大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

重い判断、重い一歩

こんばんわ♪大福です。

さてさて、あっという間に月末。

 

先週少し触れましたが、今月の給与日程がタイトでした。

いつも以上に気は配りましたが、一気呵成に対応したので確実にどこかをミスっている自信があります(笑)

 

さて、ブログの更新ですが日曜更新を目標にしていましたが、しばらくお休みします。

理由は行政書士試験への対応です。

残り50日を切り、そちらに本腰を入れるためです。

 

不定期で1~2本は記事を書くかもしれませんが定期更新はストップです。

行政試験終わりましたら、改めてて再開したいと思います。

ではでは、今週も元気よくいってみたいと思います!

 

 

ギャップを埋める

総務・労務の仕事の一つにスタッフからの質問・確認の対応があります。

そこには課題・問題がありそれを解消しなくてはいけません。

隔たる「ギャップを埋める」、感覚的にはそのように対応しています。

 

「野良」とはいえ、社労士(未登録)のため社会保険・労働については条文、判例、はたまた過去問・学習テキストなどから答えを導くことは比較的簡単です。

 

ただ、その範疇外にある明確にバシッと答えられない問題もあります。

それは明確に法律に違反ではない、いわば会社の裁量に委ねられている質問・確認です。

 

・以前勤めていた〇〇では、病休で休んでも特別休暇があったけどここではない

・夜勤専従になったら基本給等の部分が低下する

・非常勤職員にはなぜ賞与が無いのか?

などなど

 

上記の問題は、それっぽく合理的な理由や判例などもあるので納得を得ることはできるのですが、それは個人の感性では?というのは正直どうしようも無いです。

 

最近入社したから頂いた質問

➡基本給が昇給しないので、評価されているとは思えない

 

基本給だろうが能力給・調整給、名称はどうあれ1万円の昇給に変わりは無いわけで大差ない、結果は同じじゃん?

と、大雑把な私は思うのですが、本人にしたらしっくりこないようで解消しないなら退職も検討する!

というのが本人の主張です。

 

目玉焼きに醤油?いや私はソース以外は認めない!

的な?

 

例外を認めることはもちろん可能ですが、他の人とのバランスを欠くことになりそう簡単に認めるわけにはいきません。

つまりどちらかが折れる、譲歩するしかありません。

 

上司さんは譲歩するつもりない様なので、恐らく交渉決裂になり最悪は退職になるのかな?

と思っているのですが、、、

なんとかこのギャップ、埋めれんもんですかね…。

 

重い判断、重い一歩

www3.nhk.or.jp

個人的に今週一番のニュースです。

「マジか。重い一歩だな…」

そういう印象を受けました。

 

解説です。

労災は正式名称「労働者災害補償保険」です。

仕事中のケガ・病気に対する保険で、治療費の全額免除のみならず、お休み中の所得補償、遺族補償などその補償は多岐にわたります。

お休み中の保証のスタートは「休業補償給付」で、休んだ日ごとに支給されます。

そして、お休みが長期化し1年半経過した場合「傷病補償年金」となる可能性があります。

国民年金などの年金と大きく違うのは、本人の申請ではなく、労基署長の認定・職権で支給が決定されます。

支給額は概ね給与の60%×(1級313日 2級277日 3級245日)です。

仮に月給20万円・3級であれば…年額100万円弱。上乗せも受けれれば計200万円になります。

 

記事にもある通り、コロナの後遺症で傷病補償年金の支給は初で、今後同様のケースが発生する可能性があります。

また、休業のみならず障害に関する年金等の支給も出てくるんじゃないかな?

と個人的には考えています。

 

重い、と感じたのはやはり後遺症の長期化です。

今回は業務中の災害と認定され、一定の補償がなされていますが、業務外であれば「傷病手当金(健康保険)」あるいは「障害年金国民年金・厚生年金)」が想定されますが…。

傷病手当金」は1年半と短く、「障害年金」は申請のハードルが高いです。

つまり、コロナの後遺症が長期化し就労が難しくなり経済的にしんどくなる人が少しずつ増えるんじゃないかな?

そしてそれにFP・社労士としてどう備えるか?

一つ難しい課題がみえてきました。

 

Go to SR #24 リスタートの一歩目は反省会

社労士試験の合格発表まで10日あまり…。

自己採点の結果、合格が見込めなさそうな方たちで早い方は学習を再開しています。

 

SNSVLOGなどを見ていると、それ違いませんか?大丈夫ですか?

というものがちらほら見かけられます。

 

もちろん、発信されている情報が全てではありません。

熟考の末の結論だけ掲載している。

ということもあるとは思います。

 

気になるのは「予備校の選択を間違えた。予備校〇〇は評判が良いから、来年はそこにする!」というものです。

不合格の要因が予備校・教材と「目線が外」にいっている方です。

 

もちろん、相性の良い予備校・教材はありますし、変更・選択することは賛成です。

ただそれって表面的なものなのではないか?

と感じます。

 

肝心なことは、今年の試験でなぜ結果が出なかったのか?原因は何だったか?の検証とその対策です。

 

例えば数字を覚えてなくて失点した!というのであれば、数字を覚えれば失点を防げたわけで次年度の課題の一つになります。

 

つまり、課題は教材・予備校ではなく、内側の自分です。

 

少なくともどの予備校も一定数の合格者を輩出していますので、使い方・修め方で結果の差異が生じているわけでその差異・ギャップを考えないと次も同じようなミス・失点をするのでは?と考えます。

 

予備校・教材の選択、の前、リスタートの一歩目は「反省会」で矢印を自分に向ける、方向性を見定めるこれが肝心なんじゃないかな?

そう思います。