こんばんわ♪大福です。
7月月初、もう今年も折り返しです。
朝ランニング中も明るさが増してきて、本格的な夏も始まろうとしているな…なんて感じています。
季節の変わり目、私は天気痛の影響もあり?体調のアップダウンが割とあるのですが、ぼちぼちやっていこうと思っています。
さて、今週もいってみたいと思います。
昇給↑・減収↓
初夏の一大イベント。算定基礎届の対応が今週のメインでした。
極々シンプルな説明をすると、毎年4月~6月に支払われた給与もとに、9月分から1年間の保険料(厚生年金・健康保険)を決めるという手続きです。
これが、やってみるとちっちゃな確認の連続で150人程度とはいえしんどいです。
チェックの方法は人それぞれでしょうが、私は1等級でも保険料の変動がある人は全て確認しています。
そして、算定から見えてくることは「可処分所得の視点は大切」ということです。
社会保険料の初歩のおさらいからお話しします。
そもそも社会保険料はどうやって決まるのか?
令和4年3月分からの健康保険・厚生年金保険の保険料額票(東京都)
こちらの表にあるように、〇円から〇円なら●等級と決まります。
毎年4月~6月に支払われた給与の総額90万円・平均90万円であれば、22等級になります。
ここで小さなドラマがあるのですが、給与が229,000円・等級18の人が4月に2,000円昇給した場合どうなるか?
残業代が無い場合、平均231,000円となり、等級19となります。
健康保険料が約1,000円。厚生年金保険料が1,800円の増加です。
つまり、昇給2,000円→社会保険料2,800円増加=手取800円減少。
手取りの逆転現象という状況が生まれるのです。
毎年こういう逆転現象は起こるのですが、今年に限ってはやっぱりね…というのが数名いました。
そう、JRなどの交通費の増加です。
先ほどの例を引用すると、交通費200円上昇→社会保険料が2,800円=手取り2,600円減少みたいな感じです。
等級のギリギリラインにいると、こういう理不尽な?結果になることはままあり、本人はびっくりしてます(笑)
え?おかしくないですか?
と、稀に喰ってかかられますが正直どうしようもないです。
かなり酷なことを言えば、「自己責任」でバッサリです。
有給休暇の時効(≒賞味期限)
「大福さん、なんか…有給とれって上司に言われて…」
ご存じの方も多いかもしれませんが、有給休暇が10日発生したら一年以内に5日取得しなくてはいけません。
2019年から動き出したルールです。
新卒さんで言うと…
2023年4月1日 入社
2023年10月月1日 有給プラス10日
↓ ★5日間取得せい!
2024年9月末
2024年10月1日 有給プラス11日
↓ ★5日間取得せい!
みたいな流れです。
今回質問に来た子の履歴を確認すると…うん、見事に0日(笑)
献身的、仕事が大切なのも良いけど休むのも大切だよ。
ていうか、時効が来たらゼロになっちゃんだからもったいないよ。
的な話しをしていたら、「時効?ってなんですか?え?消える?」
という反応。
有給には時効があって、発生してから2年間で権利が消滅するんよ?
ま、超簡単に言うと賞味期限。2年で食べれなくなるって捉え方で良いよ。
と回答したら、
「てことは…今ある10日のうち5日は有給をとらなくちゃいけない?で残った5日は来年の9月末に消える、ってことですか?」
ご明察。
ついでに言うと、残り5日っていうとピンと来ないかもしれんけど日給1万円ってしたらどう?
5万円捨てるようなもんだよ?
給与が少ない✖10って嘆くのもわかるけど、知らぬうちにお金を捨てているようなもんだと…大福さんは思うんよね?
「ですね。ん…そんなこと考えもしなかったです。」
そりゃ、そうだよな。
義務教育はおろか、それ以降で最低限の労働法さえ学ばずに社会に出てるもんね。
「ちなみに…5日って取らなかったらどうなりますか?」
これも割と多い質問ですが。
基本的には「強制取得(≒出勤停止)になると思っておいて」と答えています(笑)
(努力義務、ではなく罰則付きの義務なんで取らさざるを得ないので…)
いても無駄・言っても無駄
大丈夫?というくらい…職場の退職が相次いでいます。
「感じ」としては、前向きなものよりも後ろ向きな空気感です。
(医療現場界隈では、コロナの影響もあり例年より離職率が高いという情報もちらほらでています。)
個人的には、前向き・一貫性があれば20・30代の転職はOKだと思っています。
私自身、5回以上転職していますが一貫して総務・労務畑を歩んでいます。
また、転職の理由も子供が生まれて収入が少ないからなどの前向きなものが多いので、転職回数が多いということが、転職活動に不利に働いたという実感もありません。
私の様に自発的な退職ならまだ良いんでしょうけど、外部的なもの、つまり職場のあれこれが原因で退職に繋がってしまうのは会社・労働者にしんどいな…と思います。
で、ぱたぱたと退職が相次ぐ理由って何だろう?
・話しを聞いてみたり
・自分の経験などと照らし合わせ
あれこれと考えました。
大きくは二つに集約されるんかな?
と考えるようになっています。
それは
①言っても無駄
②いても無駄
です。
例えば、年功序列・終身雇用制の従来の日本的な労働環境であれば①言っても無駄!でも「とりあえず黙ってれば定年まで在籍・昇給はするし、退職金ももらえるから良いや」というインセンティブが働き②いても無駄が減殺されていたように思います。
ところがご存じのように年功序列・終身雇用制は崩壊し、そのインセンティブが消えつつあり②いても無駄が露出してきているように感じます。
「大福さん、ここにいるメリットって何ですか?」
この質問は非常に堪えます。
何せ経営陣・役職者文句があるなら辞めれば良い
のスタンスだからです。
ただね?
時代としては、そういう時代ではないんじゃないんですか?と、言いたくなります。
現に採用環境は非常に厳しい様子です。
これまでは紹介会社を利用すれば1~2か月程度で数人は採用できてたんですけどね…。
かく言う私は、というと当面は転職の予定はありません。
妻と共働きでなんとか食べていけますし、やはり心身の負担が少なく現状最優先の学習環境を崩したくないというのが一番の理由です。
最終的には、社労士の副業などで上司の収入をしれっと超えるのが当面の目標です(笑)
Go to SR #17 7月からの過ごし方は「本番想定」
社労士試験まで残り…55日。
SNSなどを見る限り、しんどそうな様子です( ;∀;)
さて、合格年の私の7月の過ごし方を振り返ってみたいと思います。
まず学習開始から一貫して日曜日はオフ、というのが基本ルールでした。
もちろん(?)朝3時15分起床・4時間学習は最低ライン・ノルマとしてましたが、それ以降は自由時間です。
休んでも、映画や献血に行っても良しとしてました。
逆を言えば、日曜のオフに向けて月曜から土曜日が頑張れる!という感じでしょうか?
では実際はどうだったのか?
というと、ほとんど学習の時間に充ててました(笑)
理由はわからないのですが、ナチュラルハイに入ってたと思います。
模試でグダグダな結果でもできないところは、自分の知識のムラ・穴で決して気分のいいものではないんですが、そこをペタペタと塗っていく過程が楽しかったのだと思います。
では、具体的には何をしていたのか?
それは本番環境を想定したあれこれです。
具体的には本試験の択一対策です。
試験時間である、日曜の午後にピークをどう持っていくか?
多少の学力・実力不足でもピークを持っていければワンチャンあるんじゃないか?小指の先くらいは合格ラインに引っかけてやろうという感じです。
まず、7月に入ってから日曜の午後は予備校の模試(択一)を最低一回は解いてました。
日曜の午後は模試の日!身体に刷り込むイメージです。
で、そこからの逆算が始まります。
まず食事です。
あれこれ試した結果、私は脳がギリ働くくらいの空腹が集中できるという結論に至り、昼食は「一本満足バー」がベストでした。
朝食はソイプロテイン(牛乳)のみ。
さらに逆算でランニングして脳の血流を増やす、ということも実践してました。
まとめると
…午前
・3時15分起床
・6kimランニング+シャワー
・朝食はプロテイン・牛乳
・過去問学習など(選択式対策を兼務)
・家事など
…午後
・昼食(一本満足バー)
・模試(択一)①
・模試(択一)②
という流れが自分にとっては、最もパフォーマンスが発揮できるという結論に至りました。
今思えば…模試2回というのはやって良かったです。
本試験では1周目終わってなお、多少の余力と時間が残ってたのはこのトレーニングが活きてたんだと思います。
ただ、これは個人差があります。
特に食事はそうです。
書いた通り、これは相当にカロリー・栄養不足です(笑)
私は飢餓状態であればあるほど、バッキバッキにパフォーマンスが上がりますが人によっては違うと思います。
少なくとも私は試験が終わってから、ふらふらでした。
(どうやって帰ったかわからないくらい疲弊してました( ;∀;))
ただ…少なくとも日曜の午後に学習時間を充てることだけはしてた方が心身ともに良いと思います。
徐々に慣らしていく、それは小さな積み重ねかもしれませんが本番で活きてくると考えます。