大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

会社から「個人事業主にならないか?」と言われたら?②

 

hiro-fukudome.hateblo.jp

 

前回の続きです。

 

実は私自身、個人事業主になりたいな~というのがあります。

社労士の資格獲得したら個人事業主として活動したいな…という思いもあり、目標としている一つの理由でもあります。

 

「え?無限責任でしょ?破産とかしたら一家離散だよ!」という声も聞こえてきそうでしょうが、それはリスクヘッジ・コントロールをできない場合で、理解して自分の許容できる範囲であれば受けられるメリットはいくつもあります。

 

個人事業主となることで得られるメリット色々ありますが、私が魅力に感じるのは事業活動に伴うあれこれを「経費」として認められることです

事業活動に伴うものであれば、「交通費」「家賃」「光熱水費」などを経費として計上できます。

凄く平たく言うと、「節税」です。

 

超シンプルな例でいうと

給与 300万円 × 税率5% = 税金15万円

給与 300万円 + (事業所得50万円 - 経費250万円) ×5% = 税金5万円

といった感じです。

 

え( ゚Д゚)

家賃とか光熱水費とかが給与所得から控除されるの?

超良いじゃん!

じゃ、個人事業主になる!と思う方もいらっしゃるかと思います。

私自身も会計事務所に勤めている時に、公認会計士の師匠がニヤニヤしながら一言。

「で、事業所得は何だ?目安としては最低でも毎月5万~10万円が必要だぞ。」

「おまえ、もしかして事業所得を考えないで、給与所得からダイレクトに経費だけ控除しようなんて考えてないよな?(・∀・)ニヤニヤ」

 

そう、浅はかな私は給与に経費計上して節税になるって!思ってたんですよね(笑)

あくまでも「給与+(事業所得-経費)」という構図がなかった…。

 

実はそう考える人は多いらしく、月数万円程度の事業とも言えないあれこれで経費♪経費♪と節税対策をしいて税務署から否認されている事案はあるらしいです。

 

そりゃそうですよね…('ω')

 

ただ、師匠さんは次の様なアドバイスも頂きました。

「まぁ、事務職であろうとなかろうと、真っ当な方法で自力で月10万円位は稼げ。逆に稼げない理由を考えろ。スキルなのか?資格なのか?人脈なのか?そうやって考えて目標にすれば必ず成長する。」

「ただ、なんでもそうだが誠実になおかつ楽しむことだけは忘れるな?」

まぁ、そんなありがたいアドバイスを頂き、吞気に社労士を目指しているという現状です。

 

もう少し書きたいことがあるのですが、それは次回にしたいと思います。