こんばんは♪ 大福です。
本日から6月。
気分的には折り返し地点
&
社労士試験まで3カ月切ったぞ!
という感じで、良い緊張感に包まれています。
そんな、折り返し地点?
初日に対応したタスクは…
①労働保険料の年次申告
→労働基準監督署へ
③障がい者の報告
④高年齢者の報告
⑤入・退職の提出
など
世の中の総務スタッフから見たら
クレイジー過ぎる対応だと思います。
なぜなら、来月くらいが提出期限だから(笑)
ただ、私は不測の事態に備えて法定業務はガンガン前倒しで対応しています。
そんな不測の事態なんてあるの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…
逆です、逆。
毎日が不測の事態、要は要諦外の仕事の雨あられです。。。
最近、私に降り注いでいる雨あられは「年金」です。
ことの発端は勤務先が加入している、企業年金さんからのお知らせ。
内容としては、企業年金から支払われるであろう一時金・年金のお話し。
一時金なら〇円。
年金は5年、10年、20年の確定給付。
みたい感じ。
ライフプランの材料になればというのが基金さんの思惑のようです。
私としては何の違和感もなく、さらっと読めたのですが
普段、年金などに触れていない方の反応は激烈でした('ω')
主に起こった反応
①年金の種類がぐっちゃぐっちゃ
まず、『年金』というキーワードに引っ張られ
将来受給できる公的年金と勘違いされたこと。
異常に少ない!
年金って一時金でもらえるんですか?
利息って何ですか?
などなど
これは「企業年金」ですよ
とお伝えしても???な感じ。
なので、基礎年金、厚生年金、そして企業年金という3階建て
と説明はしましたが、基礎年金がまず通じない。
国民年金なら通じるっていうことで一件落着( ;∀;)
②年金定期便などが活かされていない
で、そうなると次のステップです(笑)
基礎年金と厚生年金はいくらもらえるのか?ですね。
今年60才になるスタッフには
「昨年、59才の時に年金機構から節目案内来てませんか?」
「それに『受給予定額』が書いてますよ」
とお伝えしたところ
「なんか届いてたけど…開けずに捨てたかも(笑)」
とのこと。
探すか再発行してもらってくださいで一件落着。
③年金リテラシーの低さ
これは仕方がないのか、なんなのかなのですが…。
ほぼすべての方が年金は65才から貰えると言ってましたが
がっつり不正解でした。
なぜなら昭和41年4月1日以前生まれの女性だったから。
いわゆる一般企業に勤めている方の厚生年金は昭和61年の年金大改正により65才からになりました。
ただ、急に変更すると不利益になるのでゆっくり切り替えていく措置がとられています。
そのため、がっつり65才から年金が支給されるのは昭和36年4月2日以降生まれの人となりました。
というところまでは、ご存じのようでしたが
女性はそれに5年加算されているというのをご存じだった方はいませんでした。
となると、私は60代前半から年金貰えるの!!!
と喰いついてくるのですが、それは②にループします(笑)
④トドメは「消えた年金記録問題」
とはいえ、私は40年近く勤めているし、大丈夫っしょ?
と楽観視していたので
キンキンに冷えた冷水
をぶっかけました。
そう、『消えた年金記録問題』です。
年金に反映されていない記録がざっと5,000万件。
10年以上経過した今もなお
2,000万件は未解決。
ご自身の年金記録を一度でも見たことありますか?
下手したら全期間が公的年金に未加入かもしれませんよ?
と、プチ脅迫しときました(笑)
⑤年金はあくまでも自己責任
と、もう一つ。
年金はあくまでも申し出・請求しないと一円もでない
ということは念押ししして伝えました。
もちろん受給開始年齢の近くになるとご案内は来ます。
が、何もしなければ何も起きません。
「年金の請求がないのですが、大丈夫ですか?」
みたいなコンシェルジュっぽい連絡があって
手とり足とり、なんてサービスはありません。
あくまでも自己責任です。
そして、一定以上の知識が無いと対応は難しいです。
そのための一歩として、まずは興味を持つこと。
知識を身に着けること。
それが難しいなら、知識を持つ信頼できる知人・友人とつながることです。
そしてそれに気づくのが若ければ若いほど良いと思っています。
という感じで、基金さんの所期の目標は図らずも達成できたようには思います。
が、がっつり巻き込まれた私はどうも被害者の様に思えてしまうのは、良くない兆候なのか?微妙に葛藤中です。