大福 blog

病院勤務の総務・労務担当者の日常です。社会保険・時事をメインにお話を。2022社労士試験合格(未登録)

コウノドリ

こんばんわ♪大福です。

給与計算真っただ中です。

 

今月は住民税の更新が大きなタスクとしてあります。

また、社会保険・賞与にも影響を及ぼす地味に重要な月なので緊張感を(そこそこ)維持して最後まで駆け抜けたいと思っています。

 

さて…今週もいってみたいと思います!

 

 

コウノドリ

行きつけの献血会場・横浜Leaf(神奈川)は書籍が豊富です。

漫画、ビジネス書、乃木坂46の写真集もあったりと数百冊は余裕であります。

で、私は自分が読んだことの無い本を読むようにしてるのですが、今読んでいるのは

コウノドリ|モーニング公式サイト - 講談社の青年漫画誌

です。

 

医療もので産婦人科のお話しです。

7年位前に綾野剛さんでドラマ化されてたな…

なんて何気なく手に取ったのですが、これはあきまへんね( ゚Д゚)

 

要所要所で泣きそうになるんですよね?

献血中に涙したら、ほぼ間違いなく看護師さん来ますよね?

「痛みますか!大丈夫ですか?!」

みたいな感じで、一人でならまだしも看護師の習性で複数人来ますよ?

それで

「いや、漫画に感動して…( ;∀;)」

なんて言ったら、次回から影で『コウノドリ』って弄られますよ。

間違いなく(笑)

 

テーマとしては色々あるのですが…

・未成年の出産

・救急と産科の関わり

・妊娠初期の辛さ などなど

 

個人的には育休・女性活躍推進の担当者にはぜひ読んで欲しいな…と思います。

例えば…

・妊婦への心臓マッサージやAEDの留意点

・産気づいた時の対応方法

子育て支援センターの役割

など、業務に直結する知識が多く掲載されています。

 

それと…心に響く言葉もたくさん。

『妊娠しない男性には大変さが伝わらなくて当然だけど、理解してもらうことが大事』

岸田首相、聞こえてますか~?

少子化対策を進めるってことは、命を懸ける女性が増えるってことですよ?

理解されてますか?

 

それ、労働時間じゃないんですか?

「給与って時給じゃなくて分給って聞いたんですけど?」

「始業前の打刻から給与って発生するんじゃないんですか?」

 

最近、…感覚的には働き方改革が動き出したころ位からぼちぼち頂く質問・相談で、最近増えつつあります。

今回このことを解説していきたいと思います。

(序盤で逃げを打つようで申し訳ないのですが(笑)、労働時間については複雑なのかなりわかりやすさ重視で解説します。)

 

「給与って時給じゃなくて分給って聞いたんですけど?」

まずこちらから。

これはその通りです。

労働基準法上では働いた分は給与を払いなさい、としています。

また、労働時間の切り捨ては一定の場合を除き禁止されています。

具体的には一か月の残業時間30分未満切捨て・以上は切り上げはOKみたいな感じです。

一般的に15分単位/1日などが多いと思うのですが、これは明確にNGです!

厚労省:労働時間の切り捨てはダメ!

 

次に

「始業前後の打刻から給与って発生するんじゃないんですか?」

です。

具体例で

打刻08:50~始業09:00~休憩01:00~終業18:00~打刻18:21

この場合

打刻08:50~始業09:00

終業18:00~打刻18:21

の31分は時給あるいは残業代が発生するのか?

という問いです。

 

この時の考え方は案外シンプルで、「それは労働時間と評価できるか?」という切り口から考えます。

◎労働時間として扱われるもの

・始・終業の着替え

・上司からの指示による、始業前の机拭き

・ミーティング など

 

これは「明示」「黙示」を問いません。

終業直後に「これ朝一で必要な資料だけど、任せるから」みたいな実質的に労働を強制する様な場合「俺は残業しろとは言っていない」的なのは通じません。

 

で、ここからが判断が難しいゾーンです。

まず「歓送迎会」です。

参加が強制であればそれは「労働時間」に当たります。

またそれに付随する送り迎えも業務中と評価され労災になったケースもあります。

次に「勉強会・研鑽系ミーティング」です。(これは本当に多いです…)

判断ポイントは…

・参加を強制されてないか?

・不参加でも不利益な扱いを受けないか?

概ねこの二つを聞いて判断しています。

 

この二つで厄介なのは参加は自由だけど、参加費などは会社が出しているようなパターンです。

心情としてプレッシャーを感じてないか?黙示の強制参加になっていないか?

などちょいひっかかりを覚えます。

 

さて、このグレーゾーンの事前対応としては、多少めんどくさくてもやはり会社としてスタンス(強制ではないこと、評価に影響しないことなど)を明確に書面などで発信することをススメています。

 

さて

 

ここまで書いたことなどをうけて

・残業代を払わないといけないかもしれない…(会社)

・よっしゃ!残業代もらえる(スタッフ)

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ただ、個人的には払う必要はありません。

もちろん

・明らかなにNGなケース

・精緻に判断するケース

もあることを前提にしてですが、働いている皆さんに問います。

 

「会社にいる時間、すべて働いています?」

「タバコ休憩なお多めに休憩してませんか?」

「同僚と業務と関係ない、雑談してませんか?」

「なんなら、ネットサーフィンしてませんか?」

 

もし、会社に1分単位で給与を要求するのであれば、上記の仕事以外の時間も申告(マイナス)すべきです。

でなければ、フェアじゃなくないですか?

それでも要求します?

 

思考が昭和、と言われればそうなんですが…

もっと持ちつ持たれつ、大らかになりましょうよ('ω')ノ

 

Go to SR #16 直前期の過ごし方

各予備校から直前期の過ごし方の情報発信があります。

受験生時代の素朴な疑問。

「それ本当?合格につながるの?」

今回、アガルートの武田講師のYouTube解説動画へのアンサーソング的な感じで合格時に私はそうだったのか?

検証したいと思います!

(アガルート受験生の時に竹田講師とはお話したことあるので、この動画をチョイスしました)


www.youtube.com

◎直前期のオススメの過ごし方

 ①過去問をつぶす(正答率を100%に)★★★

  ➡正答率は100%はいってた。

   +選択式対策のためもありほぼ毎日やってた。

 ②重要法改正の確認 ★☆☆

  ➡最低限。模試とそのおまけで確認するくらい。

 ③模擬試験を受験する(点数は気にしない)★☆☆

  ➡TAC、大原、LECの大手を全受験。

   基準点割れが無ければ良しとしていた。

 ④横断的な学習(類似点の整理)★★☆

  ➡ほとんどしていない…。

 ⑤数字の暗記 ★★★

  ➡死ぬほど意識していた。

   裏紙に写経の様に書いたり、暗唱したり…。

   超直前期は数字の幻視がちらほらくらいちょっと追い詰められてた(笑)

 

④横断的な学習(類似点の整理)

についての補足。

各予備校で「横断整理講座」みたいなのがあるのですが、私はそれは受講してませんでした。

なんというか…整理すればするほどごちゃついちゃって(笑)、合格年は一切やってませんでした。

横断整理された情報を覚える

のではなく

自分なりに整理していく

という感じです。

より具体的には過去問をシリーズごとに解くという方法です。

例えば「遺族年金」であれば、労災・厚生年金・国民年金の3過去問を横に並べてざくざくっと解くみたいな感じです。

 

×NG4選

 ①新しいテキストを購入する

  ➡勉強開始から一冊だけ。

   読み込みはせず、確認程度。

 ②問題演習から離れる

  ➡毎日問題解いてた。

 ③ノートづくりに時間をかける

  ➡ノート作ったこと無い(笑)

   裏紙にかいては捨てての繰り返し。

 ④試験の情報収集やデータ分析

  ➡…そんな暇があったら数字の一つでも覚える。

   感覚的にそんなの無駄な気がしてたし、何より余裕が無かった。

 

ざっくりですがこんな感じです。

個人差はあるにせよ、講師の仰ってることにズレは無いと思います。

 

最後に仰ってたのが「本試験への意識」。

会場・試験の雰囲気に吞まれない!

ですね。

 

これはその通りです。

… …

… … …

まぁ、時効だと思って白状します。

嫌いにならないでくださいね('ω')?

 

試験当日

「こいつらご苦労なこった。大福の合格のための生贄みたいなもんだよ(へっ)」

「試験に呑まれる?こっちが吞んでやるよ(へっ)」

みたいなこと一瞬だけよぎってました。

 

一周回って吞まれてたのかもしれませんが、少なくとも委縮はしてませんでした。

これは30以上の資格・検定の受験経験とピークを当日に持ってこれたのが大きいと思います。

 

この呑まれないためにどうすれば良いか?

ですが、シンプルなのは模試を予備校で受けるのが一番良いと思います。

 

はい、そんわけで残り2か月余り。

徐々にさらにきつくなる時期に突入しますが、体調に注意して参考にしていただければと思います。