大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

攻めの管理部門

【本日のお話し】

会社・組織の部署は大きく、二つの部門に分かれます。

「攻めの部門」 営業部、経営企画等

「守りの部門」 経理、総務等

 

総務などの事務・バックオフィス系の人なら必ず言われたことのある一言。

「管理部門は何も生まない。営業部門が食わしてやってる。」

 

今日はこの言葉に真っ向から否定します(笑)

 

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私は、誰が偉いとか利益を稼いでるとかそういうのは好きではありません。

そもそもクライアントは社員ではなく会社と契約してお金を支払ってるわけですからね。

もちろん、営業の方は前線にいて色々なものをすり減らして契約をとりつけているの事実です。

 

が、しかしですね。

年齢や経験・知恵を重ねるごとに感じることは

「管理部門・バックオフィスこそ、利益を最大限に生み出すことができるのではないか?」

というものです。

 

例えばIT系の会社で100人の従業員がいます。

給与の平均は25万円、健康保険は協会けんぽに加入してるとします。

もし、私がこの会社にいた場合年間400万円以上の経費削減の可能性があると考えます。

 

400万以上( ゚Д゚)!

 

方法は協会けんぽからITS健保への法人加入の検討です。

実は組合健保は保険料が低額な場合が多いです。

給与25万円 協会けんぽ 24,000円 ⇔ ITS健保 20,400円です。

3,600円/一人/1ヶ月 →360,000円/100人

と、いった感じです。

 

もちろん、加入には審査があり大変でしょうが実現は簡単ではありません。

 

ただ、実現したらでかいです。

何もしなくても、月間36万円の経費削減≒利益創出できるからです。

 

現実としてこんなに大きなことはできないよ…という人は多いと思います。

ただね、やれることはないか?って考えることは大切です。

 

私はGビズIDで電子申請を進めていますが、年間で200,000円の経費削減はできたと評価しています。

切手などの通信費などもそうなんですが、作業時間・移動時間が削減できてトータルではそれくらいは評価できるな、と。

 

固定費を削減することは、イコール利益創出!

そういった意識を持ち提案できる「攻めの管理部門」を構築することがこれからの管理部門に求められているように考えています。

 

 【まとめ】

さーて、社労士勉強からの現実逃避を終了しないとな(笑)

今日も地道に一個ずつ。