大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

Q.投資とは? A.農作物です

こんにちは♪大福です。

 

先日、社労士試験の受験票が到着しました。

試験会場を都道府県でしか選べないので、どうか遠隔地ではありませんように…の願掛けしつつ開封

 

マジか…( ;∀;)

予想外なことに。

 

なんと、初めて社労士試験を受験した会場でした。奇しくも。

いやいや、スクールに行って理解が追い付かず、結果がボロボロだったあの会場?

皮肉か、運命か?

 

まぁ、自宅から近めの会場ですし、帰り道に献血もできそうなんでラスト3週間あまりを楽しみたいと思います。

 

さて、本日は『投資』のお話しです。

TKOの木本さんが巨額投資詐欺?にあったとの報道。

被害総額は7億円とも伝えられています。

 

私の率直な感想としては

『やっぱり投資って危険だよね。』

というネガティブな印象を持たれることです。

 

勤務先の同僚の何人かは、私がAFPであること知っています。

そのため、「この投資商品どう思います?」という質問・相談は受けます。

 

知人・友人から

「銀行に預けても利息はたかが知れてるよ?この商品なら100万円を預けてもらえれば、年3万円ずつ増えてくよ。」

という銀行に預けても損じゃん?スタートの話しは多いようです。

 

そして、やはり悩むポイントもほぼ一つです。

それは

『元本割れしないか?』

というもの。

 

私の答えは、シンプルです。

元本割れが怖い・あるいはリスクを負いたくないなら投資はしない。

ただ、20年以上の長期・積み立て・分散投資であれば、最終的には99%元本割れはない。

というものです。

 

まず、何らかの投資にチャレンジしようとする場合の鉄則ですが、『余剰金』を使うということがあります。

つまり、そのお金が無くても生活やライフプランに支障が無いお金のことです。

色々な考えがあるとは思うのですが、私はまず防衛ラインをきっちり固めてコツコツ派なので、少ない元手を無理してでも投資に回すというのはおススメしていません。

 

相談をしてくる人に共通しているのですが、投資をしてお金を増やそうとするんですよね?

投資というのは、結果としてはお金が増えるという側面もあるのですが、マインドとしてはお金を育てるという色が強いように思います。

 

イメージとしては農作物です。

種を畑に蒔いて、育てる。

 

私の場合は、の畑(THEOとIDeCo)に種(お金)を蒔いているという感じです。

不作の時もあれば、豊作の時もある。

最初は数粒の種かもしれないけど、そこから収穫した種を翌年蒔いて育てる。

少しずつ少しずつ気長に育てる。

そんな感じです。

 

なので、短期間で劇的なリターンを得られるって農作物っぽくないよね?

という説明をします。

 

そういった意味でも、短期の投資商品という言葉も違和感を感じます。

どんなに短くても15年。理想は20年以上の長期にわたるものが良いよ?

と説明はしています。

 

例えば3年で10%のリターンが得られる

というのは、投資というよりは投機・ギャンブルに近いと思います。

 

でも、人間というのは面白いもので…やはり短期でちょっとでも資産を増やそうとするんですよね(笑)

そして、そういう人ほど足元が弱い。

要は少しでも利益を得たい!

と思っているのに、手堅くできる「ふるさと納税」や「IDeCo」はしていない。

なんなら、年末調整の際に基礎控除申告書を未記入で約8万円多く税金を払っている…。

 

なので、最終的にはあきらめて

「とりあえず、やってみないと分からないかから、試してみたらどうですか?」

と言うようにしています。

 

そして、自分基準で良いから、〇〇だったら撤退というルールを設定することもお願いはしています。

撤退せず、ずるずる行くようなら…もう知りません(笑)