大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

知らぬ間に違法

こんばんは♪大福です。

 

2週ほどあきましたが、お元気ですか?

本当…馬鹿みてぇに暑い日が続いていますね。

 

私が小学生のころ、こんなに暑かったっけ?

なんて考えて地元の気温調べてみたら…

8月平均気温

1990年 27.7℃

2024年 30.7℃

でした。

夏休みは地元のプールに毎日行って真っ黒に日焼けしてたな…

なんて郷愁に浸る日々です。

 

ではでは、今週も行ってみたいと思います。

 

 

ジャングリア沖縄

(以外に知られてないんだな…。)

と、気づいたお話し。

 

『なんかジャングリア沖縄ヤバいらしいっすよね。』

同僚さんがそんな話しをしてました。

7月25日沖縄に開業したテーマパークです。

信ぴょう性はともかく、サービスやシステムトラブルなど酷評が報道・ネットに溢れています。

 

「そうみたいですね。仮にうまくいかず倒産したら血税が無駄になっちゃいますよね。」

なんて私がお答えしたら

『え?血税?なんで税金が絡んでくるんですか('ω')?』

 

ジャングリア沖縄は約700億円を調達し、その内80億円をクールジャパン機構が出資しています。

そしてこのクールジャパン機構は2019年7月時点で約830億円の出資を受けており、その内約700億円が政府から出資を受けています。

 

そして、なんというかね…

見事にうまくいってないんですよね(笑)

企業の累積の赤字が400億近くにのぼると言われています。

 

近々で言えば、スパイバーという出資先が295億円の赤字。

350億円の返済が迫っていると言われています。

 

そんな中、USJ復活の立役者と言われる森岡毅さんも参画するこのジャングリア沖縄。

一部ではクールジャパン機構が一発逆転を狙ってゴリ押しして出資を決定した。

なんてきな臭い話しもちらほら。

 

いずれにせよ、ジャングリア沖縄コケるというのは税の大もとである私たち市民にとっても無関係な話しではないよってことだけは片隅みに置いておく必要はあると思います。

 

オルツ

そして、個人的には次のニュースがとても大きいです。

オルツという上場企業の上場廃止民事再生法の適用です。

AI開発のオルツ、「循環取引」で売上高119億円を過大計上 第三者委 | ツギノジダイ

 

ギュッと歴史を振り返ると、その凄さがわかります。

 

2014年11月 創業

2024年10月 上場(東京証券取引所・グロース市場)

2025年7月31日 8月31日上場廃止となることが決定

同日 同社が民事再生法の申請

 

上場して約10カ月で上場廃止&倒産という流れです。

 

こちらも春先くらいからネット界隈でちらほら話題には上がっていたのですが、一気に倒産という感じでした。

 

倒産の原因、というか何をやらかしたのか?

それは『循環取引』という不正です。

要は売り上げを多めに見せていた、というものなんですが…

 

結構というか…

地味に日本経済、特に新興ベンチャーへの影響は甚大です。

 

というのも、今回の不正とされる循環取引は不正の初歩というか手の込んだものではないんですね?

その証拠に、上場前の監査法人はその可能性を指摘しNGを突きつけてます。

そして監査法人が変わり、新たな監査を経て「オルツは大丈夫」とお墨付きを得て上場をしています。

投資家目線で言えば、上場時に約600円あった株価は15円です。

仮に100万円投資が2.5万円と1/40になっている様な感じです(笑)

そして当然ですが、原則として損失分は補填されません。

 

仮に監査法人がNGを突きつけ、上場さえしてなければ今回の被害は防げたはずなんです。

ポイントはまさに『不正を見抜けない監査って意味あるの?』ということになります。

 

もちろん、巧妙に仕組まれて監査法人さえも出し抜くような本気の不正を見抜けないのであれば100歩譲って良しとできるでしょう。

ただ、オルツに限ってはべたべたな不正で上場前の監査法人はNGとしているわけですから、上場時に見抜けないわけがないんですよね。

 

仮に見抜けない、ということであれば投資家心理としては慎重にならざるを得ないわけで。。。

 

知らぬ間に違法

鹿児島県内 労基署の立ち入り調査で4分の3の企業で法令違反|NHK 鹿児島県のニュース

 

逆算すると…ざっくり1,800社のうち1,400社超の企業で労働法関連の法令違反があったというものです。

感覚的には悪意を持って違法だった、というよりは違法だなんて知らなかった…というケースが多いんじゃないかな?と考えています。

 

私の身近なところでも知らぬ間に違法になってるかもな?というところはいくつかあります。

例えば、看護師などの夜勤明けの休日に関する取り扱いです。

 

一例としてですが、夜勤と休日の組み合わせとしては次の様なケースがあります。

8月1日 16:00~ 勤務開始(夜勤)

8月2日 ~09:00 勤務終了

    ➡休日

8月3日 09:00~ 勤務開始(日勤)

 

たぶんですが、夜勤勤務をしている方からしたら「何が違法なん?」と思われるかもしれませんが、明確に違法です。

法律上、休日は00:00~24:00とされています。

つまり起点はどこであれ24時間休めば休日、ということではないんです。

 

今回のケースでいえば…

8月1日 16:00~ 勤務開始(夜勤)

8月2日 ~09:00 勤務終了

 

8月3日 休日

    

8月4日 09:00~ 勤務開始(日勤)

 

が正しいカタチになります。

つまり、夜勤明けの1日は休日としては取り扱えないということです。

幸い私の勤務先は正しいパターンで運用されていますが、知人のところはそうでもないようです。

どこでどう歪んだのか、「24時間間隔が空けば、休日」と認識されている様です。

 

ただ、私のような社会保険労務士の有資格者でも「そんなん知らんがな…」という未知・不知の法律はあると思います。

例えば

大掃除は年二回(労働安全衛生規則619条)

とかです。

 

なので、個人的にですが影響の大きい「そこは間違えちゃいかんでしょう?」というところをとりあえずは抑えておけば(とりあえずは)大丈夫かな?と思います。