大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

週休3日制度

【本日のお話し】

SMBC日興証券が週休3日・4日制度の導入を発表しました。

www.asahi.com

 

メリット・デメリットなどを考えてみたいと思います。

 

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私自身は週休3日賛成です。

色々な意見・賛否両論ありますが、「ポテンシャルの高い制度」だと考えています。

 

事務方目線で言えば、IT化が劇的に進展しAIも台頭する。

もちろん仕事のあり様も激変し、シンプルに労働時間が減るのであれば

それに即す制度になりうるのかな?と思うのです。

 

★メリット・デメリットについてはコチラによくまとまってます。

 

逆に事業主目線で言うと、不確定要素も大きくなかなか導入するのが躊躇われる制度だと思います。

 

では、悩む事業主を説得するためにどうすれば良いか?

 

それはリアルにメリットを伝えることです。

では、事業主にとってのメリットな何か?

私は「人件費・社会保険料の、それに付随する経費。総じて固定費の削減」だと考えています。

 

【例】

週休2日・一日の所定労働時間8時間。週で40時間。

例えば、一日の所定労働時間は変えず、週休3日を一斉に導入したとします。

 

そうすると、固定給等をシンプルに20%カットすることができます。

(週40時間 → 週32時間 となるため。)

また、それに合わせて社会保険料の見直しが発生し、報酬に合わせ減額されます。

細かいところで言うと、滞在時間も短くなり事務所のランニングコスト(光熱費等)もカットできます。

 

体よくさくっと言ってますが、労働時間の減少を理由に(合法的に)賃金カットできるんですよね( ;∀;)

もちろんこれは一番都合の良い解釈・方法です。

給与は変えたくない人様に…

「1日10時間✕4日勤務」

「フレックス制の導入」

といった選択肢も考慮する必要もあると思います。

 

ただ、全員一斉に上記の様な切替をすると、事業主にとっても悪い話ではないと思うんですよね…。

 

【まとめ】

書いてて思ったのですが…

「フレックス」✕「週休3日」って超良くないですか('ω')ノ