こんにちは。
メンタルヘルスケアマネジメント検定
こころ検定
を、通じて心理学に興味があります。
最近、以下の本を読んでいます。
ここでの気づきとしては、人の心理のカタチや様子を定量的に分析することの難しさです。
ストレスチェックの実施は労働安全衛生法で義務付けられています。
具体的には質問票を配布し、ストレスの度合いを測り、うつ病を未然に防ぐことを目的にしています。
制度開始が2015年で、その時私が思っていたことは、「質問票の意味が分かりやすい(要はストレスありますか?問うてるような内容)→質問票へ虚偽の解答できる=本人が結果を操作できるんじゃね?」ということ。
本質からはかけ離れた制度だなと感じたことを覚えています。
実際に当時勤めていた会社は1,000人いましたが、高ストレス者は1名でした。
臨床的にはうつ病の傾向がある人は1~2%とありますから、最大20人はいる計算になります。
実際、ストレスチェックでは問題無しでも、その直後に休職をした人もいました。
個人的には質問票ではなく、健康診断で「唾液マーカー」等の医学的アプローチのが望ましいように思います。
もちろん、踏み込み過ぎな面などもあろうかと思いますが、死人が出るよりはまだましかなと考えるのです。