こんにちわ♪大福です。
毎週更新を目標としていたのですが、気分が乗らずにぷち放置してました。
さて、早速いってみたいと思います!
4630万円誤給付受けた申請者が返金拒否 「既に金動かした」 | 毎日新聞
はい、今回はこの話題を。
多くの人は憤りというか呆れたという感じでしょうか?
なんでこんな初歩的なミスすんの?的な。
私は「ま…しゃあないよね(*´Д`)」という甘め・擁護派の意見です。
というのも、私自身も同じような「給与の誤支給」という経験を少なからずやらかしてるからです。
給与担当者×3年以上
なら、一度以上はあるんじゃないでしょうか?
私の経験でお話しすると、数円~最大300万円の誤支給しています。
最大300万円、というのだけお話しすると年末調整です。
当時、オーバーワーク気味で上長から「年末調整の一部を同僚にシェアしろ」と言われました。
ただ、お任せしてチェックする余力も無いですよ?ミスしても責任もてませんよ?それでも良いですか?の前提で「前職の源泉徴収票の入力」を同僚さんにお願いしました。
そして、やらかしてくれました。
給与の支払い額と源泉徴税額を逆に入力してくれました。
ざっくり言うと、源泉徴収350万円を前職で支払ったの?あなたの年税額は50万円なので300万円還付しますよという感じです。
給与支給日、本人から連絡があり判明したのですが
「最初は気づかれなければ良いか。使っちゃおう。と思っていたのですが、妻から「そんなのダメよ。ちゃんと事実を言わないと…」と諭されました。」
と言われたのことです。
やらかして失礼なんですが犯罪者が出頭してきたみたいやん('ω')ノと内心笑いをこらえるのが大変でした。
他、未遂・支給前に気づいて防げたので5,000万円というのもありました。
これは勤怠情報の誤りでした。
当時の勤怠情報は上長が承認したもので、残業時間は自動判定されてたのですが、修正も可能でした。
それを上長が誤入力(センタリング)→勤怠担当気づかず(ヘディング)→大福のチェックで判明(ナイスセーブ!)
みたいな感じでした。
と、ここまでは『①人によるミス』なのですが『②機械的な不具合』もあります。
これも個人的に納得いかないというか闇の深いトラブルなのですが…
結論から言うと、10月に算定システムが稼働したことです。
詳細は省きますが、数百人分の給与計算を間違えました。
①と②の複合や最悪なのは『③原因の分からないミス』もあります。
とはいえ、ミスして良いことなんて一つも無いので未然に防ぐ・減らす努力を重ねています。
具体的にはチェックリストの作成・更新です。
チェックリストというと、めんどくさいイメージありそうですが私のイメージは「レシピ」です。
例えば半熟卵のレシピ
沸騰したお湯に、玉子入れて6分30秒
とします。
部下がその通りに作ったのに失敗したとします。
確認したところ、部下は「常温に戻した卵」を使った
ということが判明します。
つまり、正確なレシピは
沸騰したお湯に、玉子入れて6分30秒
※卵は冷蔵庫から取り出した直後のものを使うこと
ということになります。
仕事も同じような原理だと私は思っています。
マネジメント能力の低い上司は
「なんで、できないんだ!茹でるだけだろう!」
と声を荒らげ
逆に高い上司は
「どうすればできるんだろう?どう修正するか?」
と考えます。
レシピが間違えていいるのか?
作り手・部下が間違えているのか?
そこでレシピが完璧に近い場合、初めて「叱る」というアクションに移ります。
このレシピっぽい考え方の良いところは
考え方・OJTの中心・軸が人ではなく、レシピ(チェックリスト)である
ということが挙げられると思っています。
人 対 人
では無く
人 → レシピ(チェックリスト) ← 人
という感じです。
ただ、注意点としてはこのレシピは100%のものはNGです。
80%位の完成度で十分です。
そうしないと、考えることを放棄しかねないからですね。
なので、私も一人部署とはいえ、ミスしたことはどんどんチェックリストにどんどん記入し、再発防止を徹底する様にしています。
ま~、それでもミスは起こります。
なので上司から
「大福さん、給与終わりました?大丈夫そうですか?」
と聞かれたら
『ベストは尽くしました!』
(内心で不安いっぱい、ミスしてる可能性はありますが…)
と答えるようにしています。
口が裂けても
『完璧です!!!』
言わない様にしています(笑)('ω')ノ