こんにちは。
ふるさと納税について、泉佐野市と国がバチバチやりあってます。
かくいう私も昨年泉佐野市のふるさと納税にひかれて、10,000円の寄付をしました。
一市民としては、寄付金控除を受けられて特産品を貰える!
というメリットはとても嬉しい制度です。
ただ、本来の趣旨からはズレているのかな?と思うこともあります。
私は昨年ふるさと納税デビューをし、今年の確定申告にて寄付金控除をしました。
実は10年以上ユニセフに寄付をしているので、併せてという形だったのですが
非常に違和感を感じました。
ユニセフへは慈善の意味を込めて少額ながらずっと継続していてその社会的な意義を
認められて「税額控除」を受けられる!
と解釈して感覚的にOKです。
ただ、田舎に納税して寄付金として扱われるということには違和感を覚えました。
逆に今住んでいるところに同額の住民税を払っても、何の控除も返礼品もない。
シンプルに田舎に10,000円を納税→現在住んでいるところの住民税が同額減免
なら分かりやすいかなと。
「寄付控除」というくくりや定義・税制優遇があるから、泉佐野市の様な事案でもめるのかな?と思います。
また、ふるさと納税のポータルサイトを見るとまるっきりショッピングサイトの様で返礼品が前面にでていることもズレ感がある様に思います。
前面に出るべきは、どこの市区町村を納税・援助したいか?であり、返礼品はあくまでもおまけというのが私の考えです。
(そういった意味で、私は現住所ではなく、田舎に納税をしているという感覚です。)
ただ、返礼品の割合等に総務省が介入・ジャッジするのは個人的には反対です。
そこは資本主義国家として一定の競争はありかなと思うところがあるからです。
ただし、各市区町村がふるさと納税で赤字になっていないことが条件です。
それであれば、介入し過ぎ感もないように思います。