こんにちわ。
「こころ検定」3級の本を読み始めました。
もともと心理学は好きだったのですが、発達心理学の領域は興味深いものが多く久しぶりに楽しい勉強になりそうです。
今回ご紹介したいのは、「補償をともなう選択的最適化理論」です。
加齢を重ねる成人期~高齢期~終末までで大切な考え方の一つです。
①老化で制約を受ける活動の中で、できることを「選択」する。
②効率的にエネルギーを「最適化」して費やす。
③不足分を「補償」してもらう。
ざっとですが、以上のような考え方です。
ネットでより詳しく探すと好例がありました。
『アルトゥール・ル―ビンシュタインの逸話』
80歳でもなお驚異的な演奏活動をしていたル―ビンシュタインは、その秘訣についてインタビューされた際、演奏レパートリーを減らし(=選択)、そのレパートリーだけを徹底して練習し(=最適化)、テンポの速いフレーズはゆっくり弾いてテクニックが衰えていない印象を与える(=補償)ことだと答えたといいます。
凄く響きますね。
私も人生折り返しの年齢になり、労務領域を広範にカバーできるよう、選択・最適化してる最中です。
自然と良い行動ができていたことを喜びに、またコツコツ頑張っていきたいと思います。