【本日のお話し】
4月から入社したとしたら、3か月を経過し少し落ち着きはじめたころですかね?
だからこそ、お伝えしたいことをお話しします。
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お伝えしたいことは、一つ。
学生の時に国民年金の滞納(支払っていない)している場合は、支払いましょう。
無理だよって!時は年金事務所等にダメもとでも相談しましょう。
理由① 障害・遺族年金の受け取りを可能にするため
「将来、年金もらえるか分からないから年金は払わない!」
という方がいますが、結構危険です。
年金には、老齢以外にも、障害・遺族補償の機能があります。
例えば新卒社員の方でも、今日障害を負っても障害年金を受け取れます。
本来年金は、保険料を納付した月が多ければそれだけ多く年金を受給できるのですが、障害・遺族年金は若い方の場合、300か月の最低保証があります。
給与25万円 新卒社員・入社3か月の人
250,000 × (5.481/1,000) × 300か月 = 約41万円/障害年金
で、この障害・遺族年金を受け取るためには当然ルールがあります。
「初診日のある月の前々月までの公的年金の加入期間の2/3以上の期間について、保険料が納付または免除されていること」
ポイントは『納付』と『免除』です。
仮に大学生の期間のすべてが滞納しているのであれば、障害・遺族年金が受給できない可能性があります。
反対に学生免除をしていた方は、セーフです。
理由② 督促への事前対応
こちらは総務っぽいお話し。
国民年金・国民健康保険等は、めぐりめぐってお勤めの会社に支払い督促が送付されてくることがあります。
これは…印象・評価の問題に絡みます。
管理者的な目線で見ると、何かの滞納をしている人は少々警戒されます。
率直に言えば、横領とかです…。
また、ルーズな性格・印象と捉えられても致し方ないのかなと考えます。
「国民年金?払ってませんけど、他は大丈夫ですから!」
ね?説得力に欠けるでしょ?
こういった点などからも、やはり免除と滞納には大きな差が出るように思います。
年金事務所とか怖いな~。
って方はご安心ください。
職業柄、年金事務所には連絡するのですが、9割くらいのスタッフはとても良い人です♪
ぜひこの機会に、後顧の憂いを断ち切って頂ければ幸いです。
【まとめ】
他、年金記録について不明な点は下記サイトまで。