今日は広島に原爆が投下されてから74年となる日です。
私は小学生時に「はだしのゲン」で原爆のことを知りました。
なぜ原爆は投下されたのか?
シンプルにそれが一番の疑問でした。
ざっと、見ると「日本が交渉に応じなかった」などの記述。
つまり強硬に降伏を拒む日本があり、致し方なく使用した…
という理由が多い様に思います。
ただ、大学生の時に広島・長崎・沖縄などを訪ねて、資料館あるいは被爆者の方達のお話しを聞いて、思った事。
それは「原爆投下などは、人がすることではない」ということでした。
人は高度な知性を持ち、科学文明を築きました。
そこから生み出される大きな力を持つに至っては、責任が伴います。
では、原爆という大きな力を使ったことの責任とは?根拠とは?
少なくとも、威嚇射撃も無しに眉間を打ち抜く行為は快楽殺人にしか感じませんでした。
人は社会性・理性の動物です。
原爆の使用はそれが著しく欠如している様にしか私に見えないというのが率直な思いです。