本日はAFP(提案書)の作成にあたっての提案編。
相談者からのリクエストに応えるため、何を提案するか?
これが実は難しかった…。
まず、現状の分析では赤字の収支。
大きいのは基本生活費と住宅ローン、そして旅行や車の買い替え。
これを削減・カットすることで、赤字は一気に解決はできる見込み。
ただ、ここは手を尽くしてなお回復が見込めない場合の切り札として残しました。
何より、活動量を落とす支出の削減は老後の進展を進める一因にもなりかねないので、できれば支出の圧縮は避ける方針で行くことにしました。
そこでまずはベタに再雇用による収入の増加を計算。
ここは給与計算・社会保険関係が強い自分の得意領域なので、高精度で計算できたと思います。
再雇用による収入増と保険の見直し・住宅ローンの繰り上げ返済に収入減により赤字は解消しました。
そして、相談者からのリクエスト。
退職金と預貯金等の運用とオリジナルのアドバイス。
私は金融系の知識はしょぼしょぼなので、オーソドックスな提案にしました。
まず、貯蓄については為替があったのでリスクヘッジで定期預金へ。
そして、①可処分所得の2割を貯蓄に回し5年で年収分の貯蓄をすること②3万円程度をつみたてNISAへすることを提案しました。
退職金の運用については、基本は安全性の高い国債と、趣味に連動した株式投資・実例を提案しました。
実は上記②つみたてNISAは老後の株式投資の助走としての提案の意味も含めてあります。
オリジナルの提案としては
家計簿をつける(スマホアプリを使い、自動仕分けできるもの)
→資産の整理・把握。
就労の継続
→老後の三大課題「お金」「健康」「孤独」を解消できる有効手段。
ポイント
→例えばマイレージ特化型のクレジットカードを使用し
ざっくりとした構成は以上の様な感じで提案書の作成としました。
実は提案できる大ネタはほぼ出尽くしたので、合格できたのは本当に助かりました。
反対に自分の手持ちの武器の少なさに悔しい思いをした位です。
合格てきた主因の自己分析ですが、キャッシュフローの作成が精緻にできたことが大きいのかな?と考えています。
そういった意味では、「基本がしっかりできていれば」課題は十分合格できるように思います。
もし、お悩み中の方がいらっしゃいましたら、コメント頂ければと思います。