こんばんは♪大福です。
行政書士試験まで、半年余り。
私はというと、肢別過去問集を3周ほどしてアガルートの過去問講座に取り掛かってます。
そこで、気づいたこと。
いや、これ…消化しきれるのか('Д')?
(ていうくらいボリューミーです(笑))
嘆いても仕方ないので、前進あるのみです。
ではでは今週も行ってみたいと思います!
さっぱりわからない記入例…
なんか総務って、ずっとパソコンの前にいてかちかちやってる
よく言われるのですが、本当に地味に忙しく焦ってる場合もあります。
そして、6月は年末調整のある12月に次ぐくらい忙しいです。
法定業務としては…
①労働保険料の申告
②算定基礎届の提出
→例年7月10日までの提出。
これに加えて
③高年齢者雇用状況報告
④障がい者雇用状況報告書
→ハローワークへ7月14日までに報告。
一通り共通して言えるのは、『記入例』が尋常ないくらいわかりにくい(笑)
令和5年度事業主の皆様へ(継続事業用)労働保険年度更新申告書の書き方|厚生労働省
色、デザインのギトギト感が凄くないですか?
記入例だけでなく、書式も結構すごいです。
③高年齢者雇用状況報告
④障がい者雇用状況報告書
の記入フォーム(エクセル)ですが、これも凄いです。
なんかね、入力もしにくいし、一部筆文字だったり太字だったり、何よりフォント・サイズがバラバラです。
私は取り立てて几帳面ではないのですが、気持ち悪いのでフォント・サイズなどは調整して作成・提出しています。
他にも色々あるのですが、お国が作るあれこれは基本はわかりにく記入例を片手に、わかりにくいフォームへ入力するというのはあるあるだと思います。
これを書いた理由ってのが、最近お騒がせのマイナンバーのあれこれです。
批判的な意見もあるのですが、個人的には「仕様の問題」だと思っています。
ユーザーがどう使い、どういう不具合が生じうるか?
たぶん、こういう想像力や意識が欠けているように感じます。
民間の持つ、クライアントへの配慮・意識があれば…もっとわかりやすくシンプルになるように思います。
一歩目
先ほど少し触れましたが、住民税の更新業務があります。
給与システムにもよりますが、多くのシステムは年税額を登録すると6月・7月~の住民税が自動で反映されます。
で、当然なのですが入力結果を出力しチェックをしています。
その時、私は何を思うのか?
一番多いのは
「もったいなぁ…」
です。
自治体から届く通知書
と
給与システムに登録された
「年税額」をチェックしているのですが、税対策をしている人・していない人というのが割とわかります。
150人すべての給与額をすべて正確に把握しているわけではないのですが、自分を基準としたりすれば納付している住民税額の多い・少ないは何となく判断できます。
特にもったいな…と思うのは、20代の若手スタッフです。
これがキレイに皆が同じような住民税額、つまり税対策はしていないということです。
逆に30代などで私がアドバイスをしている人たちは、同じ給与額でも住民税額は顕著に違います。
さて「税対策」というと難しそうに感じますが非常にシンプルです。
給与収入だけの人ができる対策はほぼこの2つに限られます。
例えば今年の4月に入社した新卒くんを例にざっくり計算してみます。
4月~12月 年収250万円(月収9か月分+賞与1か月分)/社会保険料50万円
の場合、何もしなければ翌年の翌年の住民税は約7万円6千円です。
非常にざっくりですが、ふるさと納税を1万8千円(理論上の最大値)したとします。
すると翌年の住民税は6万円となります。
何もしない場合との差額は1万6千円、月額で1,300円の差になります。
大したことないようにも感じますが、金額に反映されない「返礼品」が加わります。
例えば1万円で、お米10kg程度はゲットできます。
そしてこれは一回限りではなく、毎年行うことが可能です。
当然、若いうちに気づけばその差はもっと大きくなります。
働いて得た大切なお金です。
同じ税金を払うなら、一円も無駄にしたくないじゃないですか?
だからね、まずは少額でもいいから『一歩目』を踏み出してほしいなとちょっと思っちゃいます。
共同正犯
スシロー、厳しい対応に出ましたね。
色々な意見はあると思うのですが、私自身は訴訟の提起は賛成です。
自分の子供が…と思うと反対なんですが(笑)、企業としては当然の対応だと思います。
岡野弁護士も仰ってるように、意図していない軽い気持ちでやったことでも損害をが生じている以上、その責任は問われても致し方の無いことだと考えます。
そして、忘れがちなのがやはり「共同正犯」です。
動画を撮っている人を含め、周りにいる人もその責任(損害賠償)を連帯して負う可能性があります。
要はやらかしてる現場にいた人も、共犯
ということです。
今回の教訓として、
巻き込まれないよう・共同正犯にならないために
①やらかしている本人を止めること
②その場から去ること
です。
Go to SR #15 社労士試験って難しいですか?
社労士試験に合格して、ちょくちょく職場の人からの頂く質問。
「社労士試験って難しいですか?」
最初はなんか少し嬉しかったのですが、よ~く聞くと
『なんか、大福さんでも(ごとき)合格してるんだからいけるんじゃないか?』
な感じなんじゃないか?と思うようになってます(笑)
いや、なめんな( ゚Д゚)
ただ、改めて考えると難易度を伝えるのは難しいです。
私は不出来な部類なので足掛け3年かかりました。
逆に印象的な出来事があります。
当時勤めていた会計事務所の公認会計士が
「社労士か~、どんな感じなんだろう?」
と、過去問をさらさらっと解いて…
「うん、思いのほか難しいんだな…」
と言って選択式35点・択一38点くらいと、言ってました。
見栄を張ったのか?本当かどうか?
今となってはわかりませんが、たぶん本当なんでしょう。
地力で言えば、初見・ノー対策でそれ位は得点できるとは思います、公認会計士なら。
まぁ、その情報は不確実ですし(何より自分の心が折れそうなんで)とりあえず「合格率」で難しさを伝えています。
そうすると『合格率平均6%なんだね、結構高い?』なんて言うんですけど…
「いや、受験生1,000人中940人は不合格ですよ?」
とお伝えすると、「大福ごときでも合格できる試験」として聞いてきたはずなのに(?)
(『え、なに???そんな激ヤバな試験に合格してる大福さんって危なくない?』)
的な目でこっちを見てる様な気がするんですよね( ゚Д゚)?
以前、講師の方が「少なくとも労働・社会保険分野だけで言えば、司法試験を超える問題もある」なんて言ってたくらいですからそういう意味では簡単ではないんだろうな?
とは思うのですが、正直…偏差値30代の農業高出身の私でも合格できる試験です。
ただ一つ実感として言えることを一つ。
それは、会計分野に比べセンス・才能はあまり要求されないということです。
法律系の社労士・行政書士などは時間をかけて、構造を理解し、最低限の数値を暗記する努力を続けさえすれば必ず合格には辿り着けるということです。
そういう意味では、「少なくとも毎日3時間・1年以上休みなく学習を続ければ合格できる難易度」というのが…しっくりくるように思います。