大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

妊娠をしたらまずは労務のプロに相談を

こんにちは。

 

先日、健康保険の相談を受けました。

妊娠で体調があまり優れないため、4月から短時間勤務。

11月に出産だから年収130万円未満。

よって、旦那様の扶養に入れるだろうという目論見。

 

旦那様の扶養に入るための書類(収入の証明をするもの)を

書いてほしいとのリクエスト。

 

試算をすると月収12万円で扶養は不可という旨を伝えると

少しショックのご様子でした。

 

更に国保・年金の総額はざっと3~4万円程度かかる旨もお伝えしました。

最大で月収の1/3が国保・年金に消えるので2重にショック。

 

「体調が悪いのなら、傷病手当金の申請という可能性があったのでは?」

と伝えると、私の前に相談を受けた方からそういった説明はなかったとのこと。

それで3重にショック。

 

傷病手当金の受給後は、出産手当金・育児休業給付金に繋げられるのに…

とお伝えしたところ、そこまで考えていなかったみたいで4重にショック。

 

もう辛くなる一方なので止めますが、最初に相談を受けた方のフォローや寄り添いがないことが感じられ、やはり悲しいです。

 

一昔前の私なら、ここまで手厚くトータル提案はできなかったとは思います。

やはりここにきて「学習の積み重ねの差」が周りの人と比べて出てきているように感じました。

(ただ、まだまだ修行の身。日々是精進です。)

 

どの分野でもプロ・セミプロがいるので、妊娠をしたらまずは信頼のできる人、特に知識・経験の手厚い人に相談をしてほしいなと思う一日でした。