週もいってみたいと思います!

 

 

そして一人になった

とある部署が異常事態、というか機能喪失に近い状態になっています。

経過としては…

まず2024年年スタートは4名編成。ひとりが他院へ応援目的で出向。

その後、てこ入れで3名入社。

入社した3名の内、2名は退職し1名は休職。

そして、先日…その部署の管理者が「来週から休みます」と宣言し引継ぎを始めました。

さぁ、問題です。来週からその部署は何名になるでしょうか?

 

正解は…2名です。

2名、とはいっても一人はアルバイトなので実質1名体制です。

 

私は宣言をした翌日に上司さんから状況を伺ったのですが、不可解というが理に適わないことが多々ありそっちの方が不安です。

まず、体調が悪いとはいっているものの自己申告です。

つまり、診断書などの提出は無いということです。

そういった根拠も無く…いつまで休みますという復帰のめども明言していません。

つまり、復職はしない公算が高いということです。

 

さらに、体調を崩した原因は私的なことではないということ。

つまり職務上の原因っぽいということ。

その原因は上役の方たちは把握してるっぽいのですが、すぐに対処できるものではないようです。(恐らく対人関係)

なので、残された2名もそのネガティブな要因に晒されフェイドアウトする可能性があります。

今回、急きょお休みになった方は…私から見た印象としては誠実で真面目、今回の様な不義理をするようなキャラクターではありません。

なので、驚いた・寝耳に水…ということでも無いんですよね。実は。

予兆・前兆、そしてその下地はあったように思います。

 

細かくは言えませんが、キャパオーバーで追いつめられたんだろうな…。

 

とりあえず、出向した方を呼び戻すようですが引継ぎなども考えると1か月程度はかかるようです。

それまで残された二人の勝負どころ、踏ん張りどころですね。

 

そんな話を別の上役の方と話してたのですが、

「そう言えば、大福さんが入社したときって5人いて、今1人ですよね?」

と聞かれました。

 

( ゚Д゚)???

 

そう言えばそうだ。

一人また一人となんやかんや減り、上司さん除き5人いましたね。

 

「なんか、そう考えると影響は感じないしむしろ良くないってるようにさえ思うんですよね。」

「大福さんって凄いを通り越して怖いし、変態の領域じゃないですか(笑)」

「どうやって対処したんですか?」

 

いや…

う~ん…

 

確かに気づいたときには一人で、いなくなった方の仕事がぬるぬる増えてった記憶はあります。

明確に覚えているのは、『優先順位は給与が①で社保系②、法定業務。③その他は影響のない範囲で断捨離して、自分に広めの裁量・決裁権があるって認識で良いですか?』と上司に確認したことです。

 

ただ、これは上司さんに伝えてませんが最優先は心身の健康でした。

最悪は休職・退職という選択肢もありました。

 

もちろん、そうならない様に最善は尽くしますがそれでも限界はあります。

なのでね、もし残される側でしんどい思いをされている方がいれば胸に手を置いて自分にとって何が大切か?を考えて頂ければと思います。

 

集中には二つのモードがある

過集中。ざっくり言うと、集中しすぎな状態です。

私が休職した際に、医師あるいはリワークセンターの担当者から指摘され、最も改善が必要と言われた特性・癖の一つでした。

 

特にリワークセンターの方からは、「集中しすぎ。大福さんがこれはサボってるな…くらいのんびりペースで並みの人です。」と度々注意を受けていました。

 

最初は集中力のコントロール、感覚が掴めずで苦労しました。

ていうか、集中ってなんなん?みたいな良くわからない森に入り込んでました。

 

ただ、そんな日々で過集中になる手前のサインを発見しました。

私の場合は、キィーンという金切音・耳鳴りの様なものが鳴り始め呼吸が浅くなるというものでした。

より現実的な現象でいえば、水に潜る感覚に似ています。

深呼吸して深く潜っていくようなそんな感覚です。

 

集中しだして耳鳴り・浅呼吸の兆候が出たら、お散歩をはじめ深呼吸をする。

これが私の過集中の対処法で、今もそれは継続しています。

 

そして、もう一つ手にいればスキルがあります。

それは「集中(拡散モード)」です。

 

これは「学び方の学び方」という書籍で紹介されているもので、とりとめなく考えが浮かんでいる状態・考えを整理している時間とされています。

この概念?との出会いはとても大きかったです。

 

何となく休むことは悪というか無駄・浪費している時間とばかりとそれまでは思っていたのですが、人間は休んでいる間も考えているのです。

 

例えば…集中して試験に臨んで終わってリラックスした瞬間に難問が解ける。

そんな体験はありませんか?

 

そういった意味で私は

集中モード … 作業・ルーティン業務

拡散モード … 仕事・難問や新規タスク

といった感じで使い分けています。

 

ただ、変わらないものもあります。

それはいずれのモードでも水中にいるというイメージは変わっていません。

 

集中モードは際限なく深く深く潜るイメージでこれまでと変わりませんが、拡散モードは海中で魚(タスク)や海上をしたから見上げて楽しんで泳いでいるイメージです。

 

はい。

もう一ネタいきたかったのですが、ちょいとお疲れですので今週はここまでです。

3連休、明日までゆっくりして頂ければと思います♪

2025年

明けましておめでとうございます。

大福です。

 

一般企業でしたたら、今日までがお休みというのが相場でしょうか?

私は31日から昨日までの、4日間で何気に、昨日・土曜日が初仕事でした。

妻も訪問介護でいつもと変わりない日常で、年末年始感はさっぱりなかったですがとりあえずのんびり読書三昧の日々でした。

 

そんなわけで、いつも以上にローテンションですがいってみたいと思います。

 

 

年末のルーティン

年末年始、ひとそれぞれ過ごし方はまちまちでしょうが、なんとなくのルーティンはありますか?

私は最低限次の3つのことを年末のルーティンにしています。

一つ目・ふるさと納税

定番中の定番です。

私は気になったものなどがあれば、年の途中でも1~2程度ふるさと納税をしているのですが、源泉徴収票を入手して限度額いっぱいまでは年末にすることが多いです。

妻は良くわからないとのことで私に一任しているので2人分。

一任、とは言え妻の権利なので候補を2~3挙げてすり合わせをしています。

今年はお米といつもいつものサツマイモ、そして初めましての「津軽びいどろ」などをチョイスしました。

春先位にどかっと届くので今から楽しみです♪

 

二つ目・家計のチェック。

家計のチェック、とはいえ毎月さっくりはしているのですが不穏なものが無いか?特に支出面のチェックをしています。

特に注意しているのは口座の残高と毎月の支出で変なのがないか?の二つです。

この時期は、ふるさと納税・固定資産税などの支払いをまとめてするので支出が立て込み、調子に乗って使いすぎる傾向があるのでブレーキを踏むイメージです。

リアルな話しをすると、賞与が30万弱でその半分くらいはこの年末年始で吹っ飛びます(笑)

もう一つが使途不明な支出は無いか?です。

ざっくりは毎月見ているのですが、細かなところは年末に割と隅々まで見ています。

んで、今回はどうだったか?というと…二つほどありました。

いずれもスマホ料金絡みで、妻の料金に「継続課金990円」が2か月ほど前から発生してました。

妻に聞いたら「私、知らないよ?」というお答え。

もう一つはクレジットカードから「ドコモ550円」という身に覚えのない引き落とし。

別件で用事があったので、ドコモショップで確認してもらったところ、継続課金は妻が確認。ドコモ990円は分からないとのことでNTTファイナンスに問合せとなりました。

帰宅後、早速妻に確認をお願いしたところ…330円の3コンテンツを契約していたことが判明しました。

「いや、この3コンテンツ無料ってことで登録したんだけど?」とかって言ってたので、本人ちょっとショック受けてましたが気づくのが早くて良かったです。

 

三つ目・デスク周りの掃除と確定申告の準備。

公私ともにデスク周りは割合片付いているのですが、年末に改めて片づけています。

毎度思うんですが、なんでこんなに貯めこんでるんだろうってくらい捨てるものの多いこと。

とりあえず、確定申告に必要な書類も整理できましたし部屋の模様替えも考えているので断捨離はどんどん進めていきたいと思います。

 

波及

SMAP中居正広さん9,000万円の和解金。

一か月ほど前くらいから、SNSで出始めた話題で思いのほか波及しています。

忘年会でも、お姉さまたちがこの話しをしていました。

 

状況をざっくり説明すると、中居さんが元フジテレビ社員A子さんに対して”何らかの解決金・和解金”を支払っていた。その額9,000万円。

つまり何かの加害事案があった、というもの。

その加害事案を口外しない、とのもとでの結ばれたはずなんですがネット上ではA子さんの特定もされているようです。

 

「どう思います?大福さんは?」

なんて話しを振られましたが、こういったトラブルは外野がどうのこうの言うのはあまり好きではありません。

なので、当たり障りのない…事象・結果に対してコメントをしたのですが逆に食いつかれました。

 

まぁ…仮に9,000万円の和解金・解決金が支払われたとしたら仮に暴行・障害だとしても異常に高額だなって感じます。

なんせ、和解金は非課税。丸ごとポケットマネーですから。

 

お姉さまたちは『非課税』というキーワードにまず反応しました。

今回の和解金、その性質上贈与税には当たらず非課税です。

…逆に今回の9,000万円が贈与に当たるとしたら、税額は半分程度・約4,500万円です。

単純に慰謝料を国が半分税金で持っていくのはおかしいよね?という感じです。

同じような感じで、非課税になる元のしては交通事故の慰謝料やご祝儀・弔慰金などがあります。

私としては当たり前だと思っていたこの知識も、皆にとって驚きなんだな…と改めて思いました。

 

次に9,000万円という額の異常性です。

相場観、というと不謹慎ですがやはりこの額はちょっとというか相当に違和感を感じます。

比較するのは好ましくありませんが、例えば交通事故の死亡時案の慰謝料の相場は3,000万円弱です。

昨年、無罪・釈放とされた袴田事件の補償金が約2億円。

(金額は大きく感じるかもしれませんが、50年弱拘束したことへの補償と考えると…。)

逆にどれくらい?と質問されたのですが、一部報道にあるような性加害・生涯にわたる後遺症を負ったとしても1,000万円はいかないと思います。

 

…過去、似たような事案だと、あれですね。

某・元プロ野球選手が愛人さんの日記を一億円で買い取ったみたいのもありましたね。

そういうイレギュラーあるにしても、やっぱり異常な高額です。

 

ただ、今回の問題が波及しているのは当事者間で解決だけでは済まなさそうということです。

どうやら、フジテレビ側も組織的に加担してたのじゃないか?…胸糞悪い表現ですが、A子さんを上納してたというものです。

まぁ…そうなるとね。

次々と波及しますよね。

 

被害者はA子さんだけなのか?

はたしてフジテレビだけで他局はどうなのか?

 

そして、被害を申告すれば警察も動き出すでしょうし…。

少なくともフジテレビ側が被害届を出すな!なんて契約は結べないと思うので、初動を誤ると窮地に陥りかねないとは思います。

 

2025年

最後に2025年のことをちょっとだけ。

年齢でいえば45才、四捨五入するといよいよ50才です…。

自分でもびっくりするくらい自覚が無いです(笑)

特に精神面は中二から変わってないです。

 

私は長生きする自信が無いので、90手前でお迎えが来るとしたら折り返しはとうに過ぎています。

そう考えるとね、寂しさや怖さがいったりきたりしてます。

だからこそ、動けるうちにあれこれチャレンジしたいなとは思います。

 

とりあえず、うずうずしてるので言うと100kmウォークは参加します。

妻に伝えたら呆れられてますが、給与支給などに影響少なさそうのをチョイスします。

 

あとは、簿記2級とCFP試験への挑戦です。

社労士試験以降、エンジンがかからない、というか故障した様な感じすらあるんですがチャレンジしないと脳の劣化が始まりそうで怖いんで(笑)

 

ただ、基本は現状維持!です。

焦らず、迷ったら前へ。そんな一年にしていきたいと思います。

20万円の減税ではないですよ?

こんばんわ♪大福です。

 

さて…無事、というかなんとか乗り切りました。年末調整。

私は残業しない、というか定時ドンピシャで帰宅するのですが残業プラス休日出勤の対応しないという状況でした。

 

そんなわけで、久しぶりにぐったりしてます。

ではでは、ぼちぼちいってみたいと思います。

 

 

最後は割り切りと諦め

(う~ん…これ、大丈夫か?)

今年の年末調整のテーマがるとしたら、この言葉です。

というのも、ほぼほぼ誰しもが忘れているであろう、「定額減税」を考慮して計算しなくてはいけないからです。

担当者としてどうなんだ?

と思われるかもしれませんが、正直正しいか?正しくないか?の判断がつけられませんでした。

最低限、情報の登録ミスだけは徹底的にチェックしあとはシステム任せです(笑)

 

私が想定した…こうなるだろうなのイメージがあってほぼほぼその結果になっているのでまぁまぁ良いんですが数名それとは違う動き・計算結果の方もいてそれは詰め切れてません。

時間も実力も足りない中で、最後は割り切りと諦めで次へ進み事後の策を考えるのみです。

次に繋がるなら、徹底検証するんでしょうけど何せ今年限りの定額減税ですからね。

 

人事は尽くしたので、あとは天命を待つだけです(笑)

 

20万円の減税ではないですよ?

「123万円」引き上げ明記 与党 - Yahoo!ニュース

国民民主党が公約として掲げていた、基礎控除の引き上げ。

123万円、つまり控除額20万円で妥結の様です。

 

同僚さんとこの話題になって雑談してたんですが、

『じゃ、来年は20万円減税になるんですね♪』

なんて話してたんですが、冷や水ぶっかけるように…

「いや、ざっくり5,000円から20,000円くらい、多くの方は1万円くらいですよ?」

とお答えしたら

『え?なんで?』

という変な空気になりました。

まぁ、給与計算に関わってなければわけわからないですよね。

 

冒頭お伝えしたように、控除額が20万円の加算です。

…こ、控除額?

え?税金を20万円を控除じゃないんですか?

 

控除されるのは、「課税対象額」です。

超シンプルな図でいうと、

 

今年 300万円 × 5%

来年 300万円(-20万円) × 5%

 

もっとシンプルに言えば、20万円×5%=10,000円という計算です。

『え?でも毎月10,000円の減税ですよね?』

という確認があったので、さらに冷や水を(笑)

 

「いえいえ。年額10,000円、月額でいえば約830円位ですかね?」

もちろん、多少の幅はありますが少なくとも年間でせいぜい最大で2万円位の減税です。

 

自民党は物価に連動した比率として20万円アップを提示してきたようですが、私の様な一市民からしたら現状と見込まれる効果は乖離してるように感じます。

月額800円手取りが増え、物価上昇分を相殺・吸収できるか?というとそれはNoじゃないんですか?と言いたくなります。

その証左として、この減税で見込まれる直接的な減税額・還元額を明示してません。

減税をしたら国・地方は数兆円の減収になります!皆さん後悔しますよ!的な不安をぎゃんぎゃんに自分たちの主張を繰り返すわりに。

 

ま、そりゃそうですね。

 

政府あるいは首相が

「今回徹底的に議論を重ね、基礎控除を20万円引き上げることになりました。見込みとして月額800円の減税です。」

「今回の減税政策で長く続くデフレ経済を脱却する起爆剤になると確信ししています」

なんて言えるか?ということです。

 

そしてこれに絡んで矛盾を強く感じることがあります。

それは政府が賃上げを推奨しているということです。

 

仮に178万円以上で妥結していれば、減税となり間接的に賃上げへ寄与したこととなります。

 

企業はアクセルを踏んでください、政府はブレーキを踏みます!

私の印象をまとめるとこんな感じですが、皆さんはどう思いますか?

 

小童が、児戯に等しい

現在進行形で、退職にかかわるトラブルにがっつり巻き込まれてます。

詳細はお話しできないんですが、とある日郵送で退職届を送り付けてきて電話は拒否されて連絡不能

幸いなことに?SMSで連絡はできているんですが、端的に高圧的・マウントを取られています。

 

いや、ケンカ売るのは全然良いんですよ?

私、院内では武闘派なんて言われがちですが、自称プレーリードッグで日向ぼっこと穴倉をこよなく愛する草食動物ですから。

 

でもね、相手が悪すぎなんですよ、あなたがケンカを打ってきた人は社労士試験に合格しているんですよ?

知識・スキル、そして地獄の様な受験生期間を経た労働問題のプロライセンス持ってるんですよ?

 

ほらほら、また矛盾したことを言ってきてるな…。

と思うので、カウンター・最短で顎下を殴っときました。

 

反撃してきたけど、わざと殴られてみる?

ほら?逆に手を怪我したでしょ?

 

え?クリンチしてくる?

じゃ、審判に見えない様にボディに膝蹴りね?

 

ボクシングで言えばこんな応酬・イメージです(笑)

普段へらへらしてるからって安易にケンカは売るもんじゃないですよ?

 

余波

こんばんわ♪大福です。

 

さて、週明け一年間の最繁忙期に突入します。

給与計算と年末調整計算の処理です。

 

経理でいえば、月次決算プラス本決算みたいなイメージです。

そんなわけで、土日もフル出勤の見込みですからざっと15連勤となります。

ペース配分を間違えないことと、今日のお休みを大切にしないとななんて思っています。

 

ではでは、今週もいってみたいと思います。

 

 

余波

「大福さん…年末調整の源泉徴収票なんですけど、ちょっとなんというかもらえなくなっちゃったんですけどどうすれば良いですかね?」

こういった質問・相談は割と頂くんですが、ちょっと様子が変。

なにか特殊な事情?

と聞き返すと…

「前職が…例のアリシアクリニックなんですよ」

 

おうおう、そう来たか(*´з`)

 

対岸の火事、というか自分には無関係なアリシアクリニックの倒産。

想定もしていない角度から殴られた感じです(笑)

 

本人曰く連絡もつかないとのこと。

 

状況を整理すると、まず年末調整・確定申告ではその年(1月~12月)の給与を合算して給与所得として申告する必要があります。

 

その計算もとになるのが源泉徴収票ですが、それが手元に無い…というかいつ手元にくるかも正直わからないという状況。

 

それであれば、いったんそのまま進めるしかないです。

で、届き次第「確定申告」を実施。

 

幸いなことに、元アリシアクリニックのHPが停止して、破産のお知らせとともに問い合わせフォームのリンクもあったのでそこから請求するようにお伝えして終了しました。

 

そして、採用を管理する上司さんにも異変が。

どうやら、「某大手脱毛サロン破産・倒産」という理由で職探しをしている看護師の求人案内があったとのこと。

具体的な企業名は伏せているけど、十中八九アリシアクリニックだよね?という感じです。

 

倒産…。

幸いなことに私は巻き込まれたことも、巻き込んだことも無いのですが印象深い出来事があります。

ハロワークに手続きに行った時のお話しです。

窓口に10人くらいの集団。職員に詰め寄ってて…なんか緊迫してる。

漏れ聞こえてくる話しによると、3日ほど前に出勤したら会社のドアに倒産のお知らせが1枚張ってあった。

中に入ったら、もぬけの殻で資産・売却できそうなものは無し。

社長の家に行ったけど、こちらももぬけの殻。たぶん夜逃げ。

 

で、途方に暮れてて失業手当どうなる?ってことでハロワークに駆け込んで今に至っている状況の様でした。

 

私は病院勤務なので一晩でもぬけの殻ってのは相当な強硬手段を使わない限り無理だとは思っているのですが他人事ではないと思っています。

特に買収される、というのは十分あると思っていて事務方が充足しているのであれば整理解雇の対象になることは想定しています。

…一応、ジョーカーとして社労士資格を所持していますがそれを評価しないのであれば意味さえないですからね。

そういった意味では、収入の路が閉ざされたとき…どう立ち振る舞うか?ちょっと考えさせられる出来事でした。

 

改めて謙虚・感謝とおとなしく

上司さんから

「大福さん、賞与〇日で確定したんで明細の発行とかお願いします。」

との指示。

(今年は業績も芳しくなく厳し気な感じもしたけど…支給に踏み切ったんだ)

(賞与不支給、なんてなったら暴動とまでは言わないけどそれに近いことは起こるだろうしな…)

なんて内心もありながら、データチェックや明細のプリントなどをはじめました。

 

賞与の素になる評価基準などは私も把握していないのですが、支給額の基準は何となくあるので相対的にどう評価されているか?はなんとなく類推できます。

 

基準20万円として、Aさんが15万円なら評価が低くBさんが25万なら評価高いみたいな感じです。

そういう野次馬根性で見ることは避けているのですが、私も人間なのでなんとなくさらっと見てしまいます。

・謎の高評価

・順当な評価

・厳しくね?っていう低評価 などなど

ほとんどが順当というか当たり障りのないものなのですが、大福はどうなのか?

というと…支給額から類推するにトップクラスの評価?を頂いてました。

 

(いや、まぁ…う~~~ん。なんだかな。)

率直に嬉しいという思いももちろんあるんですが、内心はこんな感じです。

 

謙遜でもなく、そんな大した仕事した覚えが無いんです。

なんなら自分のスペック・スキルから言えば5%程度の出力です。

 

あえて加点ポイントがあるとしたら、上司さんはじめコミュニケーションを密にとって、同僚・業者さんに元気よく挨拶してたことくらいです。

逆に減点、というかネガティブな面はどうした?ってのはあります。

 

先月とある労務系のトラブルが起こった際に、上司さんが明らかに違う思考・判断をされていたので真正面から論破したことがあります。

筋が通らなかったり、不合理・不公平なことには割と”かちん”とくるのですが、普段は押さえています。

ただ、その時はあれこれ立て込んでいたこともあり、ついフルパワー論証でぶん殴ってしまいました(笑)

論破直後「言い過ぎました。」とお詫びしたのですが上司さんも「いえ、こちらこそ間違えてました。」と少し変な空気になったのですが…そいつの遺恨的なことは残ってないと思って…良いんだよね?

 

ただ、改めて思うのはまずは距離の取り方。

私は上司側・スタッフ側どちらにも寄らず・近づかず常に真ん中あたりにいたいと思っています。

なので、評価されてるっぽくても上司側に迎合はしません。

そしてスタッフに対してもフラットに公平に素直に対応したいです。

 

勤続5年を超えて、変な慣れ・圧も出てくるでしょうから改めて謙虚に、感謝を忘れず、そして誰よりもおとなしくすごしていきたいと思います。

 

根っこ

こんばんわ♪大福です。

 

年末調整の目途がたってきました。

給与システムに各情報を登録し、あとは給与・賞与計算を完了させて混ぜるだけです。

 

とは言え、年末調整の本丸はそのチェックです。

ここを見落とすと、色々なことがずれてくるので気を緩めず最後まで突っ切りたいと思います!

 

 

オフ会に参加してきました

とある日、X(旧Twitter)を経由してオフ会のお誘いをいただきました。

直近数年内で合格した人20名ほど、情報交換をメインにフランクな会となりました。

 

もの凄く当たり前のことを言いますが、社会保険労務士だらけです(笑)

開業、勤務あるいは私の様な未登録の人もいるんですが、中には税理士・社労士もいて色々なお話しを聞くことができました。

 

そこで感じたこと、考えたこと。

それは、社労士と言ってもピンキリで自分はそんなに悪くはないレベル・ラインなんじゃないかな?ということでした。

 

単純な社労士としての知識・スキル、なにより経験値でいえば私は劣る・少ないというのは明確です。

ただ

その他のものを足した総合力でいえば、とんとんかそれ以上はいけそう。

そんな感じです。

 

これは受験生時代から感じていたことなんですが、合格基準点を100として社労士の知識以外のもので2割程度をフォローしていたように思います。

さらに運の要素も1割程度は含まれているので、他の受験生が100の受験対応・知識を持ち合わせているところ、私は70程度で試験に臨んでいる感じです。

 

これは…恩師からも指摘されていました。

「大福さんは、薄氷を踏むような…基準点ジャストかプラス1-2点位で合格しそうだよね」

 

ただ…私はその劣っている部分に負い目・劣等感はそれほど感じていません。

肝心なことは

困っている人がいて、その人のゴール・リクエストを明確にする。

そのために現状を整理して、課題を抽出して、クリアにする。

だと思っているからです。

 

そのために足りないものはまだまだたくさんあるんですが、焦らず育てていきたいなと思います。

 

根っこ

「買収後、初めての送迎ですね。変わりましたかね…」

私の仕事の一つに、患者さんの送迎(転院)があるのですが、今回お迎えに行く病院は3年ぶりくらいです。

さらに言えば、2年ほど前に大手に買収されているのでどんな感じになっているのか気にはなっていました。

 

…買収?

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私も最初は?でした。

あんた、そんなことも知らないの?と事情通のお姐さん方に当初は突っ込まれてましたが、知らないもの知りません(笑)

 

実は御多分に漏れず、病院経営者も高齢化が進んでいます。

跡取りがいない病院の経営権を移譲…世間一般でいえばM&A的な感じです。

 

そして、今回送迎に行った病院は某大手グループの傘下に加わってました。

 

この業界に入るまで知らなかったのですが、医療業界には〇〇グループ・系列というのがあるそうです。

100を超える病院・クリニックなどを傘下におさめている代表的なものでいえば

聖隷福祉事業団 戸田中央医科グループ 済生会 など

済生会に至っては皇族が総帥で300近い施設、60,000人以上がいるらしいです。

 

一般企業であれば、M&Aをされた側の社風というのは大きく変わります。

下手したら役員一同は解任、使える人材だけ残してあとは解雇!

みたいなケースもありますから、看板はそのまま中身は入れ替わるのですから当然ですよね。

 

というのもあり…いざ訪問してみると。

 

うん、びっくり。

気持ちいい位なんも変わってねぇ(笑)

 

内装の一部、あとは事務方のユニフォームとかは…外見は変わってるんですが雰囲気とかスタッフの質とか中身はまんまって感じです。

 

正直、マジか?って思いました。

大手に買収されたのであれば、大なり小なりその大看板を背負うわけで、その大手のブランドイメージとかを毀損しないようにトップダウンでハンドリングするべ?普通?

 

消防設備の前にベッドはあるし、避難経路は十分に確保されてないし…

あれって患者情報のペーパー?

なんならスタッフ間も微妙にピりついているような…。

 

病院のM&Aってこんなもんなのかな?

民間の毛色とだいぶ違う感じがする…。

 

ただ、反面でいえば一度築かれた組織の土壌ってのは簡単に変わるものではないんだなというのもあるのかな?と感じました。

 

例えば…とある大学病院で勤務していた方はなんとなくですが雰囲気が似ていて感じのいい方が多いです。

 

…そして、ふと考えたのはもし自分の勤務先が買収されたら?

一つ悩むとしたら、社労士試験合格のことを開示するか?ですかね。

 

たぶん、買収先に社労士資格を所持している人は少ない、というかゼロの可能性もあります。

体よく使われるのも嫌だし、そのために良さげな報酬を提示されるのはもっと嫌だな。

 

…買収される確率か…。無くはないけど、出たとこ勝負だな。

 

 

 

 

 

 

ブービートラップ

こんばんわ♪大福です。

今年もラスト1か月。

 

立て込んでた案件・タスクも一つずつ消化できていますが…

やはり大きいのは年末調整。

あと地味に5年ぶりくらいに開催の忘年会(笑)

 

焦らずぼちぼちいきます。

では、今週もいってみたいと思います。

 

 

ブービートラップ

「大福さん、技能実習生の〇〇さんの年末調整の申告書一式です。」

技能実習生の取りまとめを行っている姐さんとの一幕です。

 

あ、はいはいありがとうございます。

えっと軽くチェックしますね…。

あれ?母国に仕送りしてるって言ってませんでしたっけ?

扶養の申告は無しでOKっすかね?

 

「え?何言ってるんですか?外国に住んでる両親(外国人)は扶養できないでしょ?」

 

いやいや、できますよ。

…これこれ(Webページを見せる)

 

「…扶養したらどうなるんですか?」

 

最速・最短の答えだと、税額が一人5-6万円くらい抑えられる。

もっとイメージやすい言い方だと、手取りが5-6万増える感じです。

 

「扶養ってそういう意味だったんですか…?」

(いやいやいやいやいやいやいや、社会人ん十年の方が何を仰っている)

という内心を抑えて、とりあえず一つずつ確認することになりました。

 

ただ

こっから予測の遥か斜め上を行くことになります(笑)

 

まず、大前提として母国・外国にいる親兄弟は扶養できます。

もちろん一定のルールがあって、その条件を満たすことが必須です。

 

①親族関係書類・扶養証明

②送金証明

が主だったものです。

 

いずれも持ってない、ということだったのでとりあずアウトラインだけでも作ろうと思って話しを聞いたのですが②送金証明の発行は恐らく不可能っぽい結論にいたっています。

 

というのも、非正規のルートで送金をしていたようなのです( ;∀;)

 

どこの金融機関を使ってるの?そこに頼めば②送金証明をもらえるよ?

その回答が

「銀行ちがう、〇〇さんに日本円を送金して、母国の通貨に換金して私に返金してもらって、それをこのアプリで家族に送金してるよ」

 

はい( ゚Д゚)?

え( ゚Д゚)?
ん( ゚Д゚)?

 

その場にいた、日本人一同こんなリアクションでした(笑)

 

つまりあれか?

通常・正規の方法であれば、1万円近い送金手数料がかかる。

それを節約できるから、その得体のしれない個人?ブローカー?を介して的な、あれか?

いや、そもそも外国送金って許認可とか必要で一個人でやっていいのか?

下手したらテロ規制とかマネーロンダリングとかに触れかねなくね?

 

とりあえず…最低限、肝心なことを聞いてみるか。

 

ちなみにさ、交換レート・換金手数料はどれくらいかかってるの?

「なにそれ?その人は信頼できる人の紹介で知り合った人だから大丈夫だよ。」

 

違う違う、そうじゃない(笑)

あ、だめだ日本のお母さん的ポジションの姐さんが心配しだしてる。

 

…よし、無理だ、撤収(笑)

もはや年末調整以前の問題。

 

とりあえず、今回は時間的にも厳しいので年末調整は扶養無しで進めることを伝えクローズしました。

 

監理団体に連絡したところ、入国時に説明していたとのこと。

ただ、現状は好ましくない状況であるので改めて状況の確認・整理、対応をお願いしました。

 

総務の仕事では、予期せぬできごと知らぬ間にブービートラップにかかることがあります。

そのため、アングラ・不法、非正規な裏っぽい知識・知見はある程度持っています。

カジュアルな言い方をすると、サバイバル知識です(笑)

 

今回の様な件も噂レベルでは聞いてました。

 

日本にいる技能実習生が正規の銀行を通さず非正規のルートで現地にパイプのあるブローカー的な人に送金し、それを家族に送金・手渡しする。

というものです。

ただ、前述したように交換レート・手数料が不明確で結果的には損してるケースが散見されるそうです。

下手したら送金した金銭を家族には渡さず持ち逃げするというケースもあります。

 

そういった背景から、本人の同意の上で送金状況を会社などに報告させているところもあるそうです。

 

今回のケースでは複数名のスタッフが扶養を除外しましたが、とある方は扶養親族が5人います。

つまり、20-30万円近く減税できます。

それより、送金手数料がかかるってことは考えにくいので、印象レベルでは損している気はしています。

ただ、それを本人たちに伝えるとパニックになり予期せぬトラブルに発展しかねません。

監理団体にはその旨を(念のため)申し伝えましたが、はてさてどうなることやらです…。

 

休職中に転職はありか?なしか?

「はい、そのような状況でしたら応募はお断りさせて頂きます…」

上司さんと人材紹介会社のやり取りです。

 

お話しを聞いてみると、適応障害で休職中とのこと。

転職をして心機一転頑張りたい、という方の様です。

 

皆さんが採用担当の立場でしたら…いかがでしょうか?

 

傍目から見ると、酷い対応と思われるかもしれませんが過去の実績・経過を考えるとやむを得ないなというのが個人的な感想です。

 

実は以前は、同様のケースでは適応障害で休職中の方を面接・採用したケースはありました。

がしかしです…100%なんらかの問題が起こり1か月以内に退職という結果になっています。

酷いものだと…紹介会社・本人が病歴等を把握しておきながら伏せていた…というケースもありました。

 

そんなこともあり、現在はご紹介頂いてもお断りしています。

 

では、一度適応障害などで休職した人はどうすりゃいいんだ?というところをお話ししたいと思います。

 

結論から申し上げると、復職し一定年数(概ね3年以上)継続して就業しているのであればそれは緩解している・実績と判断され門前払いをされないのかな?と考えます。

 

私も休職(約9か月)・復職・緩解と一連のプロセスを経て今に至っていますが、再発のリスクを認識し適切に対処できているという自負があります。

 

その大きなきっかけは、公的機関が実施しているリワークプログラムを受講したということです。

 

うつ病適応障害などの病気で最も注意しなくてはいけないことは、完治というものが無いということです。

一般的には緩解、と言って症状が治まってとりあえず公私ともに大丈夫だよの状態を治ったと判断されます。

少し大げさな言い方をすれば、再発のリスクを一生涯抱えていくということを意味します。

(少なくとも私はその認識です。)

 

まず、この認識を持つことが治療・復職の第一歩になります。

その後は、薬物療法の継続、認知行動療法などに取り組んで復職、就業の継続に備えます。

 

私が見た限りですが、その一歩目の認識さえなく転職して環境を変えれば改善すると考えている人は少なくないように感じています。

 

確かに適応障害などであれば退職・転職をすることで緩解・転職することで改善することもありますが、それは根本的な解決には至っていないと思います。

その根本的な部分を見つけて、軌道修正や対応しなければ、再発のリスクは依然残り続けます。

 

だからこそ、休職中の退職・転職は慎重になるというのがセオリーです。

とはいえ焦る気持ち、先行きが見えない不安…

私も休職したからその気持ちは痛いほどわかるんですが、そんな時は落ち着いて散歩するのがベターです(*'▽')

 

それ根本的な解決になってませんけど?

こんばんわ♪大福です。

 

一週飛ばしての更新です。

CFP試験、年末調整などが相次ぎ余力がありませんでした…。

 

ではでは、今週もいってみたいと思います!

 

 

惨敗続き

先週、11月17日・日曜日CFP試験を受験してきました。

翌日AM10時に模範解答が公開されるのですが…

気持ちいいくらい惨敗でした(笑)

 

要因はシンプルで、対策…アウトプット不足です。

繁忙期に突入しその中での受験というのもあるのですが、根本的に集中力が皆無で惰性の日々でした。

 

実はこれ以前に簿記3級も受験しているのですが、こちらは試験中に凡ミスして5点足らずで不合格という結果でした。

 

と、いうわけで社労士試験の合格以降の資格・検定は不合格続きです。

加齢によるものか?単純に散漫なだけなのか…。

 

たぶん、シンプルに散漫なだけなんだろうなとは思ってはいます。

というのも、社労士試験の受験生時代と感覚的にはなんら変わりが無いからです。

 

自己分析的にはゆっくりずっと地味~~~に成長し続けるタイプ。

そのため長期戦向きで、短期決戦は不向きというか苦手なので次回6月試験に向けてぼちぼち歩いていきたいとは思っています。

 

少なくとも、距離感はつかめた様な気がするので…残り5科目、頑張っていきたいと思っています。

 

それ根本的な解決になってませんけど?

国民民主党がぶち上げていた基礎控除等の引き上げ。

103万円から178万円へ。

与野党で調整して現実味を帯びてきているのですが…

 

職場でもこの質問を頂いてはいるのですが、具体的なプランが定まっていないので確答ができない状況ですが、確実に言えることが一つあります。

 

それは、当初の目的

「所得上げ、働き控えを解消する」

は現状、達成できないということ。

 

絶対に、です。

 

加えて、誤解を招く報道などがなされていているため現場レベルではむしろ迷惑この上ないとさえ思っています。

 

その原因は「社会保険の強制加入ルール」です。

 

仮に178万円まで基礎控除等が見直されたとしたとしましょう。

確かに所得税・住民税は掛からないかもしれませんが、見落とされている負担があります。

 

それは、社会保険料の負担です。

社会保険、つまり健康保険・厚生年金の加入ルールが置き去りにされている印象があります。

現在、見直しの議論がされていて週20時間以上働くと強制加入となります。

負担すべき保険料は収入の約15%です。

178万円ギリの場合、約27万円。つまり手取り的には150万円止まりとなります。

逆算で178万円手取りでとなると約220万円程度を稼ぐ必要があります。

 

そうすると、「社会保険料の壁って確か106万円ですよね?」って質問を頂くのですがこれは半分正解・半分不正解です。

 

勤め先の社会保険に加入せず

配偶者の扶養に入り続ける

という目的を達成するためには

①年収106万円

かつ(AND)

②月収8.8万円

未満に抑えるという2つの条件が必要になります。

 

多くの報道が①が先行しているため、なんとなく所得税と同じく11月・12月に勤務時間を調整すればいいんでしょ?

みたいな認識が広がっているのですが、②のルールも必須となります。

 

実務・現実でも②認識が無い方はとても多く、説明に苦慮します。

 

ではでは、端的に配偶者の扶養に入り続け、社会保険料を負担したくない…ということであればどうすれば良いか?

 

現行法ではシンプルに「週20時間未満で働く」が正解です。

時給1,100円で…ざっと年収108万円程度になります。

 

税・社会保障の一体感を持たせるなら、社会保険の加入ルールも同時に見直すべきじゃね?と感じてしまいます。

 

いやいや…すげぇーな

というわけで、週20時間以上は働けない。

働いたら保険料負担が増えるのが嫌な人がいるよ?

 

というお話しをしましたが、、、

いやいや、国というか学者?官僚?は予想の斜め上を行く対策を検討中の様です。

 

厚生年金、年収問わずパート加入 保険料を企業が肩代わりで特例(厚労省)(福祉新聞) - Yahoo!ニュース

 

社会保険料、厚生年金・健康保険料は会社・労働者で折半しています。

現行の最低ライン月収8.8万円であれば合計2.6万円を1.3万円ずつ半分ずつ負担するイメージです。

国のプラン的には、労働者の負担ゼロ円で全額を会社が負担するってことだと思うんですが…。

 

このニュースを見て、ぶわ~っとあれこれ考えたんですが率直に

いやいや、すげぇーな

絶対に労使協定のプランとか考えたくないな…

という印象・感想でした。

 

まず、真っ先に思いついたのは「税負担」です。

 

はい( ゚Д゚)?

現行法では、会社が従業員分の社会保険料を負担したらそれは「課税所得」に当たります。

先ほどの月1.3万円負担なら年16万弱。

つまり、所得税・住民税が2.3万円ほど増える計算になります。

 

だから、100%の肩代わりはできないということになります。

じゃ、非課税にするか?っていう話しも出てくるのかな…?

いやそれは無しだろう、いくらなんでも。

 

なんてのは序の口で、税負担については仮に不平等だとしても従わざるを得ないの良しとしましょう。

問題はやはり労使協定の問題です。

 

正直、私は作りたくないです。

 

社会保険料を肩代わりします!

っていうけど…

その範囲・線引きはどこなんだろう?

というのが死ぬほど難しくないですか(笑)?

 

今回の議論のスタート・目的から推察するに

「週20-30時間未満で働くアルバイトさんは社会保険料を負担しまっせ」

みたいなイメージなんでしょうが…

「なんで同じアルバイトなのに、週30時間以上だとダメなんですか?」

とか

「フルタイムも肩代わりして下さいよ!」

って言われかねないです。

(私ならギャンギャンに説明を求めます(笑))

少なくとも私には線引き・合理的な理由形成は無理です(笑)

 

じゃ、全スタッフ対象・肩代わりにする?

となると、よっぽど財務が強靭でなければそれは土台無理な話しじゃないですか?

 

でも、仮にですが肩代わりする会社があるとしたらそれは脅威ですよね。

例えば…

Aコンビニ 週20時間 社会保険料を肩代わり

B飲食店 週20時間 社会保険料を肩代わり

みたいな?

実質的に週40時間働いて、社会保険料が無料なんてケースもあるのかな?

なんて想像も働きます。

 

というより、社会保険・補償の大前提・理念ががらがらと崩れているような印象はあります。