こんにちは。
こちらのニュースでザワザワしています。
ただ、ライフプランニング(初級LV)に携わる私からすれば、この単純な図式は認識していました。
そして、今回のこのニュースで肝心なところが抜けています。
それは「ローン・賃貸料」が考慮されていないということ。
つまり、賃貸やローンが残る人はさらに必要な金額が増えることになります。
私が55才・これから定年退職を迎える方向けのセミナーを企画・開催した際に「定年時に住宅ローンを残さないこと。それが前提で最低2,000万円必要である」という案内をしておりました。
ただ、2,000万円はあくまで目安。
例えば、この試算だと食費6.5万円・水道光熱費2.0万円の計8.5万円です。
素朴な疑問なんですが、無職の夫婦2人で食費6.5万円って多くないですか?
仮にこの金額を半分にすることができれば、年51万円。20年で約1,000万円です。
長期的に家計をコントロールする意識を持てば、慌てることも無いように思います。
大切なことは現状を認識する事。
まずは、統計の数値ではなく現実として自分の生活実態を把握することが第一歩だと考えます。