おはようございます♪大福です。
思いのほか、だらだらした一週間でした。
10月からず~っと重めの案件を抱えつつ、毎日小石・砂利のような仕事を日々こなしててるような状況でした。
そして最も重い年末調整が終わり、反動でぐったりしています('ω')
これまではスイム・サウナで切り替えられていたのですが、コロナ禍でそれも叶わずもだもだ抜けきれずな感じです。
とりあえず、来週一週間は駆け抜けて、年末・年始を迎えたいと思っています。
さてさて、本日は年末調整のその後についてです。
恐らく多くの人が、12月の給与明細に源泉徴収票がおまけでついてきていると思います。
皆さん、中身はご覧になられていますか?
私は今回の源泉徴収票にとある仕掛けをしました。
それは『基礎控除が除外されてるよ』のお知らせです。
(給与奉行の場合)
源泉徴収票の『基礎控除の金額』という欄があるのですが、基礎控除が無い人は0円と表記されています。
それに蛍光ペンでマークしました。
で、24日の支給日以降2日で3名弱の方から「なんですか?これ?」の問い合わせ。
改めて『なんで増税なんですか!?』という感じです。
担当者からしたら「未提出なので…」としか答えようがありません。
『普通、声かけたり確認しませんか?』と返されても「その確認を嫌がる人が昨年複数名いました。自主性を尊重しています。」と答えています。
こういう事態は想定していたので、申告書の本体・記入例などに「増税になるよ」的なことを何回も書いていたのですけど、『見えなかった』のお答え。
逆に一周回って、予測通りの反応なので(失礼ですが)笑いがとまりません(笑)
名参謀が緻密な戦略で敵を誘導し勝利に導くってこんな感じなのか?とお茶を飲みながらしみじみしていました。
さて、カミングアウトをすれば各申告書の未提出の方向けに案内をすることは可能でした。
また、本音で言えば一人ひとりに丁寧に対応したかったというのも本音です。
これまではその様に対応していました。
「寡婦控除ではないですか?」「基礎控除申告書、未提出ですよ?」などコンサルっぽい感じだったのですが今年はひとまず止めて様子を見てみようと決めました。
ちょっと偉そうな言い方ですが、「意識を変えて、自分の事は自分でやってほしい」という思いからです。
恐らく基礎控除申告書が未提出だった人は「あ、これ出さないと増税になるんだ…」というトラウマがあり、来年以降は自発的に対応してくれるはずです。
逆に私フォローするとその状態は起こらないと思います。
と、まぁ…そんな親心的な対応だったのですが、非常にヤバいあれこれが露出しています。
まず、確定申告はどこでするのか?
区役所ですか?とか聞いてくる人もいます。
こんな難しいことできるわけないじゃないですか!
と、1日お休みをとろうとしている人もいる。
ちょくちょく「日本のファイナンス教育は遅れている」と聞いていましたが、それを実感する日々です。
で、まぁ上席者に「こんなバタバタしてるんですけど、どこをどうずれば良かったんですかねぇ~」と質問。
「こんなこと言っちゃあれだけどさ、7文字以上の文書は読まないよ。内、漢字2文字くらいね?」
いやそれって…『増税になります』が表現の限界なんですけど(*´Д`)