【本日のお話し】
おはようございます。ご無沙汰です…。
給与対応が忙しかったり、とある出来事で気落ちしていたり、自宅のPCが破損したりとなかなか記事を書けずの状態でした。
今日は有給休暇のお話しを。
-
ご存じのように、2019年より有給休暇が10日発生した人は一年以内に5日以上取得させないといけいということになりました。
該当等はコチラ
取得が出来ない場合、一人当たり30万円の罰金が科されられる可能性があるという、会社としたら大きな改正です。
実は先月位から、有休の発生・取得状況の管理係をどさっと任せられてそのとりまとめをこの一か月ほど対応していました。
私が勤めている病院は紙のタイムカードで、労務管理も紙・エクセルという状態なので作りましたよ。ゼロベースでエクセルで。
で、まぁ…予想通りというか本当に有給の管理は想像以上に大変です。
主な要因は発生日と消化日のバラバラ感です。
管理している人数は、約150人。
当然、入社日も勤続年数も違いますからバラバラに発生します。
つまり、「〇月〇日から1年以内に5日以内」の管理を個別・個人ごとに追いかける必要があるということです。
加えて、消化日のバラバラ感です。
例:
2018年4月入社 → 2018年10月 … 10日有給休暇①
2019年10月 … 11日有給休暇②
という人がいて、①10日の有休を2019年10月まで未利用。
2019年11月01日に利用した場合、①から1日利用したということになります。
つまり、発生ターンと消化ターンの時期がずれる感じです。
この辺も管理ファイル・計算式を組むのが本当に大変。
結局、一人一人手作業で作成するしかないというという結論に至り、これからの宿題となっています。
おそらく有給休暇の管理をシンプルにするには『一斉付与』しかないな…というのが私の考えです。
で、とりあえず管理ができて現状の入力を終わりましての感想です。
①部門ごとに異なる達成率
②個人ごとに異なる達成率
③半数が消極的な有給休暇の利用
まず、①②ですが相関関係が強いな…というのが現状の考えです。
有給休暇の利用率が高い部門は個人ごとにみても、ほぼバラツキなく平等に有給が利用できています。
逆に利用率が低い部門は、2極化の傾向があり、不平等感があるのかな…という印象があります。とある人は10日以上で、新人は0日利用という部門もありました。
また、利用率が高い部門は離職率が低く、低い部門は離職率も高い傾向にありました。
そして③です。
いわゆる「体調不良で休むための有給休暇の利用」などで、事後の届出・消極的な利用が多いこと、感覚的には利用日数の半数以上位はあるかなといった感じです。
逆に「バカンス行きます!」の様に、事前に計画的・積極的な利用は多くないのかな…と感じ明日。
今回の5日取得の義務化は、働き方改革の一環でリフレッシュして仕事の効率を上げようぜ!ってのもあるので、消極的な利用は趣旨・目的からはズレるのかな…と思います。
ただ
逆に積極的な利用を推進できれば、離職率の低下ひいては組織の活性化に繋がるのかな?という可能性も感じています。
病院の労務管理は前時代的なところが多く、苦労はしそうですが…まずは部門ごと・個人ごとの利用状況をお知らせして全員の5日達成を目標に対応してみようと思います。
【まとめ】
まずはデータをとりまとめて、現状分析をかっちりして数字(現実)を管理者に叩きつけます('◇')ゞ