おはようございます。大福です。
私は土曜日・半日勤務なのですが、昨日は一日出勤でした。
理由は年末調整のチェックです。
人により方法・スタンスはあると思うのですが、私は「賃金台帳&源泉徴収簿」という資料を全員分出力し、提出頂いた各申告書を突合しチェックしています。
チェック項目は概ね以下の通り。
①氏名→住所
②基礎控除の有無
③扶養親族の有無・種別など
④保険料控除の有無・入力金額など
⑤住宅ローン
⑥最終的な調整額(追徴?還付?)
他、細々としたところもあるのですが概ね以下の6項目です。
さて
今年の年末調整では⑥最終的な調整額(追徴?還付?)が例年にない荒れっぷりでした。
通常でしたら、還付・つまり税金が戻ってくるため結果としていつもの給与より支給額が多い♪というケースが多いです。
が、今回は真逆。
追徴・つまり多く税金をとられるため結果としていつもの給与より支給額が少ないという真逆のケースが続発したのです。
金額は概ね3万円から5万円程度です。
若いスタッフは手取りで18万円の子であれば手取りが15万円を切るので、インパクトは大きいな…と思います。
ふと思ったのは、同様のケースで「何か良く分からないけど、給与が少なくね?」という人がいるのでは?という疑問。
そしてそれを少し解説しておきたいな…と思い記事を書いています。
私の正直な感想は「言わんこっちゃない(*´Д`)」でした。
そう、実はこの結果は十分想定しえたもので予測の範囲内でした。
むしろ自分のシミュレーション能力を褒め称えたいとさえ思ったくらいです(笑)
ずばり原因は「基礎控除申告書の未提出・未記入」です。
途中の細かいところすっ飛ばして、結論だけいうと最低でも24,000円、比較的高収入になるとさらに倍48,000円を給与から控除されます。
さらにさらに…
この同額よりちょい少ないくらいの額が「地方税」でも増額されます。
このブログでも何度書いていたテーマではあるのですが、現実に給与へ直撃すると…やはりずしっときます。
とりあえずではあるのですが、12月の給与の手取り額が少ない!と思ったら、感が違いでもなんでも良いので給与担当者に要確認です!