【本日のお話し】
健康保険等の学習をしていると、ちょくちょく出てくるのが「内縁の妻」というキーワード。
今日はこの「内縁の妻」について、少し実践的なお話しをします。
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『〇〇さん彼氏さん(私と同じ会社・別のお店)と同棲してるんだよね?だったら、健康保険の被扶養者になれる可能性ありだよ。』
退職のご相談で多いのが、健康保険証をどうするか?
というもの。
退職後の健康保険は大きく3つ。
①国民健康保険へ加入する。
②家族の扶養に入る。
③任意継続被保険者になる。
相談を受けた場合、まずは②の可能性を模索します。
理由はシンプルで、配偶者の場合、保険・年金が無料になるからです。
で、実はこの家族ですが「内縁の妻」でもOKです。
内縁の妻というと、古めかしい言葉でとっつきにくいと思うのですが…
①同棲してる
②未婚だけど、結婚の意思がある
ざっくりこの2つの要件があればOKという軽めの解釈もできます。
ポイントは②ですね。
先に書いた事例の場合、結婚の意思があれば…
彼氏さんの保険・年金に無料で入れる可能性があります。
そこで私からの提案
『なんかね、今日会社の人に退職後の健康保険の相談したんだけど…内縁の妻?同棲して結婚の意思があれば…あなたの健康保険に入れるみたいなんだけど…どう?』
って彼氏さんに聞いてみればということです(笑)
まぁ、その場のノリもあり半分冗談で言ったのですが…
後日、彼女から連絡がありました。
その日、彼氏さんに聞いてみたそうです。
そしたら彼氏さん…「へ、へ~そうなんだ。結婚の意思?う、うん、もちろんあるよ!」って(目、泳いでましたけど)言ってました!
そして、同じ日彼氏さんからも電話が…
「大福さん、マジで何してくれてるんです(笑)?彼女に入れ知恵したの大福さんでしょ?焦りましたよ、本当に。。。」
ま、まぁ…結果オーライです。
男性の立場にたったら、彼女から天使の微笑みで悪魔から囁かれる様なものなんでしょうが、いずれにせよ攻撃力抜群で実用的な知識の一つです。
【まとめ】
以前は、こういった内縁の妻系の手続きも割とイージーだったのですが最近は少し厳しい傾向にあります。
気になる方は、会社の担当者・協会けんぽなどにご相談を。