大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

失業手当の支給はざっくり半年後です

【本日のお話し】

ばたばたの毎日です( ゚Д゚)

いつも小難しいこと?を書いてばかりなので、今日はシンプルなお話しを。

 

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スタッフ「大福さん、失業手当って4日で貰えるんですよね!」

 

割とこんな質問を受けるのですが、ばっさり次のように言います。

「自己都合退職の場合、失業手当の支給はざっくり半年後です。」

 

まぁ、そんな回答を差し上げると

「え?ネットの話と違うじゃないですか!給与も貯金も無いのにどうやって生活すれば良いんですか?!」

となることも割とあります。

 

そう、ネットの情報などは混線したり自分の都合の良い様に解釈してしまいがちです。

例えば、上記の「失業手当って4日で…」の部分はもろに「傷病手当金」の待期期間です。

 

で、私が伝えたざっくり半年後、この根拠を時系列で示します。

 

03/31 退職

04/25 給与支給

05/01 離職票を会社から本人へ送付

↓   【待期期間】…7日

↓   【待期期間】…3ヶ月

08/10頃 対期間満了

↓ 【失業期間】28日

09/10頃 失業認定

09月末頃 失業手当の振込

 

だいたいこんな感じです。

ね?だいたい半年後でしょ?

 

ポイントは以下の通り。

①給与の支給額が確定しないと、最終的な離職票ができないこと。

 →当月発生・翌月支給の場合、離職票を手元に届らえるのは、退職後一か月程度かかる。

②待期期間

 →自己都合の場合、7日+3ヶ月

③失業期間

 →現実として、失業している期間に支給される。

  よって、待機期間に加えて、さらに一か月がかかる。

④振込までの期間

 →失業の認定まで、ざっくり1ヶ月程度かかります。

 

じゃ、最速最短で受給できる方法はないのか?

という展開になりがちです。

 

それは次回、お話ししたいと思います。

 

【まとめ】

退職は計画的に。