大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

徳島ショック

こんばんわ♪大福です。

9月です。

あっちゅう間に、今年も残り4カ月です。

 

ぼちぼち年末調整の準備などをはじめ、年末を見据えて動き出す時期です。

焦らず確実に、ぼちぼち行きたいと思っています。

 

 

「会計思考」の大切さ

9月15日(日)、とりあえずですが”簿記3級”もCBT試験を申し込みました。

3年ほど前に筆記試験を受けたのですが5点足らずくらいで「不合格」のため、再チャレンジです。

CFP試験に向けた前哨戦と位置づけてはいるのですが、合格率は30%前後。

今の堕落しきった私にはちょうど良いラインの挑戦です(笑)

 

私の得意・専門領域は社労士試験合格に裏打ちされた労務なのですが、実はスタートは簿記会計です。

農業高校出身で、そこで「農業簿記」と出会い得意科目の一つでした。

また、大学も農業系でそこでも「農業簿記」をメインに学習しています。

 

さらに初社会人は会計事務所の勤務で、基本的な簿記知識はありましたのでそこで財務会計管理会計の基礎を叩き込まれました。

そんな背景もあって、(自称)簿記3級LVで通してましたがいい加減カタチにしないとね?という流れにあります。

 

改めて学習して思うので、やっぱり簿記は面白いということです。

私の感覚ではパズルみたいな感じで、理路整然とカチカチっと組みあがって、決算で〆て…の循環がとても好きです。

 

また、簿記で培われる「会計思考」あるいは知見・感覚は社会人にとって必須だと改めて認識させられます。

 

その理由はとてもシンプルで、会社組織の運営には必ずお金がついて回るからです。

一見会計・簿記に関係ない営業職の様な職種でも「接待交際費」の基準や、あるいはお取引先の帳簿をみて与信判断を迫られる場合もあるでしょう。

 

そういった意味でも、社会人としてFPに並んでおすすめの資格です♪

徳島ショック

個人的に今週一番のニュースです。

都道府県の最低賃金が発表されたのですが…国の指針・目安では「各自治体さん、今年は時給50円上げてね♪」のお願いに対し、多くの都道府県がそれに応えていました。

中には小幅ながらも1円から数円単位で上回る都道府県もあったのですが…

そんな中、なんと徳島県は84円のアップ980円と発表しました。

背景としては、現状の最低賃金が全国ランクで下位にあり、人材流出の一因とされていたことがあるようなんですが…

ただ、地元企業の負担とかそういうあれこれ考慮されているのか?という不安はあります。

 

最低賃金法」という法律があるのですが、

第九条

2地域別最低賃金は、地域における労働者の生計費及び賃金並びに通常の事業の賃金支払能力を考慮して定められなければならない。

とあります。

物価高で労働者の生活が苦しいんだから最低賃金は1,500円が妥当だ!

という意見があるのでそれを鵜呑みにしなさい

とまでは国は言っていません。

支払う側の事情も考慮しないと、倒産が相次ぎ地方経済が崩壊しかねないのでそこに一定の配慮がなされています。

 

そういった法の背景もあり不安な面もありつつなんですが、反面としては強い危機意識も感じます。

多少の無理をしないと、人材の流出が懸念される。

それに対する強いメッセージです。

 

また、個人的には「風穴を開けた感」もあるのも事実です。

例えば…神奈川県が今回50円アップ、ではなく52円アップで妥結した場合最低賃金が東京都を上回り全国一位となっていました。

たらればの話しになりますが、そうなったら東京で働く価値観も揺らぎますし大げさでなく歴史的な出来事になっていたように思います。

 

いずれにせよ、来年です。

第二の徳島が現れる可能性も十分ありますが、何より事業主に配慮した冷静な判断をお願いしたいところです。

徳島県の県知事が

「異例ではない、これまでは異常だったんだ」

みたいなコメントしていたので…今から楽しみです。

 

社労士試験の感想

本年の社労士試験の問題が公開されました。

合格発表 | 社会保険労務士試験オフィシャルサイト

 

ざっと見た感想ですが、

【選択式】

これといった難問・奇問少ない印象です。

一般常識(労働)の難易度が高い、という意見もちらほらありましたが…救済は無いかな?という感想です。

【択一式】

こちらは昨年と比べやや難易度が上がった印象です。

パッと見ですが、本当にあれこれ工夫を凝らしているなと感じました。

多くの問題が、次の5肢のうち、正しい(誤っている)のはどれだ?ですが、

・次の5肢のうち、正しい(誤っている)の組み合わせどれだ?

・次の5肢のうち、正しい(誤っている)のは何個ある?

の様な組み合わせ・個数問題が例年より多かったです。

 

また、実務的な問題も継続して多いように思います。

 

まぁ…とにもかくにも相変わらず難しい試験です(笑)

択一式を「70点中50点か…」なんて鼻歌交じりで解けるの社労士の本来の姿なんでしょうが今の私でたぶん25点、よくてせいぜい30点です。

とはいえ、一問一答ベースで考えれば250/350問は解けるかな?とは思います。(思いたいです。)

本当…まぐれでも合格して良かったと思います。

他部署がやらない仕事の巣窟

こんばんは♪大福です。

 

本日は…第56回・社会保険労務士試験の本番でした。

記事がアップするころ、早いところでは各予備校が速報・LIVE配信などをしているころだと思います。

 

それにも、少し触れつつお話ししていきたいと思います。

 

 

第56回・社会保険労務士試験(当日)

まず、本試験…本当にお疲れさまでした。

初受験の方、再チャレンジの方、そして私のように今年が最後!と決めた方。

色々な思いを胸に臨んだ本試験。

解答速報が早ければ…20時くらいにはでるのですが、多くの人がそれどころではないとは思うのですが、それは気分がノッた時にでも対応していただければと思います。

 

まずは、ゆっくり休んでください。

 

ちなみに私は、試験後、脱水症状?の様な状態でふらふら。

試験会場・ビックサイト展示会を出たところで夕焼けを見て気づいたら自宅でした。

どう帰宅したのか詳細はあまり覚えてませんが、身体は正直なようで特製唐揚げ弁当(大盛)とビール・缶酎ハイをどうした?ってくらい持って帰宅してました。

その後はお風呂に入って、お弁当と缶酎ハイで家族無視して小宴会で自分を慰労してました。

様子が変なのに気づいた妻が、「試験だったんだよね?どうだった?」と聞かれて「へっ、わからない。微妙じゃね?」とかそんなやりとりをしたのをなんとくなく覚えてます。

 

そのあとは勢いに任せて、解答速報で答え合わせ。

微妙に合格ライン?みたいなことを確認して、ブログ書いてダウン・就寝。

第54回(令和4年度)社会保険労務士試験、お疲れ様でした♪ - 大福 blog

 

今思うと良い思い出青春だななんて思うんですが、二度と受けたくないですね。

これは間違いないです。

それくらい、なにをどうしたらそうなるのかわからないくらい全てを出す尽くした試験でした。

だからこそ、受験生の皆さんはゆっくり休んで、復調しないようなら会社も休んじゃって良いと思っています。

 

本当に、お疲れさまでした!

 

他部署がやらない仕事の巣窟

”感染対策とはいえ、忘年会・歓迎かなどをやらないのは異常なんじゃないか?”

そんな意見が梅雨明けからオーナー陣・一部のスタッフからちらほら出ていました。

最後に忘年会をしたのが2019年だったので、まる4年開催していないことになります。

ただ、「わかりました!じゃ、パッとやりますか!」なんて現場の責任者が安請け合いできない事情もあります。

経営陣が望むのは、全スタッフ参加前提の忘年会の開催・慰労ですが、最も最悪なのはクラスターが起こった場合です。

確率としては相当低いですが、スタッフでクラスターが起こった場合に最悪は病院機能の喪失・維持が不可能になります。

そういう観点から、せめて部署ごとに開催しリスクヘッジした方が良いんじゃないか?というもの提案はしていたのですが「皆で集まらないと忘年会じゃないじゃん?」とのんきな結論ありきで動いていて感染対策とクラスター時の責任は現場に丸投げという状況です。

とはいえ、やるにしたら9月に入ってからでは遅すぎませんか?というのが総務の私からの以前の提案でした。

そんなわけで…私が後押しした形になったようなならないような状況になり、忘年会開催となりました(笑)

そして、ここが一番納得いかないんですが当たり前のように幹事に任命です(笑)

 

それってどの部署が担当するの?

ん~どこも微妙だよね?

じゃ、総務じゃね?

 

という、どこもやらないなら総務という図式が世の中に厳然とあります。

というか総務は私一人なんで、仕方ないんですが…年末にかけて年末調整などの大物タスクがあるのでけっこうしんどいです。

 

三桁人数を超える忘年会なんて久しぶりだし、ノウハウも錆びついているだろうし。

とはいえ嘆いても仕方ないので、とりあえず決定した翌日には仮予約で場所を確保しました。

やはりというか…想定以上に予約で埋まっていて紙一重でした。

とりあえず、忘年会やってみてクラスターが起こったら来年はペナルティで開催しない!そんな強制ルール付で進めていきたいと思います。

業績不振…?そして

こんばんは♪ 大福です。

 

1週空けての投稿です。

先週下書きまではしたのですが、夏バテ?台風接近に伴う天気痛?いずれにせよ、体調急降下で食事もままならずの先週・日曜日でした。

 

さて、な~~~んか本調子ではないのですが、今週もいってみたいと思います!

 

 

業績不振…?そして

あまり、こういう話しはよろしくないのでしょうが、業績があまりよろしくない様子です。

病院のため空床が目立ち、外来もがらがら…

そんなイメージを持って頂ければわかりやすいかな?と思います。

からしたら、病院・警察が忙しくないって平和の象徴みたいな?感じなんで全然良いじゃんなんて呑気に構えてますが、経営陣・上層部は継続してこの数カ月ピリピリしてます。

 

ただ…PR・広報を経験しているわけではありませんが、一般企業を渡り歩いたりそれなりに勉強をしている私からしたらなんとういうか迷走してるなってのは凄く感じます。

 

迷走ポイントは大きく二つ。

一つ目は、不振の原因が特定できていないということです。

経営が不振に陥った理由として、現場スタッフはハード面、特に施設・機器の古さだと主張しています。

それに対して経営者はそうじゃない!営業努力などだと主張しています。

 

私は医療系の営業はわからないので、悪気無く現場サイドにこう聞きました。

「あそこの病院は施設・機器が古いから入院紹介は控えて外来も行かない方が良いよ」

って噂とかがある。だからハード面の改修が必要。

「仮に、ハード面が最新鋭のものに更新されたら”あそこの病院は施設・機器が最新鋭だからおすすめだね!”ってなって入院紹介・予約や外来が賑わうんんですか?」

「ちなみに、そういう改修が必要・主張される根拠となる数字ってありますか?例えば退院時のアンケートの集計とか?」

 

それに対して、現場サイドはだんまり。

つまり、それって個々人の主観であって客観的な事実ではないように思うんですよね。

突っ込んだ言い方をすれば、現場サイドの不満。

 

今日は風が強いね(主観)ではなく、今日は風速5m、ここ一週間の平均に比べて1m弱いね(客観)

という感じです。

 

ただ、まぁ…二番目の問題が深刻です。

それは、自分たちの病院の強み・PRポイントがわからないということです。

 

いざ、当院にぜひぜひ患者さんを紹介してください!

となった時に、じゃ具体的なPRやストロングポイントはなんなのか?

これが経営陣・現場サイドも把握できていません(笑)

 

傍目から見てたら、逆にすごいなって感じてます。

一般企業だと、ある程度の哲学・目標があって、それにフィット・アジャストするように組織運営と成長をしていきます。

そのために、人を育て管理し、利益を産み、新たに投資し、成長する。

そんな当たり前の前提さえ無いんだな、厳しい言い方をすれば場当たり的な組織運営だったということが窮地に立って露見しているように感じます。

 

ただ、まぁ…底辺の事務スタッフ、医療経営のド素人があれこれ(思うのは別にしても)意見するのは違うと考えていますので、しばらくは様子見です。

 

経営陣の雰囲気から察するに、余力はそう多くないでしょうからきっと大きな動きがあるような気はしています。

ただ、その動きは現場スタッフの意を汲んだものではないでしょうから、しばらくは迷走が続きそうです。

私はそんな道中を楽しんでいきたいと思っています(^^)/

金利が上がれば↑株価が下がる↓

こんばんは♪大福です。

 

さてさて、8月第一週。

暑い日が続いていますが、体調は崩されていませんか?

 

私は相変わらず、水浴びと冷風扇の2トップで乗り切っています。

まわりからはエアコン無し生活に

「マジで?」

とよく言われますが、慣れればなんてことないし季節の移ろいを感じれるので何気に楽しんでいます。

ではでは、今週も行ってみたいと思います。

 

 

金利が上がれば↑株価が下がる↓

日銀が政策金利のアップ(17年ぶり)を発表しました。

まぁ…一般の人からしたら

「ふぅ~ん('ω')」

という感じでしょうが、個別株などを持つ私の様な投資家あるいはFPからしたら

「マジですか?」

という感じです。

 

なぜなら、金利が上がれば株価は下がるのが一般的だからです。

FPの知識の基本の基本ですが、実体験が無い私からしたら半信半疑でした。

結果としては、日経平均が1割近く下がったので立証されたのですが…なんというか本当に学問・理論通りになるんだな…と感心しています。

ちなみに、理屈は次の図の様な流れになります。

 

政策金利 | 三菱UFJ銀行

 

ちなみに私が保有している株価もご多分に漏れず1割ほど下落しました(笑)

 

そして、この政策金利のアップ私たちの生活にどう影響を与えるか?

”理屈の上”

となりますが、物価が下がるといわれています。

また、住宅ローンにも影響を及ぼしますので変動型ローンを組んでいる方は毎月の返済額が増えます。

 

マイナス面で付け加えると、投資系の価値は下落するんじゃないかな?とは思います。

iDeCoや積み立てNISAなど、特に今年に入って始めたかは相対的な資産減は避けられないと思います。

ただ…10年・20年で俯瞰してみると”そういう時もあるよね?”位の気持ちが投資の基本なんで慌てず騒がず放置が正解です。

 

あとは…やはり企業としては借入金の金利が上がるため当然コストアップになるため…給与・賞与への影響もあったりするのかな…?なんて素人なりに考えています。

 

いずれにせよ、まずは日経平均がどこまで下がるか?が一つの目安になるかと思います。

そして、一個人ができることはそう多くはありませんので悲観はせず落ち着いて静観することが得策かと思います。

 

密かな野望、それは7連休

年次有給休暇は10日以上付与されたら、1年以内に5日取得

というルールが労働基準法ではあります。

そのため、毎月のルーティンで取得状況をチェックしています。

期限が近いのに取れていない人。私からしたら不届き者がちらほらいたのですが、そのうちの一人がまさかの自分でした(笑)

 

いやいや…灯台下暗しとはこのことです。

というわけで、期限ギリギリとなりましたが、7月後半に土日挟んで4連休を取得しました。

 

コロナ感染拡大期で無ければ、映画や日帰り旅行でもなんて考えるんですが医療従事者のためNGです。

 

というわけで、4連休はなにもせず本当にのんびり読書三昧です。

以前から読みたいと思っていた、染井 為人さんの本を事前に予約して読みふけりました。

他の作家さんのも含め6冊ほど読破しました。

 

世の中右も左も老いも若きもスマホに夢中になっていますが、やっぱり私は読書が性にあってます。

 

そして、定期的に中期連休を取りたいな…と思いました。

 

欧米諸国に比べ日本人はバカンスをとらないと言われがちですが、これって慣れてないだけなんじゃないか?と感じました。

逆を言えば、慣れたりあれこれ調整して充実した中長期的な連休を取れれば、それは仕事に還元があり…能率もアップするんじゃないか?という仮説です。

 

現に私は連休前に仕事を一気に片付けましたし、連休明けも困らないようにタスク組をしました。

 

だから今後は月末などに定期的に4連休を設定し、最終的には1週まるまる休みたいなという野望を持つことにしました。

 

再始動

重~~~い腰がようやく上がりまして、資格試験へ再始動です。

我ながら長すぎるくらいの充電期間でしたが…

・CFP試験

・簿記

の2つの受験に向け、通信スクールを利用しています。

 

CFPに関しては6科目合格する必要があるのですが、1科目ライフ…は合格しているので残り5科目です。

ただ、勘や知識も錆びついている自信があるので、FP3級からスタートし2級の試験対策を中心に固めCFPへ挑む予定です。

 

とりあえず3級のインプットから始めているのですが、考えてみたら社労士試験もFP3級からスタートしたんだなとしみじみのんびりスタートしています。

とはいえ…できれば1年以内に全科目クリアしたいなと思っています!

 

是正勧告を無視すると?

市立病院が残業代10億円未払い 労基署が勧告も2億円しか支払わず(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

1,100人の未払い残業代が…10憶円?

えっと…一人頭ざっと90万円くらい…かな?

 

なかなか派手なニュースだなと思って見てるときに看護師の妻から

「ねぇねぇ、2億円支払って、8億円未払いって差し押さえとかになるの?」

という質問。

 

結論から言うと、最終的には差し押さえも無くはないけど…どうなるんだろう?

 

順を追ってお話ししします。

まず、是正勧告というのは行政指導の一つです。

そのため「任意のお願い」なので、無視しても直接的な罰則はありません。

ただ、指導と違って明確な違反が認められるケースに是正勧告なので非協力で無視し続ければ検察への送致など刑事事件につながるのかな?とは思います。

 

まぁ…それはそれで痛いんでしょうが、私がこの市民病院の未払い残業代の担当として一番危惧するのはやっぱり個人あるいは集団での民事訴訟でしょう。

 

シンプルに未払い残業代を受け取る権利が各個人にあるわけで、それを病院を払わないという状況は貸した金を返さないみたいなもんです。

仮に弁護士などに相談した場合、喜んで受任するんじゃないですかね?

慰謝料や遅延損害金のおまけつきで(笑)

 

仮に集団訴訟を起こされて、全財産吐き出しても払えませんとなり破産。

あ…でも市民病院でさらに災害拠点病院だから破産は無いな…。

となると…公金の投入?

 

ていうか、あれか…市民病院だから職員はみなし公務員なのか…

 

う~ん…労基署・市はどう落とし前をつけるんだろう。

育休は連続何回まで?

こんばんわ♪大福です。

 

私は南国・宮崎県出身なので暑いの得意でしょ?とか言われるんですが、そんなことねぇっす('ω')

東京の暑さは異常、というか性質が違うと感じています。

同じ35度でも、上下左右・全方位きんきんに暑い!という感じです。

 

とはいえ、水浴びと冷風扇で3シーズン目突入なので割と暑いのは楽しんでいるんですが…いずれそれも終わりになっちゃうくらいの時代が来るんですかね…。

 

ではでは、今週もいってみたいと思います。

 

 

育休は連続何回まで?

「パッと見は…大丈夫そうですね。これから課内で最終チェックをして支給になるかと思います。」

それは…本当良かったです。

経験の無いケースで、理屈の上ではいけそうだったのですが…ね?ご覧の通り込み入ってますもんで。

「ですよね。私も早々無いケースだったのですが、添付資料とか…本当にがっちり作って頂いたので助かりました。」

 

今週一番の大仕事、ハローワークでの一幕です。

雇用保険育児休業給付金(以下、給付金)の初回申請自体、はそれこそ3桁以上経験しているのですが、今回はレアケースでした。

 

経過としては、第一子出産し育休から復帰。1年弱働いて第二子出産・育休…。そして育休中に第三子を妊娠、今回の給付金の初回申請と繋がっています。

「育休中に妊娠して復帰しなくても給付金はもらえますか?」

これは割と頂く質問ですが、仮に育休中に次子をご妊娠しても条件次第ですが給付金はもらえます。

ただ…給付金をもらえる限界点があるとしたらそれは第三子までです。

年子・第四子(4連続育休)となると法的な条件を満たさなくなるため給付金の受け取りは厳しいはずです。

 

その法的な条件・ルールというのは、育児休業を開始した日から遡って4年間に給与を12カ月間受け取っているか?というものです。

(細かいところはバッサリ捨てわかりやすい表現に特化しています。)

 

単純な話、第一子~第四子まで連続で育休を取得しているとなると少なくとも4年は休んでるわけですから給付金は出ないよっていう理屈です。

じゃ、第三子までは確実に給付金はもらえるのか?というとこれはグレーゾーンです。

例えば、第一子・第二子ともに給付金の上限2年を受け取っている場合などは、第三子で給付金は受け取れない可能性があります。

 

今回、申請したケースが微妙にこのケースでした。

第二子が2年に近いくらい給付金を受け取っていたので、「第三子を妊娠しまして給付金ってやっぱり難しいですよね?」と相談を受けた際には確答は避けました。

給付金はもらえない可能性があるってことだけは…覚悟しといて

とだけ伝えてました。

出産予定日から育休の日を割り出して、そこから4年遡って復帰はしてるけど…12カ月・1年給与支払ってたか?とざっと考えたところ…たぶん13カ月から15カ月くらいはありそうだけど…出産日が後にズレたりしたりや諸条件では厳しいというのが感覚的にあったからです。

 

なので、情報を整理して何とかなりそうな目途が立った際・9割がたは大丈夫で、残り1割はハローワークの判断次第だなってなった時は安心しました。

 

ただ、もう一つ確実なことがあるとしたら次子をさらに妊娠されたら給付金はでないというのは確定しています。

少なくとも、給付金を受け取るために復帰して1年間はきっちり働いてもらう必要があります。

 

とはいえ、早ければ週明けには給付金が口座に振り込まれるはずなので…貰えないかもって伝えられて期待してい分、本人はびっくりするでしょうね(笑)

 

それも定額減税です

「大福さん、なんか給与の手取りが低い感じがして見てもらっても良いですか?」

給与の担当者として一番喰らいたくない質問の一つです(笑)

部署・職種によっては手当がほとんどつかず振込額は大きく変動しません。

そのため、いつもより振込額が少ない。

けど給与明細のどこをどう見ていいかわからない…。

 

今回のケースで言えば、”あいつ”が原因だろうな?というのはなんとなくわかってましたが、比較・検討の資料として賃金台帳を出力しチェック…。

うん、やっぱり”あいつ”だ。

 

振込額が低い原因は、住民税の増額。

増額の原因はね、定額減税(あいつ)だよ。

 

うん、ぽかんとしてる。

それも想定の範囲内だよ。

 

「いやいや、大福さん。減税なのに増税なんですか?」

 

いや、増税っぽく見えてるだけで減税してるんよ。

見えにくいかもだけど減税されてるはずよ。

なんなら5月に通知してるよ?

 

あ、もうダメだ。

頭から煙出てる(笑)

 

というわけで、後日第二ラウンド。

住民税の通知書を持ってきてもらいました。

 

本人は開けてすらおらず、開封して初めて知った様子です。

今年度の住民税は11回払いであること。

そして、隅っこに1万円減税って書いてあること。

 

例えば住民税・年額24万円とした場合、通常は12回分割となり1月2万円です。

ただ、今年は定額減税が発動します。

24万円-1万円(減税)÷11回払い=約2万900円

という感じです。

この理屈によって、住民税額によっては例年に比べて増加・負担感が増すケースが散見されました。

だからではないんですが、なんとういか改めて定額減税ってなんなん?って改めて突き付けられた印象です。

まず、1万円減税されたという実感が無い。

そして支払回数が減ったため一回当たり住民税が増額された様に感じる。

そして…

これがガッツリ露見するのはやはり所得税の定額減税3万円分の効果が消えた時です。

住民税の増税分、所得税の定額減税で相殺されているため手取り的には例年と変わらない人がちらほらいます。

少なくとも1月以降に、あれ?なんか手取り減ってね?というのは起こりうると考えています。

どこぞのメガネは減税を実感してもらうとか言ってますが、少なくともうちのスタッフそう感じてはおらずむしろ逆。

負担が増していると感じている人が多いように思います。

 

労務担当者の育て方

こんばんは♪ 大福です。

 

3連休、ど真ん中の日曜いかがおすごですか?

私は相変わらずの読書・献血とローテンションな日でした。

 

週の後半にイレギュラー対応が相次いだというのがその原因で、週明けから給与計算も控えてますので基本はのんびりなんですが…

そうもいかないノッピキナラナイ予定があります。

それは『両立支援コーディネーター』の講習です。

 

7月26日にオンライン講習があり、それまである程度課題をクリアしないといけないのですがまったく手つかずです(笑)

なので、せめて月曜日はそれを…。

 

ではでは、今週もいってみたいと思います。

 

 

労務担当者の育て方

う~ん…('ω')

って思いながら対応していることのお話しから。

 

総務、いわゆる"事務方"は私と上司さんの二名体制です。

役割としては

・上司さんが医療系の事務あれこれと各種決済・承認など

・大福は労務・給与をメインに一般事務・庶務

といった感じです。

さっくり書くとたった一行なんですが、いずれも重要な欠けるとやべぇものがずらっとあります。

例えば、私がなんらかの理由で長期間不在になると、入退職の手続きができず、給与計算も滞り、保険証の作成などの社会保険関連も止まるといった感じです。

 

他部署で病気療養のため3カ月程度お休みされた方いて、私がヘルプに行っていたのですがたぶんそこで上司さんが気づいたんでしょうね。

「あれ?大福さんいなくなったらやばくね?」

そういう考えがあったかどうかは不明としても次の指令がくだりました。

➡大福さんが不在になっても良いように、業務をシェアしてください。

 

う~~~~~ん…

拒否するわけにもいかないので、そういう意を感じ取って

『なんというか…私が不在でもある程度対応できるようなそういうレベルで良いですか?』

という確認を経て、もう一人の労務担当者を育てている最中です。

 

この労務担当者を育てる、というのは本当に難しいんですね。

育て方の大前提として、どれだけの経験値・スキルがあるか?によりその方針は大きく異なります。

①実務経験3年以上(あるいは社会保険労務士試験合格)

②未経験

まず、大きくこの2択に分かれます。

 

例えば、”奥様が退職されて健康保険の扶養にいれたい”という相談があるとします。

必要とされる知識・経験としては

まず【健康保険】の加入ルール

第三号被保険者への加入も必要なんで【国民年金】の加入ルール

扶養ができなさそうな場合の代替案としての

国民健康保険】の加入ルール

国民年金の加入が必要なので【国民年金】の加入ルール

さらに

”失業手当の受給がはじまるとどうなりますか?”

という質問もわりとありますので、【雇用保険】の知識もある程度。

本人の選択次第ですが、税扶養に関して【所得税】の知識もある程度。

 

といった具合に複合的にあらゆる知識・スキルが必要になります。

②未経験の場合、この一つ一つのレクチャーが必要になります。

不慣れなこともあるのでしょうがないといえばそこまでなんですが、これが本当に時間がかかります。

・いや、それは国民年金だね?

・ううん違う、それは雇用保険だね?

・えっと、それは厚生年金の制度だよ?

こういうやりとりしょっちゅう起こるので、業務というよりはお勉強会の色合いが強くなります。

ここで教えられる本人が前向きに取り組んでもらえれば良いんですが、そうでない場合は同じことを何度も何度も根気よく教える必要があります。

 

そうなると、どうなるか?

たいてい上司から横やりが入ります。

 

以前、新卒くんにレクチャーしたことがあるのですが上司さんから御呼ばれされてひとこと。

「なんで配偶者の保険証を作るのに、雇用保険とか国民年金とか出てくるんだ。保険証を作ればいいんだよ。」

状況や必要性を説明をしたのですが、上司さんも新卒くんと同じレベルなので通じず。

とりあえず言われたとおりにしろ!

と言われたので、その通り保険証を作れるけど他は一切わかりませんスタンスにしたら想定通りトラブルが生じます。

そして、そのトラブルに新卒くんは対応ができるわけもなく私が対応。

すると上司さんから「なんでちゃんと教えないんだ?」と横やり。

いやいや…ですからショートカットしろって言ったのは上司さんで…

の負のループです(笑)

 

今回もそうなる様な予感はあるのですが(笑)、ポーズでもやってますよアピールでも良いので上司さんの前でそれっぽい感じであれこれ教えてます。

 

では、労務担当者はどれくらいの期間で育てられるのか?

私の感覚的なものですが、未経験者の場合

年末調整・算定基礎届などの年次業務が一人でできるところをゴールと想定して本人の努力があって、最低3年です。

本人が努力しないとしたらさらに3年プラスといったところです。

 

それくらい…労務担当者の抱える・対応できる領域は広く複合的な知識が判断が要求されます。

大切なのは知識・スキルであって経験はそう大きくは無いということです。

なので、例えば社労士試験の受験を考えてみる。そのためにスクールに通うなどの努力を重ねれば確実に労務担当者としての実力は上がります。

 

というあれこれを思いながらも、地味に一つずつ教え込んでいきます。

ちなみに、今回私の相棒に選ばれた人は今年定年退職予定の方で、労務はほぼ未経験の方です(笑)

諦めずちょっとずつ行きたいと思います('ω')

 

読書感想文のような

社会保険関係に携わったことなない人してみたら、その苦悩や難易度がさっぱり伝わらない

けど

社会保険の担当者からしたら地獄・激務の仕事

そう、それは「算定基礎届」です(笑)

 

今回、制度の詳細は割愛しますが簡単に言うとは社会保険料の更新です。

毎年4~6月の給与の平均値が9月分からの保険料となります。

 

例年であれば6月中には完結してるんですが今回は割とギリギリの提出となりました。

事なかれ主義の私(笑)でさえ細心の注意を図り最高精度で完成させています。

なので、傍目からはわかりにくいですが、心身共に消耗します。

 

そして、本番は提出した後の年金事務所・組合健保さんのリアクションです。

「これって間違えてませんか?」

という類の問い合わせが無いか?毎回ハラハラしています。

読書感想文を誰かに読まれているような、そんな感じです。

 

今回ももちろん問い合わせがあったのですが、簡単な確認のみで致命的なものは無く無事通過できました。

毎年思うんですが、他者評価はどうなんだろう?

これだけのレベルで完成させている事業所はどれくらいあるんだろう…。

 

 

 

 

今年も賞与の季節がやってまいりました

 

 

弱ってることを素直に

こんばんは♪大福です。

 

さてさて、給与も終わりのんびりだらだらの月末・月初といきたいところですが、最強の中ボス・定時決定が控えています。

昨日、基礎的なところをざっと見て…週明け・明日から難解なところのチェックを進めていく予定です。

ではでは、今週もいってみたいと思います。

 

 

弱ってることを素直に

「急遽で申し訳ないんですが、明日有給いただいていいっすか?」

「仕事も…一段落してでかめの随時改定に挑むには精神力・MPが足りないです。

たぶん、明日休めないともたない自信があります(笑)」

 

今週火曜日、上司さんのスケジュール確認している際の会話です。

今の職場は良くも悪くも大らかななんで極論、上司さんがOKなら当日の午後からでも有給OKと言われています。

 

とはいえ、まぁ明日ってのは気が引けたんですがしゃあないです。

残りのMP全部使って、思い切ってお願いしました(笑)

 

『全然、私は大丈夫ですよ。それより明日だけで良いですか?夏休みとか?…連休とか?どうです?』

 

(あ、まずいな。”もたない”なんて素直に言ったもんだから心配されてるっぽい?。まぁ…良いや。ついでに捻じ込むか(笑))

 

「あ、そこまでは。随時改定が終わるまでは気が休まらないので。ただ、ほら?他部署の応援で意外に消耗しちゃってるんですよね。」

「とりあえず7月末に3連休。夏休みはシーズンオフの9月あたりにとうろかな?と思ってます。ひとり旅したかったんですけど、他部署の応援を優先してたんで…。8月には入社予定の様ですし。」

 

『それなら良いんですけど。本当、いつでも休んでくださいね。』

 

そんなわけで、体調不良以外では1年ぶりくらいに平日ど真ん中水曜日にお休みを頂きました。

 

①気分が落ちているときは運動

②身体が落ちているときは静養

が私の休日の行動原理で今回は①をチョイスしました。

 

朝はいつもの軽めの6kmラン。

 

そして、3年ぶりのスイムです。

コロナ禍で感染対策の観点から禁止されていたのですが、ソーシャル確保したら行ってもOKと言われてたので2020年代ではたぶん1回目です。

肩の張りも割と限界だったので、一石二鳥です。

 

いつもの区民プールへ行ったのですが…まず水着がなんか変(笑)

なんならちょっとカピカピで、はけるかも怪しい状態だったんですがとりあえずクリア。

 

そして

 

3年ぶりのスイム開始…

お?意外と…泳げるぞ?と思ったのも束の間。

すっげーーー遅い(笑)

まったく進んでる感じがしない。

もともと遅い方だけど、泳力は死ぬほど無い。

もう泳力が無さ過ぎて水中でちょっと笑っちゃったし。

 

まぁ、当初の目標は怪我せず溺れず500mだったのですが、いけそうだったので1,000mは泳ぎました。

ただ、腕はぱんぱんの筋肉痛。

肩の張りは解消され良かったのですが、筋肉痛で腕が上がらないのでプラスマイナスゼロです(笑)

 

そのあとは、近くの図書館に寄り同僚さんにおすすめされた本などを借りて帰宅。

途中、以前は無かったラーメン屋さんがあったので昼食。

午後はハンモックでたっぷりぐっすり3時間お昼寝。

 

お昼寝から起床したら、本当に心身ともにすっきりした感じで良い休日になったなと思いました。

 

そして、翌日。

出勤すると同僚から

『大福さん、大丈夫ですか?珍しいですよね?平日にお休みとるなんて…」

 

(ここでも、心配されるんかい。まぁ、ここもチャンスだな。)

「いや、そうなんですよ。他部署へ応援へ行ってるでしょ?それで精神的に追い詰められて…」

とお答えしておきました。

 

とりあえず、他部署への応援で精神が削られて有給をとった、という半分本気のデマを複数人に伝えたので外堀を固めて脱却を図ります。

 

今回、良かったな・自分、進化したなと思ったのはやはり”弱ってることを素直に伝えられたこと”です。

心配してほしい、というのは全くないんですが『感じ』として脳内がもやもやして進むことに躊躇いがありました。

その直感・予感は休むことでほぼほぼ解消されたので、結果的には正解だったと思います。

 

あとは、数日一人になりたい欲求の解消、そう…オトナのひとり旅です。

9月を目標にふわっと予定は立てていますので、それも楽しみにしばらく頑張りたいと思います!

 

最も苦しい世代、と、割り切れそうな一歩手前

ミッドライフクライシス・中年の危機

とも言われる、40代そして50代。

人生を通じて、この時期は最も辛いと警鐘を鳴らす心理学の専門家は多いです。

 

それは実感としてはバリバリあります(笑)

まだ、整理はできていないのですがなんとなくもう少しで割り切り消化できそうなところまできている、ような気がしています。

同じような境遇の人もいるのかな?

となんとなく思い、つらつらと書いてみたいと思います。

 

私がクライシスっぽく気分がダウンしたのは、やっぱり”死”というものの距離感です。

来年45才、平均寿命からして少なくとも折り返し地点。

さらに病院勤務のため、70代・80代で足腰が立たなくなる方を多く見ています。

元気に動けるのもせいぜい30年とかなんかな?

そう思えて改めて公私のことを考えると、少し寂しさの様なものがありました。

 

良くも悪くも自分のできること・できないこと、天井が見えます。

今から上場企業の役員になったり、億万長者になれるか?

というとなれるんでしょうが、確立としては低いです。

逆に確率が高いとしたら…平々凡々な生活です。

未来に明確な希望が見いだせず、過去を振り返ると…大した足跡もないことに気づく。

 

じゃ、今は?

というと、裕福ではない普通の…平々凡々な生活(笑)?

改めて自分は何をしてきて、何がしたいか?

これが意外に無いことに気づいてしまった。

何者でもない。

というのがクライシスの入り口だったと思います。

 

ただ、それと同じくらい気持ちが楽になったというのもあります。

そこは、まぁ…良くも悪くも諦めて、やりたいことをやるっていうのもありなんじゃないか?

10年後、20年後の自分が今の自分に問いかけるイメージで、未来の自分が良くやってくれた!と言ってくれるようなそういう歩き方が良いんじゃないかな?と思えたのが実は前後してだいぶ早くて38才、うつ病で休職した時でした。

 

どん底で天井が見えるという、なんだろう…?

箱に詰められて土に埋められたような状況(笑)?

 

自分の胸に手を当てて、シンプルに、単純にどうしたいか?

を考えると答えは一つでした。

社会保険労務士試験に合格したい!」

 

4年かかりましたが、無事合格できて自分を少しだけ許せた様な気がしました。

得られた教訓は、自分の時間は大切で素直になることでした。

自分には少し高いかな?と思える目標に向かって行動し続けること。

そして何より大切なのは考えすぎないこと、無理をしないこと。

 

あとは…終わりを意識して身辺を常に整理・シンプルにするというのも最近は意識しています。

まだ、50代・60代が楽しみ!と思えるまで成熟はしてないんですが、少しづつオトナになれてるかな?とは思えるようにはなってきています。