大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

0917up

こんばんわ♪大福です。

本日は3連休の真ん中の日曜日です。

 

世間は旅行・レジャーなど楽しんでいるのでしょうが、根が真面目な私は医療従事者らしく引きこもっています。

タイミングもあったのですが、外出は献血と図書館のみです。

さてさて、今週も元気よくいってみたいと思います!

 

 

 

ビッグモーター、多摩へお引っ越し

総務という仕事柄、ニュースなどを見ていると「もし自分が当事者だったら?」と考えます。

中には、自分だったら嫌だな…と思うニュースもあります。

今週で言えば、ビッグモーターの本社が六本木から多摩店へ移動するというニュースが嫌だな…というより胃がキュッとなり、色々考えさせられました(笑)

「胃がキュッ」なんて大げさな…と思われるかもしれませんが、私にとっては苦い経験・記憶の一つです。

なぜなら、以前勤務していた仕事ができる先輩の休職の発端・理由が「本社の引っ越し」だったからです。

膨大な事務作業、責任者として引っ越し業者、各部署間の調整、役員の無理なスケジュール指示などなどその狭間で苦しんでいた

ということを休職されてしばらくたってから知りました。

もちろん、本社の引っ越し単一でメンタルブレイクしたわけではなく、それで限界を超えたというのが近いかもしれません。

 

まず、その記憶がふわっとやってきて…

 

次に思いついたのが、総務、社労士らしく「交通費の変更」「随時改定」です(笑)

ビッグモーター多摩店から主要ターミナルの品川駅までの定期代は…約3万円。

要約すると、例えばこれまで徒歩通勤などで交通費ゼロ円の人が多摩店へ異動。定期代として3万円が加算。年明けに社会保険料が数千円アップ。ということです(笑)

より直接的な言い方をすると、手取りが減る可能性があるということです。

 

まぁ…それ以上に「通勤時間によるストレス増」ですよね。。。

都心からだいたい1時間はかかるわけで、共働き夫婦さんにとっては大きな問題です。

家族と過ごす時間は減るでしょうし、保育園のお迎え、家事の負担割合の変化などなど

金銭以上に精神的な負担は増えると思います。

さて、そうなると…離反・退職も増えることも懸念されます。

 

ただ、個人的にそれ以上にちょっと凄いな…と思ったのは、やはり神奈川県警・警視庁の家宅捜索のタイミングです。

何せ引っ越し日の前日に家宅捜索入ってるんですよ?

何らかのルートで内部情報を手に入れてるってことなんかな?と勘ぐっちゃいます。

ドラマ風な言い方すると、S・内通者がいるのかなと(笑)

 

なんで給与を毎月払わなくてはいけないのか?

今月の給与の日程が非常にタイトです。

毎月25日支給なのですが、振込データを銀行にトスするリミットは2営業前のAM10:00。今月で言えば21日(木)です。

15日が締め日のため、営業日でいうと16日(土)AM19日(火)20日(水)の3日しかありません。

完成度95%のカタチには2営業もあれば十分できるのですが、やはり100%となるとプラス2日程度はほしいところ。

 

ということで、通常は午前中のみの土曜日、午後も出勤し給与計算の対応をしてました。

他のスタッフからしたらいないはずの事務スペースに私がいるので、「給与ですか~?大変ですねぇ~」なんて(半笑いで)言われます。

そして思うのです。

 

こっちだって好きでやってんじゃない。

なんで給与を毎月・決められた支給日に払わなくてはいけないのか?

 

たぶん、連休やなんやでタイミング悪ければ締め日→翌日支給なんて日もあると思うんです。

だから心から思います。

 

とりあえず今月のどっか、最低でも月末までに支払うから待ってくれ。

と。

なんなら、それが真の働き方改革なのでは?とわけわからん境地に行きます(笑)

 

では、素朴な疑問です。

なんで給与を毎月払わなくてはいけないのか?

 

正解は「労働基準法24条に定められているから」です。

労働基準法24条

賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。

…中略

②賃金は、毎月一回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない。

 

細かくは判例も色々あるのですが、要は「毎月」、「現金」で「一定の期日」に払えと決まってるんです。

具体的には毎月末日払い、〇日払いなどです。

逆にNGなのは第三月曜日払いなどがあげられます。

しかも、ご丁寧なことに通貨で毎月ですから、「ノルマを達成したら払う」「米20kg」も取り決めが無い限りNGです。

 

そんなんね、知ってますよ。

ですから黙ってやるだけです。

 

待ち合わせ場所は「日本のパリ」です

総務、労務というポジションから色々な質問・相談を頂きます。

相談を頂くのは構わないのですが、ざっくりしすぎてお答えできないことも多いです。

 

先日もスタッフから

「大福さん、入院費の支払いのお話をした時に、「区役所に行って年金が14万円増える」からちょっと待ってもらえますか?って家族に言われたんですけど、それ、なんですか?」

という質問を頂きました。

 

… …… ………?

いや、広すぎてわからないです( ;∀;)

 

「社労士なのに?」

いや、逆で凄く気持ち悪くてわからないんです。

例えていうなら、『待ち合わせ場所は「日本のパリ」です』って言われてる感じです。

 

「なに、言ってんですか?パリはフランスですよ?」

うん、だからね?

年金の請求・異動なんかの手続きは区役所ではなくて、基本は年金事務所なんですね?

自治体が絡むのは、国民年金の加入とかで利用はしますけど。

だから、なんで増額の請求に区役所に行くのかなって?

 

ていうか、年金ってのも種別がたくさんあるんで正式な名称がほしいです。

「年金の種類?」

 

そうそう。

まず、「私的年金」自分で加入している養老保険など。

次に「公的年金」こちらは国民年金などです。

 

で、社労士が扱う「公的年金」ですが、仕事中なら労働者災害補償保険法・通称「労災」の傷病補償年金、障害補償年金、遺族補償年金などがあります。

それ以外なら、国民年金・厚生年金でそれぞれ老齢、障害、遺族年金があります。

ざっくりそれぞれの年金で支払われる額のアップ・ダウンがありますが、その理由は限定的では無いのでやはり特定が必要です。

定期的に払われているという理由で、年金と勘違いされている可能性もあります。

例えば傷病手当金や失業手当など…。

 

ちなみに…公的年金と仮定して14万円前後増える可能性があるとしたら・・・

・配偶者加給年金額の特別加算額

・繰り下げ受給

・加給年金(3人目以降)×2人

あとは、労災の年金投球の改定?

なんかがあります。

 

「つ、つまり?どうすれば良い?」

手続きをされる年金の申込書やパンフレットなんでも良いので、14万円みたいにずばり書いてるやつがあれば…まぁある程度の対応はできます。

 

はい、こんな感じで年金の相談をされる際には、ぜひ申込書・パンフレットなどをお持ちいただければと思います。

 

社会労働師…?

私のが勤務している病院のOBで社会保険労務士で開業されている方がいます。

もともと、リハビリ職(理学療法士など)でその知見を活かして、障害年金を得意としています。

たぶん…珍しいし、何より凄い強いんじゃないかな?

病院勤務でリハビリ職の有資格者で実務経験を数年経て、社会保険労務士

 

はい、そんなOBさんから有志で勉強会をしますよ?という申し出が役職者にあったそうです。

入院される患者さんの中でも条件が揃えば、障害年金の受給の可能性があります。

特に年金未納などで低年金の方にしてみれば渡りに船、ということです。

また、障害年金に限らず老齢年金や遺族年金の知識も必要ではないか?

その辺のサポートができれば…ということの様です。

 

で、先日その案内・パンフレットが掲示板に貼られていたのですが、それが笑えるというかなんというか…

 

社会労働師 OBの〇〇さん の障害年金講座

 

社会労働師( ゚Д゚)?????

なに、この共産主義の権化のような名称?

 

…ま、いっか。放っておこう(笑)

ていうか、自分も社労士(未登録)だけど黙ってよう。

経営陣には一応報告はしてるし。