大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

見えない増税

こんにちは。

 

ふと、雇用保険料率は変わるのかな~と気になり

確認したところ0.3%と変更無し。

 

これで3年連続据え置きという結果です。

震災当時、0.6%程度あった様に記憶していますので、その半分が続いている感じです。

少し調べてみたところ、最も高かったのは平成17~18年(2005~2006年)の0.8%のようです。

ほぼ3倍差ですね…。

 

仮に年収500万円とした場合…

平成31年…15,000円

平成17年…40,000円

と、約25,000円の差があります。

 

気になって、他の社保関連の両立も確認してみました。

平成21年→平成31年

厚生年金 : 7.852% → 9.15% (1.298%up)

健康保険 : 4.1% → 4.45% (0.35%up)

介護保険 : 1.19% → 1.73% (0.54%up)

 

単純な合計で2.118%のアップです。

こちらも年収500万円で考えると、約11万円の負担増という結果です。

 

4月から、色々なものが値上がりし「見える負担」はクローズアップされていますが、こういった「見えない増税」はあまり取り上げられません。

今後もじわじわと真綿を占めるように上昇していく可能性は大いにあると思いますので、注視していきたいと思います。

 

「見えない増税」に注意! 健保組合の保険料が10年で10万円アップ (1/2) - ITmedia ビジネスオンライン