大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

仕事で大切にしていること①スピード

こんばんは。

 

皆さんは仕事をする上で大切にしていることはありますか?

私はスキル・意識のうえで色々とあるのですが、スピード感は

大切にしているものの一つです。

 

スピード感をもつ理由ですが主に以下の点が挙げられます。

①リソース・キャパの確保

②相手優先の精神

③コストの削減

 

①リソース・キャパの確保

人はマルチタスクが基本的にできず、集中して行えるのは3つ程度が限界だと言われています。

私が仕事の量のピークを迎えていた時は、「柱となる業務」だけで3つを抱えていました。

①給与計算関連

 月次の給与計算業務(毎月10日頃まで)

 監査対応×4(社内の監査室、親会社の監査室、会計事務所の監査、監査法人の監査)

労務関連

 社会保険関係(月30~50件の問い合わせ、申請書の作成、年次業務)

 法改正への対応

 新入社員の受け入れ

 休職者の対応(病気、育休等)

 その他、労務関連の相談

③総務関連

 

ピークの一つの3月は1か月で以上の業務をこなさなくてはいけない状態でした。

今思うと狂気です(笑)

 

復職後、意識したのは3つ以上は仕事は抱えないというものでした。

その場でできるものはすぐやってしまい、忘れてしまう。

 

今日も次の様なやりとりがありました。

上司「時間がある時に〇〇をやってほしい」

自分「期限はありますか?」

上司「特にないよ」

自分「わかりました。今からやります」

少なくともこのタスクはすぐ着手し完了しましたので、

タスクの管理はしなくて良いし、キャパとしても右から左へ

流れただけで増えません。

リソースも空いてますので、気分的にも楽です。

 

②相手優先の精神

 タスクは自分一人で完結するものは少ないです。

ゴールまでの線状に自分がいることがほとんどです。

そのため、中間地点である自分でタスクが滞ることは

自分は精神衛生的にプレッシャーになることがあります。

そのため、キャッチボールの要領で、進捗や責任といった

ものは次の人にさっさとパスしてしまいます。

 

③コストの削減

 私がかかわる、事務系の仕事は利益を産まない部門だと言われます。

だからこそ、最短・最速でタスクはこなします。

なぜなら、スピードこそがコストの削減につながるからです。

例えば10時間かかる給与計算を1時間で終わらせたらどうでしょう?

給与計算のコストは1/10になり、余剰の時間で別のタスクをこなすことができます。

私の場合事務的な仕事は機械的・最短ルートでこなすようにしています。

その代わり、情報収集や本質的な仕事にはじっくり取り組むようにしています。

 

スピードは品質であり、信頼の第一歩だと私はそう思っています。