大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

ニシカヒガシカ

こんばんわ♪大福です。

 

今日は6月15日。

ということは、減額された年金の支払いになっての一回目です。

年金は防貧機能の側面があるので、本来であれば物価上昇=年金支給も上昇というのが本筋なんでしょうけど…

現役世代の負担を考慮

するのであれば致し方ないのかな…と寂しくもあります。

 

さてさて、社労士試験まで残り2カ月弱。

 

とある予備校の模試で面白い問題があったので、ご紹介します。

 

Q.労災保険

旧認定基準において作業環境の細目とされていた時差についても、出張に伴う負荷であることから本項目で評価することとされたものである。時差については、時間数を限定せず検討の対象とされたが、特に4時間以上の時差が負荷として重要であることに留意すること。
なお、時差を検討するに当たっては、西への移動(1日の時間が短くなる方向の移動)は、東への移動よりも負荷が大きいとされており、検討の視点に示された「移動の方向」とはその趣旨であること。

(転載はNGだと考え、一部改変してあります。)

 

労災には色々な基準があります。

代表的なもので言えば、『過労死ライン』があります。

過労死ラインとは――2021年の大綱変更を反映して解説 - 『日本の人事部』

 

で、今回の問題の論点『時差』でした。

上記のQを要約すると

 

ニューヨーク出張

より

パリ出張

の方が

身体への負担が大きいか?

 

です。

 

私の初見

…知らんがな( ゚Д゚)

ニシカヒガシカ?

 

私の悪い癖で、脳内PCフル稼働で考えてみました。

 

なーんか…CAさんが東方向の移動が時差ぼけしやすいと言ってたような気がするな…。

地球って、左(西)から右(東)へ移動しているよね?

 

てことは、右(東)移動すると時点の速度的なものが加算されて、きつくね?

逆に左(西)へ行くなら、こう…地球の動きと反対で逆に時短になるような?

 

じゃ、あれだ

この問題はバツだな!

 

という、我ながら良くわからない論理的思考で結論を導き出しました。

 

そして、回答は…なんとバツ(笑)合ってました( ゚Д゚)

つまり

 

パリ出張(西)

より

ニューヨーク出張(東)

の方が身体への負担が大きい!

血管病変等を著しく増悪させる業務による脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準に係る運用上の留意点について

→10ページ参照

 

いや、こんなん「選択式」に出題されたら、初見でこんにちは♪はキツイだろうな…。

選択式は5問・穴埋め。

そのうちの一問に『〇〇への移動』という問題で、選択肢が東・西・南・北みたいな?

 

とりあえず、補足でネット検索したらやはり東回りの時差はきついとのことでした。

原理はさっぱりわかりませんでしたが、とりあえず良い修行になりました!